転勤族の妻が看護師として再就職活動できる話

会員登録 ログイン
メニュー
#2413 2023/12/19UP
転勤族の妻が看護師として再就職活動できる話
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

ここでは、転勤族である方向けの就職ポイントを紹介させて頂きます!
国家試験に合格するとどこでも働ける看護師!そう思われていることも事実です。しかし!転勤族の妻をしながらの看護師、就活どうする!?そんな私の経験を元に、ご紹介させて頂きたいと思います。

【看護師の現場はなぜ人手不足?】

まず!看護師といったらイメージ…
・お堅い仕事
・責任ある仕事
・職に困らない
・常に人手不足
・女社会で怖い
・3K(きつい、汚い、危険)
といったイメージが湧くのではないでしょうか?
このイメージ、ほとんど正解です!!!
ここでお話する、転勤族の妻をしながら就職活動を成功させる方法は、上記に記載した通り、常に看護師の人手不足、職に困らない。というところのお話になります。
実際のところ、看護師はまだまだ男性が少なく、多いところで男性看護師は病棟に4人いるか居ないか、ですので、女性社会であることが多いかと思います。
男性にはなくて、女性にはあるもの…「出産!」それに伴う「産休」「育休」によってマンパワーが一気に減ることになります。(少し話は逸れますが、不思議と特に妊娠ってなぜかうつるんですよね…)
ですので、病院に在籍している看護師は病院の中でもどこかの病棟で誰かしら、産休育休が無限ループに起きているのが現状です!
また、看護師は人の生き死にを見る場面も多く、大きい病院では特に精神的に病んでしまい、休職する看護師も少なくありません。
それによって、人手不足が常に起こっています。

【私の自己紹介】

ここでサクッと私の自己紹介をできたらと思います。
普通の高校生活を経て、高校卒業後、看護専門学校に入り、卒業後に中規模の病院に就職。
入職1年目で転勤族である公務員の夫と結婚し、退職。
退職後、第1子を出産、現在子育て中。
来月から再就職予定で転勤予定です。
今後も何ヶ所転勤するか不明な状態です。
私自身、最初に就職した病院か普通に病棟やオペ室、外来等もある病院でしたが、全国展開などしていない法人グループでしたので、全国的には拠点はありませんでした。
ですので、結婚した時点で転勤族なのは分かっていたので、もう私の看護師生活おわった?と思いました。
面接受けても落ちる落ちる。
滑りまくりでした。
原因は「経験値」と「転勤」でした。
途方に暮れてましたが、面接の「経験値」は高くなっていたので、いろんな試行錯誤をして、就職することができました。

【転勤族の就職は難しい?】

実際のところ、転勤族は看護師として就職活動するところから難しさを感じるかもしれません。
「転勤をする可能性がありますか?」
これは結婚している場合、面接の際聞かれる鉄板の項目です。
その時、転勤族だと「はい、可能性はあります。」
それしか言えませんよね!?
ではどうしたら就職しやすくなるか、③点ほどいくつかポイントをご説明します。
これから紹介するポイントは、特に経験が浅くても成功する可能性が高いですので、安心して読んでいただけたら幸いです。

①国立機構病院に就職する

夫が転勤になったとしても国立機構病院は全国的にある為、自分も転勤が可能になります。
離職することなく、もちろん給料も下がらないで転勤できるのは、大きなメリットとも言えると思います。

②看護師派遣をする

看護師派遣といったら、ナースパワーなど色んなサイトもありますが、期間を選ぶことが出来ます。
1ヶ月まで、3ヶ月まで、6ヶ月まで、など自分のライフスタイルに合わせて期間を選ぶことが出来ます。
では、派遣のメリットとして、比較的給料が高い。
企業側からの派遣ですので、他人に迷惑かけることなく職場を離れることが出来る。などが挙げられます
逆にデメリットとして、短い期間で職場に慣れないといけない為、経験スキルが必要になってきます。
また、どこに配属になるかもギリギリまで定かではない事もある可能性があるので、広い知識も必要な場合があるようです。

