育児休暇明けが迫る中で、転職活動して希望条件に合った看護師求人を探す方法

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#758 2019/07/09UP
育児休暇明けが迫る中で、転職活動して希望条件に合った看護師求人を探す方法
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看護師は女性が多い職場なので、比較的産休や育児休暇は取得しやすい環境といえます。実際育児休暇を取得して、そのありがたさは理解できましたが、子供が生まれることで家族の生活環が変わることは誰にでもあることです。ライフワークバランスを踏まえ、自身の希望をかなえた求人募集がある職場へ転職した実例をお伝えします。
 

育児休暇が明ける手前で、転職する方法

数年前、育児休暇取得した後、同じ職場へ復帰するべく準備をしていたところ、問題が発生しました。

以前の職場は育休が明けて復帰したら、夜勤は基本必要だとされていました。そこで、夜勤に入る準備のために夫と話し合いを必要としましたが、急に夫が転職することになり、夜間の手助けがもらえないことになりました。

それまでは特に問題もなく,勤務日を相談しながらなんとか協力して看護師として夜勤をこなしながら働いてきました。でも夜間子供の面倒が見る大人がいないとなると、夜勤はできません。

当時の職場には夜間保育というものがなく、家族の協力は欠かせませんでした。

そこで自身の両親にも依頼してみましたが、介護が必要な身内がいたので当然のように断られました。さて、看護師を続けたいけど、夜勤ができないという現実に直面することになりました。

看護師を続けるかどうか迷った結果

夜勤ができないとなると、看護師の職場としては限られてきます。どうしたらよいか迷っていると、友人から転職活動するときにいろんな方法があることを知らされました。

ハローワークで求人を探すとき、夜勤がないのは診療所だけでなく、デイサービスや施設で働くという方法があるということ、また正規雇用にこだわらなくても、パートタイム雇用もあるということでした。ハローワークに行くと様々な形態で看護師を雇用していることが分かりました。

またしばらくハローワークには足を運んでいなかったのですが、デイサービスや通所系・在宅系の看護師の求人が増えているのが驚きでした。

でも紙面を見ているだけでは状況がよくわからないですし、何より自身の希望としてキャリア面を重視すると、病院の病棟での勤務がしたいと思っていたので探すのが意外と大変でした。

転職活動の幅を広げることの大切さ

でも病棟勤務となると夜勤がつきものです。看護師の人数が少ないところはなおさらです。

また勤続している病院にも事情を話して話し合いをする必要がありました。

病棟勤務希望で夜勤はできない、と勤続していた病院には相談しましたが、折り合いがなかなかつかず結局は退職することになってしまいました。

なかなか条件が良かった病院だったのでやめることは辛かったですが仕方がありません。そこで、自身でもハローワークの求人を中心に病棟の日勤勤務の条件で探してみました。

でも窓口の人は親身になって探してくれました。幼児を連れていても予約していれば、保育もしてくれましたし、医療福祉を専門に探す窓口もあり、ゆっくり仕事探しと向き合うことができました。

でも希望に合う職場はなかなか見つかりませんでした。新規採用が終わった時期だったせいもあり、時期も難しかったのかもしれません。

新規採用が終わった時期だったのか、なかなか良い条件のところは募集がありませんでした。

そこで転職活動に、人材紹介会社を併せて利用してみることにしました。

転職活動は一つではないということ

ハローワークの求人募集を利用して気が付いたことは、情報はたくさん出ていますが、細かなこと、例えば対人環境であったり、患者さんの雰囲気、経営者の方針、機械などの充実度などは行ってみないとわかりません。興味があるからといって、全部訪問して面接を受けるということは、まず不可能に近いでしょう。

そこは友人など業界の人もいるので聞いてみるというのは、情報取得の方法としては有効ですが、かと言って全部の病院の情報があるわけではありません。

そこで頼ったのが、看護師を扱っている人材会社です。

各サイトを見たり、使ったことが在る友人などから聞いて、3社ほど登録しました。
地方に在住していることもあったので、直接面会して人材会社の方とはなすということは難しかったのですが、電話で経歴の詳細を話し、必要な手続きは郵送で行いました。

個人担当がついてくれるので、自身の希望や条件を言いやすいということ、また希
望に沿った職場探しや求人の照会をしてくれました。


また行きたいという職場には直接連絡を人材会社の方から入れてくれるので、連絡を待っていれば面接を設定していただけたので、小さな子供がいる当方としてはとても助かりました。またハローワークには出ていない情報もありましたし、件数も希望に合ったところから選択できたので、ずっと悩む必要もありませんでした。

件数がある程度絞られていることで実際は選択しましたが、行きたいなら面接は全部でも行ける状態でした。

育児休暇明けで転職活動することも1つの選択肢

小さな子供がいると、外出ひとつとっても大変です。

子供を預けられるところがあれば転職活動もしやすいですが、育休明けだと保育所や託児所を探しても、なかなか受け付けてもらえず困ることが在ります。

ハローワークのように窓口で求人募集の情報提供と保育をしてくれる制度もありますが、予約が必要だったり、出向く必要があったり、結構大変です。


でも人材会社を利用すれば、自分は子供と自宅で待機していれば連絡をいただけるので、面接のことだけ気にしていればいいという利点があります。担当者にも細やかな自分の希望が伝えたれるので、意思疎通がしやすいということも言えます。

ただ担当者と直接面会できないことが在るので、自分の希望を伝えたつもりになっていることでも、求人者サイドに伝わり切っていないこともありますので注意が必要です。

いくつかの方法で転職活動をしてみて感じたことは、育児休暇があけて勤務条件が変化したとしても、小さな子供を連れていても、転職活動はできるということです。また家族構成が変わることで、今までのようには働けないことで妥協しなくてはならないことも出てきます。子供は自分の希望通りには動いてくれません。

でも、直ぐあきらめるのではなく、希望をきちんと伝えて他の人の力を借りることで、自分の知らない情報を知ることができること、また探してみればどこかに自分の希望に近い新しい職場は見つかる可能性があるということです。

転職活動には1カ月ほどかかりましたが、希望に近い日勤病棟勤務の仕事の求人があり、転職を無事にすることができました。

まとめ

いかがでしたか。
育児休暇明けで転職活動もままならない、外出してまで小さい子供を連れていきにくい、などと思ってあきらめていることはありませんか。

でもあきらめないで求人を探していれば、希望に近い求人が見つかることもあります。利用できる制度やサービスを使って、少しでも快適な転職活動ができることが在ります。

自分と家族の状況をみつつ、少しでも希望に近い求人を見つけて転職できるといいですね。参考にしてみてください。

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