求人探し・転職をする際のポイントや必要なスキルを経験に基づいて教えます。

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#759 2019/07/10UP
求人探し・転職をする際のポイントや必要なスキルを経験に基づいて教えます。
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看護師の転職に関するアドバイスやポイントを自身の経験も踏まえてお伝えしたいと思います。看護師の求人は他職種と比べて多く、転職が一般的でハードルが低いものとなっています。ですが、きちんとした準備・選び方をしないと転職失敗という結果になってしまう為、そうならない為にも以下の点を参考にしながら慎重に進んでいきましょう。
 

転職で失敗しないための病院選び

転職をする際、皆さんはどのようなことを考えて転職に踏み切るのでしょうか。

きっと大半の方が「今の病院に満足していないから」と答えるかもしれません。

中には自身のスキルアップのため転職を考える方もいると思いますがこれも今の病院に満足していないのと同じです。では転職をする際、求人に求める条件とはなんでしょうか。給料、人間関係、福利厚生、立地、忙しさ、設備など・・・。こちらに関しては皆さんバラバラです。

ではこの条件、どうしたら知る事ができるのか。

実は、「病院見学」でほとんど解決できるのです。


私はこの「病院見学」が転職の際一番大事なものだと思っています。

病院のホームページや求人サイトから得られる情報が1としたら病院見学は100。それくらい病院見学は大事なものです。

さらにこれは自分のみでなく、病院側にとっても同じです。新人の採用は正直、何もわからないまま入ってくるので、病院がその人に合わせてゆっくりと育てていけば良いのですが、中途採用はそうは行きません。

病院側の条件にあった人材が欲しいわけですから、誰でもいいからといった考えは大変危険です。もちろん自身も条件にあった病院で働きたいわけですから、お互いの考えがマッチしなければ入職した後失敗してしまいます。

そうならないため、病院見学を通してお互いを少しでも理解する事が大切なのです。この病院見学ではまず自分の意見をしっかりと伝える事、さらには教えてもらえる限りで病院の利点欠点を聞き出す事が大切です。病院見学は一次面接だと思う事がポイントです。

転職に必要なスキル

続いては転職に必要なスキルについてです。

転職をする際、何らかのスキルを持っていたほうが有利となる場合があります。

しかしそれは単に目で見える資格だけではありません。ここでは私の経験をふまえて3つほどご紹介したいと思います。

コミュニケーション力

まず1つ目は「コミュニケーション力」です。これは看護師として働く上で最も重要なスキルだと考えています。

チーム医療が今の医療の基本となるこの業界では適切なコミュニケーションを取ることが医療の質を高めるために重要です。

さらには、インシデントやヒヤリハットを起こさないためにも、自己完結せずに適宜コミュニケーションを図ることが大切です。人と話すのが苦手という消極的な方は沢山いらっしゃいますが、その苦手意識をなくすことが何よりもスキルアップする近道だと私は考えております。

認定資格

2つ目は「認定資格」です。看護師には各分野で様々な認定資格が存在します。

例えば、循環器ではINE(インターベンション エキスパート ナース)、呼吸器では呼吸療法認定士など難易度の高いものから比較的容易に取れるものまで様々です。


認定資格を取得することのメリットとしては、取得後の業務に対するアセスメントや考え方が変化していくということです。

より専門的な知識を得ることにより、高度な評価が行えるようになります。さらには転職の際、履歴書にその旨を記すことができます。

私にはコミュニケーション力がありますと書いたらあまり説得力がありませんが、認定資格を持っていれば第一評価としてはプラスになります。

またこの認定資格には「認定看護師」という、いわば看護師のプロフェッショナルに位置する資格があります。当然試験も難しく、研修もありますが、熟練した技術と知識をもった看護師であるため、大変貴重な存在です。

公立病院クラスでさえこの資格を持っている方が少ないため、難しいですが目指す価値は大いにあります。

リーダーシップ


3つ目はリーダーシップです。転職を考えている方は3年目から5年目に多いと良く聞きます。その頃の看護師さんは殆どがプリセプターという新人教育にあたったことがあるのではないでしょうか。

自分のスキルアップも勿論大切ですが、そのスキルを若手に伝える事はもっと大切な事です。


ラダーやリーダーの研修を受けながら着実とそのスキルを磨いていく事が転職先でも役に立つでしょう。またその他に、一つのスキルアップとして学会への参加、発表をオススメします。

学会は各地から様々な病院が集まり、色々な演題で発表を行うため、外の世界を知る事ができて大変有意義です。そこから、自身の病院に持ち帰って日々の業務に生かすこともできれば、転職先の候補を探すきっかけにもなります。また、発表を行うことは教科書で勉強することよりも何倍も勉強になり、そこでコミュニティーが広がり意見交換の場にもなります。日々の業務を行いながらの準備は大変ですが、やって後悔することはありません。

転職をする際気をつけること

転職をする際、現在の職場には転職する旨を早めに伝えるといいでしょう。

そうする事で病院も次の人員調整の目処がつきやすかったり、今の病棟の仕事負担が少ない影響で済むからです。転職先の病院が決まってから伝えるようでは病院も慌ててしまい迷惑をかけることになります。

最低でも三ヶ月前までには伝えましょう。私は実際に1年目には転職をする旨を伝え、それをモチベーションにして1年間やるべきことをやりました。

その方が気持ちも楽になり、病院見学の都合もつきやすいからです。また求人サイトや転職サイトはあまり活用しすぎない事が重要です。

サイトに載っている求人は、なかなか人が集まらずとりあえず人が欲しいといった内容が多い印象を受けます。面接、採用まで意外と淡々と進み、入職してからのギャップに驚く可能性があります。求人が出るか出ないかは別として、私は自分のやりたい事がある、または行きたい病院のホームページに直接いく事をオススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は以上のようなポイントを簡単に説明させていただきました。病院を選ぶ際、どんなに良い病院でも必ず欠点があるため、その欠点を許容できるかしっかりと考えて選ぶようにしましょう。

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