失敗しない転職のために?私の失敗例から学ぶポイント

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#547 2019/01/03UP
失敗しない転職のために?私の失敗例から学ぶポイント
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現在、看護師として転職をお考えの方、これか、転職をしたいと考えている方へ、後悔しない、失敗しない転職のために、私の転職失敗談をご紹介します。

転職を決めたきっかけ

看護学校を卒業後すぐに就職し、地元で一番大きな総合病院の透析室で勤務していました。子供が2人おり、夜勤が難しかったため、転職を考えはじめました。
そして、10年以上同じ部署におり、新しいことを始めてみたいという冒険心もありました。

1度目の転職!甘く考えていた

在職中に3つの転職サイトに登録。担当の方から何度もご連絡をいただき、ここはどうですか?私の条件を細かく聞いてくださって、より条件の良いところを探してくださいました。

しかし、私自身が転職を甘く考えていました…。

臨床現場での看護に少し飽きてきていたのと、新しい世界に飛び込んでみたいという冒険心から、私はそれまで全く知らなかった『治験コーディネーター』という職種を知ることとなります。

全く初めて聞く職種でしたので、色々と調べました。ですが、ここが落とし穴だったように思います。

転職に前向きであったため、頭に入ってくる情報を、自分にとって都合のいいように解釈してしまうのです。

今思えば、リスクや不利益にも目を配ることができるのですが、その時の私は、『今の職場よりも悪いところはない』という根拠のない前提があったように思います。(辞めてみると、元いた職場がとてもいい職場に思えるのです…。気付いた時には時すでに遅し…。)

そのため、治験コーディネーターについて知れば知るほど、魅力的でカッコいい面しか見えなくなりました。

とはいえ、全く知らない職種にいきなり飛び込めるほど度胸もなく、転職サイトの担当さんに、治験コーディネーターが少し気になっていますと話をして、すぐに転職に向けて動いたりはしませんでした。

しばらくして、転職サイトの担当さんから連絡がありました。治験コーディネーターの会社から、是非一度お会いして話をさせて欲しいと連絡が来たのですが、話だけでも聞いてみませんか?と。そこで私は、自分も気になっていた職種でしたので、話を聞いてみたいと思い、二つ返事でお願いします!とお返事しました。

そしてその日が来ました。話を聞くと、

朝は9時に出社。担当する治験の病院へ行き、決められた治験に同行する。それを製薬会社側に結果報告する。会社へ戻ってくる。

というような、わりとサラッとした説明でした。

疑うこともなく、転職を決めてしまい、面接のみで就職できてしまいました。会社側としては、総合病院に10年以上勤務していた経験を買ってくださったのと、その病院とのパイプができるためだったようですが、その時の私には知るはずもなく…。ここから波乱の日々が始まりました。

治験コーディネーターになったあとの日々

初出勤の初日。9時に出社と言われていましたが、初日のため、30分早く出社しました。するともう他の社員は出社しており、みんなで掃除をしていました。そして10分後には朝礼が始まりました。その時点で、あれ?9時に出社のはずが8時40分から朝礼とはどういうこと?と思いました。

朝礼では80人ほどの社員の前でその日の担当がスピーチ…。聞いていない、私もやる日が来るんだと思うと、初日から不安しかありませんでした。

そして、実務のオリエンテーションが始まりました。しかし、今まで新しい人が入ったケースがあまりないからと、指導計画はほぼなく、あなたを教えながら、それをケースに今後の計画にしていくからと。面接の際、初めての職種で不安ということを伝えると、指導者がしっかり教えてくださるという話だったのですが…。

初日の半日で、もう辞めたくなりました。

話が違うことばかり、でもみんな知らない人ですから、誰にも言えません。初めての転職で失敗したくないのと、人間関係を良好に保ちたいという思いから、不満は飲み込んで笑顔で明るく振る舞いました。

実務の話が進むにつれて、更に不安は深まります。

被験者さんの治験に関する検査の準備はコーディネーターが行うため、その準備のために、7時半には病院にいる必要があると。

子供がいることは面接で伝えており、9時より早い出勤は出来ないことは伝えていました。面接の時には、9時に出社してもらえればいいからと言われていたのですが。
残業もほとんどないと言われていましたが、被験者さんの担当医によっては、外来が長引いてしまうこともあり、診察が終わるのが遅くなり、その後に先方に報告書を上げなければいけません。17時までの勤務のはずでしたが、19時を過ぎることもありました。

その他、治験は全世界共通で行われるため、英語でのやり取りや、膨大なマニュアルは元の外国語を直訳されたものがほとんどのため、読み込みが非常に難しいです。時には電話で海外の方とやりとりすることもありました。英語が苦手な私にはこれも酷な話でした。始めに教えてもらいたかったですし、私の情報収集不足でした…。

その後体調を崩し退職

ひどい転職をしてしまった、前の病院に戻りたい…毎日後悔の日々でした。

そして、転職して5ヶ月後、治験中の被験者様が、治験とは別の疾患が原因で、突然お亡くなりになられました。そうなると、治験が原因でないという証明が必要になります。ドクターとアポを取り、膨大な書類を準備して、外国語のマニュアルや資料、報告書を読み込み、海外の人とやり取りをして…。

全くこの職種のことを知らないのに、会社の人からも何も教えてもらえず、地獄のような日々でした。

そして、ついに朝起きると、声が出なくなり、顔の痙攣が起き倒れました。受診をすると、仕事は1ヶ月間休まなければいけない状況になりました。

しかし、休んでいても、仕事のことを考えると眠れず、そして、休んでいても、当然ながらその治験の処理はストップできないため、私の代わりに処理をすることになった社員さんから、問い合わせが続きました。そんな状況を見ていた主人が、もう辞めさせて欲しいと会社側へ訴えました。

その後も非常にもめました。簡単には辞められませんでした。それは当然です。

これだけ大変な処理を残して、逃げるように退職してしまうのですから。でも、なぜ入ったばかりの人間ひとりに、ここまでの処理をたった一人でやらせるのか、なぜ誰もフォローにつくことができなかったのか。それが悲しかったです。

私の転職体験から学ぶ皆さんにお伝えしたいこと

私は、転職イコール明るい未来しか想像していませんでした。そんな浅はかなのは私だけかもしれませんが、今、転職を悩まれている方は、明るいことだけでなく、しっかりとリスクにも目を向けていただきたいと思います。

そして、出社時間の前に、みんなで揃って何かやることはないのか。新しい職種であれば尚のこと、一つ一つを細かく想像して、こういう時はどうするのか、指導体制は整っているのかなど、確認してから転職することを強くお勧めします。また実際の働いている現場を見学させていただけると良いかと思います。

今回、治験コーディネーターについてマイナスのイメージを与えてしまう表現になってしまったかもしれませんが、しっかりとした指導体制のもと、協力しあって取り組んでいける体制であればとてもやりがいのある仕事だと思います。是非、興味のある方は、よく会社側と話をした上で検討されてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私のように、転職に前向きになり過ぎるあまり、リスクを考えずに突っ走ってしまうと、非常に残念な転職になってしまいます。転職後の自分の姿をよくよく想像すること。目先のことにとらわれずに先を見通すこと。面接を受ける側だからと遠慮しすぎず、必要なことはきちんと確認をするようにしましょう!

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