介護職を目指している方、転職を考えている方に必見です!一言で介護職といっても、様々な業種があります。また、会社によっては1つの業種のみを経営している会社や様々な業種を経営している会社と介護業界の会社でも様々です。
ここでは、私の経験をふまえながら3つの介護職についてご紹介します。
介護職の種類と選び方
私は現在就職して3年目ですが、1度転職しました。同じ介護職で3年間働いていますが、1年目にもっと様々な介護職を経験できる多く展開している会社で働きたいと感じ、転職を決めました。
デイサービスとショートステイ
1年目に働いていた会社は、デイサービスとショートステイのみの展開でした。私が配属されたのはショートステイでした。
ショートステイとは、児童や障害児・者、高齢者の心身の状況や病状、その家族の病気、冠婚葬祭、出張等のため一時的に養育・介護をすることができない、または家族の精神的・身体的な負担の軽減等を図るために、短期間入所して日常生活全般の養育・介護を受けることができるサービスのことです。
2〜3泊するご利用者様が多く、また月に1回や毎週週末のみといった定期的に使われる方が多くいました。
そこでの仕事は主に食事、入浴、起床就寝準備です。ショートステイは早番、日勤、遅番、夜勤と4交代で行われました。夜勤は14時間勤務で、1フロアしか稼働しない時には20時から朝7時まで1人での勤務だったので、緊張感と疲労ですごく疲れたのを覚えています。
夜勤をしていたことで、自分の身体のバランスが悪くなってしまったこともあり転職を検討しました。介護職自体はすごく自分に合っていると思ったので、様々な介護職を経験できる介護業界で大きい会社に就職しました。
訪問介護とは
2年目からは訪問介護や訪問入浴、デイサービスやショートステイ、有料老人ホーム等介護業界では多々展開している会社に就職しました。
そこで配属されたのは訪問介護です。
訪問介護とは、利用者が在宅のまま自立した日常生活が出来るよう、訪問介護員などが利用者宅を訪問して、介助面における「身体介護」や家事面における「生活援助」を行うサービスのことで、ホームヘルプと呼称することもあります。
まず、訪問介護での良いことは時間通りに仕事が終わることです。
1人ひとりにかかる時間が決まっているので、ご利用者様の体調が変化したり、何かが起こることがない限りは残業や時間が伸びるといったことはありません。また、1対1での業務になるので、ご利用者様とゆっくりとお話しできる時間が取れたり、その時間中には1人の方にしっかりと接することができることです。
施設での介護は、大人数をその半分以下の職員で見るようになります。そのことで、多少はバタつくことやご利用者様同士でもこちらで優先順位をつけてお手伝いすることになってしまいます。ですが、訪問介護は1対1の業務になるので、1時間なら1時間丸々その方に尽くすことができます。
ですが悪い点は、仲良くなれば仲良くなるほど線引きが難しいということ。介護保険を使用してのサービスになるので、生活の最低限のお手伝いのみが基本になります。そのため、お願いされているサービスしかしてはいけないのです。なので、元々入っているサービスがお風呂掃除のみだとしたら近くにある洗面台の掃除もしてあげたいな。と思ってもしてはいけないのです。
時間が少し余ったからといって、違う部分のお手伝いはしてはいけないので、お願いされても断らなければならないことが少し心苦しいこともありました。
デイサービスの特徴
3年目に配属されたのはデイサービスです。現在も継続してデイサービスで働いています。
デイサービスとは、専門施設に短時間介護を依頼できるもので、主に在宅で介護を受けている高齢者が通って利用するサービスです。デイサービスは通所介護ともいい、送迎付きで食事や入浴、レクリエーションなどを受けられます。
身体を動かすことや、仲間ができる社交の場を提供しすることで気分のリフレッシュを図り、閉じこもりを防止、孤独の解消や、ストレスの軽減、精神面での維持向上を図ります。これに加え、一定期間介護が必要な高齢者を預かってくれるという点で、毎日介護を行っている家族の負担軽減も大きな役割も担っています。
また、デイサービスには最低1人の看護職員が在中しているため、体調不良等急変があったときには対応することもできます。
デイサービスの良い点は、スタッフのみんなと協力して働けることです。
また、ご利用者様も基本的には自立を目指している方が来る場所なため、身体は元気な方が多く通っています。なのでご利用様に顔や名前を覚えて頂けたり、一緒に何かを作り上げることも多くできます。明るい職場というのも良い点です。また訪問介護と違い、1対1ではないため、ご利用者様の体調不良があったときに自分1人で判断しなくてもよいということです。相談ができるため、自分がわからない症状でも看護士に判断を任せることができたり、看護師に聞きながら経験を積むことができます。
私的に悪い点は、お風呂等で時間がないときに流れ作業のようになってしまうことです。どうしても時間に限りがある業務の中で、1人ひとりに丁寧に接したいのにできないことがあります。そこが私はなんか違うな。と思ってしまうことがあります。
私が現在就職している会社では、自分の希望にできるだけ対応してくれる会社のため、自分の希望に応じて介護現場を変えることができます。私は20代のうちに様々な介護業を知りたいと考えているので、この会社で各介護業を経験していきたいと考えています。
1年働くと丁度その店舗にも慣れてやりやすくなってくる頃ですが、1年働くことでその業種の良いところ、悪いところも見えてきます。今のところ自分に合っていると思うのは、訪問介護ですが、まだ老人ホームや訪問入浴等経験していない業種があるので、もっと経験していきたいと思っています。
まとめ
いかがでしたか?
一言で介護職といっても様々で業種によってたくさんの違いがあることがお分かりいただけたかと思います。介護職は世間では「辛い」と言われています。ですが、やってみるとご利用者様から直接ありがとう。と感謝されたり、達成感があるのも確かです。
色々な介護経験をしたい方、この現場で働きたいと心に決めている方。介護業界を盛り上げていきましょう!
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