アセスメントを行う時のコツとは

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#2529 2024/04/12UP
アセスメントを行う時のコツとは
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看護過程の一環として重要となるアセスメントは看護計画の作成に必要な情報を収集して分析、診断するという内容ですが、アセスメントが苦手と感じている人も多いのではないでしょうか。アセスメントを行う際のコツを理解することで、苦手意識を解消させることができるようになります。

看護分野におけるアセスメントは看護過程の一環として看護計画の作成に必要な情報を集めてから分析して診断することを意味しており、看護過程としてまずは行うのがアセスメントです。
その後は看護診断や計画立案、そして看護の実施や評価というプロセスとなっていきます。アセスメントなどは一度したら終了というわけではなく、このプロセスを繰り返し行うことが必要です。重要なプロセスの一つとなるのがアセスメントであり、必要不可欠といえます。
一般的にはアセスメントのプロセスとしてPDCAの段階を踏んでいて、まずは計画を立てそれを実行に移してその後に評価して改善していくというのが一連の流れです。

一口にアセスメントといっても客観的情報と主観的情報があり、客観的情報はフィジカルアセスメントで得た患者さんの状態や検査のデータ、既往歴などがあります。
客観的情報は主観的情報とは違い視覚化や数値化可能な情報となっていて、検査の結果や皮膚の状態といったものになります。

主観的情報は問診で得られた情報が当てはまることになり、実際に患者さんと会話をするなどコミュニケーションを取ることで得られる情報となります。
つまりコミュニケーション能力の高さというのは、アセスメントを行う上でかなり重要なポイントとなることは間違いありません。
体調不良を訴えている場合でも腹痛や頭痛、めまいや食欲不振だったり悩み事などあらゆるもの存在しています。
このような体調不良に関しては、日頃から患者さんとしっかりコミュニケーションを取っていたり観察していないとわからない部分も多いです。患者さんから入ってくるあらゆる情報をアセスメントとして看護記録に残したり収集した情報を元にし、疾患や症状、そしてこれまでの看護経験による知識を照らし合わせて整理し、それぞれの患者さんに対してどのようなケアを行っていくことがベストになるのかを判断するといった流れとなります。

数いる医療関係者の中でも患者さんにとっては最も身近な存在となるケースが大半なのが看護師であり、医師相手には言い出しにくかったり、この程度のことは言わない方が良いかなと悩むような内容でも看護師には話してくれることは多いです。
日頃から患者さんをしっかり観察したりコミュニケーションをとることによって、一般的な通常を基準にするのではなくそれぞれの患者さんの通常を知っておくことができらようになります。そうすることで些細な変化や異変にも気がつくことが出来るようになり、事態の悪化を未然に防げたり早期治療にもつながっていきます。

基本的なアセスメントの書き方として、まずは患者さんの反応を書くことから始めましょう。
アセスメントの視点から見た患者さんの反応を書いたら、次に反応が起きた原因を記入していきます。患者さんの反応を引き起こした原因と、反応を助長している誘因を記入していきましょう。
患者さんの反応をチェックして改善する手助けになることがわかれば、それも記入していきます。患者さんの反応から今後どのような経過を辿っていくのかを推測して記入するといった流れです。

最終的なゴールはどこなのかをはっきり認識することや、アセスメントを行うことの目的を明確にすることもスムーズにアセスメントを書くためには必要となってきます。いきなり一つに絞り込むのではなく、幾つかの「かもしれない」をリストにしておくようにしましょう。最初の候補が間違っていても「かもしれない」リストがあれることによりすぐに切り替えて他のケアに向けて取り組んでいくことができるので、無駄な時間も大幅に軽減させることができます。「かもしれない」だけなら素人でもリストアップしていくことができますが、有力候補を絞り込んでいくためには知識も必要不可欠です。患者さんの体調や病状に異常がないとそれで良しとしてしまいアセスメントに記入せずに終わってしまいがちですが、異常がないのも重要な情報にかるのでしっかり記入する必要があります。

アセスメントを行う際に注意するべきポイントの一つが、思い込みで情報収集しないようにするということです。
決めつけてしまうのはもちろんのこと、きっとこうなんだろうといった仮説を立てて情報収集を行ってしまうと、収集する情報に対して偏りが発生します。先入観や思い込みのない目線で患者さんを観察することが大切であり、思い込みは持たずに情報を収集しましょう。

当然のことですがアセスメントを行なっただけでは看護ケアにはならず、看護計画にしっかり活かすことでアセスメントを行った意味や価値が生まれることになります。
アセスメントに基づいてどのような看護ケアを行っていけばよいのか、看護計画を立てていくことが大切です。看護の計画に関してはより具体的に設定し、実行しやすく記載することもポイントとなります。
その際に気をつけなくてはならないのが、誰がみても理解できる内容にするという点です。自分だけがわかれば良いのではなく、誰が見てもわかるようにしておき同じケアができるようにしておく必要があります。

苦手意識を持つ人も多いアセスメントに強くなるには患者さんとの信頼関係が重要となってくるので、いかにコミュニケーションをとって患者さんに心を開いてもらうかがポイントです。
優れた看護師でも、コミュニケーション能力に乏しいとアセスメントが苦手なままになってしまい根本的なことができないままになってしまいがちです。アセスメントに関しては得意不得意も当然ありますが、少しでも良くするためには得意な先輩や同僚を参考にしたり自分のアセスメントを見てもらいアドバイスしてもらうことも必要になります。
自分の癖も出てしまうことが多いのがアセスメントでたり、癖により内容が理解しにくくなっているケースも多いです。少しでもアセスメントを上達させたいのであれば、セミナーに参加してみるのも一つの手段です。
自分では気がつくことができなかった根本的な問題だったり、思い込みから間違えていたことに気づかされることも多く、セミナーに参加することにより明らかにアセスメントが向上する人も多くなっています。看護ケアの第一課程だからこそ、アセスメントは重要であり技術を高めておくことが大切になります。

アセスメントの必要性を理解できていない人も稀にいますが患者さんのケアを行う前にはそれぞれの状態を把握することは必要不可欠であり、アセスメントも欠かせない過程といえます。
ケアを実施した後にはケアにより患者さんの状態がどう変化したのか、もしくは変化はなかったのかをチェックするためにアセスメントを行うことになり、看護を行う上でもアセスメントは必要不可欠です。
アセスメントの目的として忘れてはならないのが、患者さんの健康上の問題を把握するということ点です。
主観的情報と客観的情報を解釈して統合することにより、患者さんの看護上の問題部分を分析していって患者さんが抱える問題の優先度を知ることで、看護ケアの方向性を明らかにすることができます。
アセスメントを行なう時には病名をはっきりさせなければと考えてしいがちですが、無理に病名を決めつけてしまうとケアがスムーズに進まなかったり失敗するケースもあり、また一からやり直さなくてはならないことにもつながるので気をつけましょう。

まとめ

アセスメントは看護過程の中で重要でありまず最初に行うものだからこそ、慎重に行うのはもちろん先入観を持たずにさまざまな視点から患者さんをみることが大切になってきます。苦手意識を持ってしまう看護師も多いですが、患者さんとコミュニケーションをしっかりと取ったり、先輩看護師からのアドバイスをもらう、セミナーや勉強会に参加することでアセスメントの苦手意識もなくすことができます。

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