施設介護と在宅介護の違いとは??

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#338 2018/06/08UP
施設介護と在宅介護の違いとは??
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一般的に介護の仕事と言っても施設介護と在宅介護と2つあるのをご存じですか?今回は在宅介護と施設介護の違いについてご説明します。

施設介護

特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、特定施設(有料老人ホーム)、グループホーム(GH)等に勤務して、利用者様の介護を行います。食事、排泄、入浴だけでなく、離床、臥床、普段着やパジャマへの更衣、洗顔、整髪、歯磨き、車椅子や手引きでの移動etc・・・。日々の生活全てに関わる事になります。その他にも体操やレクリエーションを行ったり、有料施設であれば買い物に行ったりする事もあります。利用者様に一番関わりのある仕事です。日々やる事が決まっているのでルーチンワーク的なところがあります。

施設介護では無資格でも募集をかけている施設も多いので、介護未経験の方でも就職、転職がしやすいです。勤務時間は早出7:30頃~16:00頃、日勤8:30頃~17:00頃、遅出①11:00頃~19:30頃、②15:30頃~0:00頃、夜勤①17:00頃~翌日10:00頃、②22:00頃~翌6:30頃と時間帯が分かれています。夜勤は、①の場合だと17時間拘束で2日勤務扱いと長時間の勤務になります。②は普通の1日勤務扱いになりますので、翌日も夕方から勤務なんて事があります。施設によって夜勤の時間帯は変わりますので、夜勤業務に就く事も考えている方は勤務時間の確認もしておく方がよいでしょう。施設は当然365日稼働していますので、シフト制になります。施設では常に他の職員がいるので、何か困った事があればすぐに助けを求める事がでるので未経験者でも安心して業務に就けます。

在宅介護

訪問介護事業所でホームヘルパー(HH) として勤務する形です。ケアマネジャーの立てた居宅サービス計画書に沿って、利用者様の自宅に訪問して介護を行います。訪問している時間は20分や40分、60分等、居宅サービス計画書で決められています。自身で利用者様宅まで移動する必要があります。介護の内容は身体介護と生活援助に分かれます。
身体介護は食事、排泄、入浴介助等です。直接利用者様の身体に触れる為、これらは無資格では業務に就くことができず、初任者研修や介護福祉士の資格が必要となります。施設で無資格者が利用者様に身体介護を行えるのは有資格者の見守りや指示の下に介助を行っているという考えの為です。訪問介護は一人で利用者様宅に訪問して、一人で行いますので、有資格者の見守りや指示がない為危険であると言う事になっています。

生活援助は掃除や調理、買い物等、直接利用者様の身体に触れない業務です。こちらは無資格でも業務に就く事ができます。ただ無資格だと身体介護が行えない為、多くの訪問介護事業所は初任者研修や介護福祉士の資格所持が要件となるところが多いです。無資格であれば就職、転職をするのは難しいかもしれません。また訪問介護は一人で利用者様宅に伺う為、施設と違い、すぐに誰かの助けを呼ぶ事はできません。訪問したら利用者様が倒れていたなんて事もありますので、その際の対応も自身で行う必要があります。もちろん、事業所に電話をして指示を仰ぐ事になりますし、必要であれば救急車を呼ばないといけない場合もあるでしょう。一人で業務を行わなければならないという事で、未経験者であれば施設介護よりもハードルは高くなるでしょう。逆に経験者であれば、時間に融通の利く働き方が出来るので、施設介護よりも良いかもしれません。いずれにしても自分のライフスタイルに合った働き方ができる職場を探すのが大事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
介護の仕事と言っても 施設と在宅とに分かれています。施設でも在宅でも利用者様にとって生活するのに必要な支援です。
介護の仕事を探す上での参考にしてみてください。

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