③パートとして採用してもらう

パートとして入職する人の多くは、子育てなどのライフスタイルの変化によって、パートとして働く人が多いでは無いでしょうか?
しかし、前述の通り病院は看護師の人手不足です。
猫の手も借りたい日も多々あります。ですので、パートでもいいから来て欲しいのが採用する側からする本音だと思います。
ここで少し注意する点としては、「転勤族の妻」ですのでパートといっても、クリニック等は厳しい話なかなか採用されません。
クリニックは小規模で少人数で外来を回しているので、人が1人居ないだけでとても大変なのです。
ですので、クリニックはパートといっても採用されないことが多いです。
ここでのパートは病棟などがある病院をおすすめします。
かといって、病棟があるから病棟に配属、とは限りません。
病院によっては、子育てとかで行事などもあるならパートで平日のみの外来の方がいいだろうと、判断されるケースもあります。
ですので、色々職場や家族に相談しながらライフスタイルに合った就職ができたらいいのではないでしょうか。

以上が転勤族でも採用されやすい、転勤族の妻である、この③つのポイントを説明しました。

ここからは番外編になります。
前述の経験が浅い看護師とは異なるのですが、
看護学校の教員!
この職業も転勤族の妻をしながら就職しやすいです。
実際に私の通っていた学校で、転勤族の妻をしながら教員をしている先生が居ました。
その先生は、面接の時点で期間を決めて学校に就職したと言っていました。
その先生に限らず、看護学校の先生は入職、離職が多かったように感じます。
「あれ?この前のあの先生は?」と、看護実習で数日学校に行かずに、久々に学校行くとこのような会話が聞こえてくることもしばしばありました。
しかし、看護学校の教員は経験年数が5年以上~と求人を出しているところか多いです。
現場を知らずに、これから看護師になる生徒に教えることは難しいので、いくら医療の知識があっても5年以上から!と定めている所が多いようです。
なぜこの看護学校の教員が、おすすめできるかというと、全ての教員が日勤帯の平日勤務というところです。
看護学校によっては土曜日も授業があるところもあるようですが、日祝は必ず休みになります。
子供が学校などに通っていると、学校行事、部活動など色々予定が入ってくるかと思います。
病棟があるような病院などは常に入院している患者さんがいるので、シフト制が多いです。
しかし、このような場合固定休があることで、予定が立てやすいのは、子育て世代の看護師は大きなメリットだと思います。
また、全ての人が日勤というメリットとしては、夜勤や当直などがある病院だと、そのような勤務につく人に気を遣う必要が出てきます。
ですので、全ての教員が日勤帯での勤務というところは精神的にも、そこまでの苦痛はないように思います。
看護学校の教員は、生徒に教えることが大前提ですので、教えれることができるほどの知識と経験が不可欠です。また、看護実習の指導もしていくことになりますので、実習先の病院などの指導者と生徒の間に挟まれながら連携をとる必要もあります。

転勤族だから就職は無理だよね…と看護師を辞める必要はありません!
自分のライフスタイルに合った看護師、転勤族の妻をしながらでも絶対にできます!
自分が持っている国家資格、一生懸命勉強して頑張って取った資格です。
きついことも多く、学ぶことが多く、日々勉強の毎日かもしれませんが、看護師としての仕事のやりがいはどこに行っても、感じられる他の職業にはない、素敵な職業だと私は思います。
これから高齢化が進み、疾患を抱える人も年々増えていくと思います。
ぜひ、転勤族だからと諦めないで頂きたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
案外、転勤族の妻でも看護師として再就職できるんじゃ?と思ってきませんでしたか?
これから看護師として返り咲く方々の背中を押し、勇気になることができたら幸いです。
看護師として働く全ての方々に健闘を祈ります。
読んで頂いた方々に心より感謝申し上げます。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop