企業に転職したい看護師へ!候補を絞り込むコツは?

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#2182 2023/05/07UP
企業に転職したい看護師へ!候補を絞り込むコツは?
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企業に転職したい看護師はどこを選んだら良いか迷ってしまうでしょう。看護師としての資格や経験を活かしたいという気持ちがあると、なかなか候補を絞り込めずに悩んでしまいがちです。どのような絞り込み方をしたら良いかを手順を追いながらわかりやすく紹介します。

#看護師として企業で何をしたいか考える

企業に転職したいと思ったら、何をしたいのかをまずはよく考えてみましょう。看護師は病院やクリニックなどの臨床現場で働くこともできます。看護スキルを直接的に生かせるという意味では、看護師の資格も経験も生かせるので理想的です。ただ、企業で就職したいと思っているときには何か理由があるはずです。他にやりたいことが見つかった人もいれば、臨床現場は自分には合わないと思っているという人もいるでしょう。主にこの二つのパターンがあるので、それぞれについて企業での仕事についてどう考えたら良いかを紹介します。

・やりたいことが見つかった看護師の場合
もしやりたいことが見つかったのなら、その目的を達成できる仕事を探しましょう。看護師としての資格や経験を活かせると転職しやすいのは確かですが、資格にこだわらずに転職先の企業を探すのがおすすめです。まったく新しい分野にチャレンジすることもできるので、本気でやりたいことに取り組めるように転職活動を積極的に進めましょう。
看護師の資格や経験を活かせるという意味では医療・介護・福祉・メディアといった分野が典型的です。やりたいことが医療に関する情報発信ならメディアが適しています。看護師を育てたいと思ったなら、看護師の専門学校や大学・短大などの養成機関が転職先の候補です。介護を必要としている人に医療の受け方を教えたいという場合には、介護施設や役所などが転職先として考えられます。全然違う分野にも転職可能なので、やりたいことをできるだけ具体化して企業を探すのがおすすめです。

・臨床現場が合わないと思った看護師の場合
臨床現場が自分には合わないから転職したいという看護師の場合には、次の仕事で何に携わりたいかを明確にすることから始めましょう。臨床現場に苦手意識があるなら、患者などの看護をする必要がある現場は避けて企業を選ぶのが大切です。看護師の資格を生かしたい、医療や福祉に興味があるという場合には、業界は変えずに前向きにできそうな仕事を考えましょう。
例えば、製薬企業でMRをすると医療知識や現場知識を活かして働くことができます。治験コーディネーターや臨床開発モニターなら、医薬品や医療機器、新しい治療方法の開発に携わることが可能です。医療に貢献したい場合にはこのような働き方が魅力的でしょう。介護の場合にも介護器具の営業やマーケティングに携わったり、コールセンターで介護施設からの問い合わせに対応したりする働き方があります。看護師が不足していたのが臨床現場がつらかった理由なら、教育や啓蒙に努めるという選択肢もあります。
看護師が活躍できる分野を広くとらえるのも重要なポイントです。例えば、看護師の仕事に役に立つアイテムを開発している企業で働くのも良い方法です。エプロンなどのちょっとしたアイテムに工夫をするだけで使いやすくなることはよくあります。現場で働いていたからこそアイデアを出せるので、今までの経験を活かせる仕事です。他にも医療システム開発をしている企業や、クリニック開業をサポートしているコンサルティング企業なども候補にできます。看護師としての経験があるだけで転職の選択肢は広がるので、できるだけ視野を広げてやりたい仕事ができる企業を見つけるのが大切です。

#転職サイトを見て「看護師」で検索する

何をやりたいかがイメージできてきたら、転職サイトで「看護師」とキーワードを入れて検索してみましょう。看護師の資格や経験を活かしたいときには効果的な探し方です。具体的に何をやりたいかが決まっているなら、「看護師 MR」、「看護師 コールセンター」などといった形でキーワードを組み合わせて検索すると希望の求人が見つかりやすいでしょう。まだ具体的な職種が決まっていない段階なら、「看護師 教育」、「看護師 営業」、「看護 経験」などといったキーワードの組み合わせで探すのも良い方法です。看護師の資格や経験にこだわらないけれど、医療や福祉に貢献していきたいという場合には「医療 営業」、「福祉 カウンセリング」などといったキーワードの組み合わせ方がおすすめできます。

検索をしてみるとイメージしていた企業以外にも、関連するさまざまな企業の候補が見つかります。興味を持ったら求人票を詳しく読んでみて、やりたいかどうかを考えてみましょう。転職サイトでの検索を通して意外な出会いがあることもよくあります。自分がやりたいと思っていたこと以外にも興味がある仕事が見つかる場合もあります。
転職サイトは看護師専門のサイトもありますが、総合的に取り扱っているサイトもあります。両方とも使ってみるとどのような求人が世の中にあるのかがわかるのでおすすめです。看護師の専門サイトでは資格や経験を活かせる企業が見つかりやすいですが、大半が臨床現場で働く看護師の募集なので探しづらい場合もあります。総合サイトを利用すると幅広く探せるため、意外な出会いが多くて本気でやりたいことに出会えるチャンスが広がります。

#応募して面接を通して相性を考える

企業に転職するには求人を見つけて応募し、選考を受けて内定をもらうことが必要です。ただ、内定をもらえたとしても転職しなければならないわけではありません。他社も受けているという説明をして、最終的には断ってしまっても問題ありません。興味を持った企業の求人には応募して面接を受けましょう。面接は厳しい試験と思われがちですが、転職の場合には新卒採用の就職活動とは違って企業での面接は必ずしも厳しくはありません。お互いを深く知り合って、相性が良ければ内定を出すというスタンスのことが多くなっています。面接を通して企業が目指している目標や具体的な仕事内容もわかり、転職先として選ぶべきか、やりたいことができるかを見極めることが可能です。また、求人票を見ているだけではわからなかった魅力や問題点が見えることもよくあります。看護師としての経験を活かせる可能性があるのかどうかも面接をしてみると見極められるでしょう。
看護師が企業に転職するときには医療や福祉の臨床現場という狭い業界から外に出るので、「井の中の蛙大海を知らず」だということを認識しておきましょう。興味のある求人には応募して積極的に面接をしながら外界を学ぶのが大切です。やりたい仕事が見つからないときにも効果的な方法なので、少しでも興味を持ったら応募してみるのがおすすめです。

#複数の内定をもらって比較する

本命の企業が決まって応募し、内定をもらえたならそのまま転職をしましょう。迷う気持ちを持ちながらいくつかの企業に応募してみたという場合には、できるだけ複数の企業から内定をもらって比較するのがおすすめです。特に臨床現場で働くのが自分に合わないといった考え方で転職しようと思った人は、内定をもらえるとすぐに飛びついてしまいがちです。ただ、その現場で本当にやりがいのある仕事ができるとは限りません。複数の内定を手に入れられると冷静に比較できるようになります。少なくとも二社から内定をもらうまでは雇用契約をせずに、他社も検討していると伝えておくのが無難です。比較した結果としてどちらも一長一短で良くないと思ったら、他社を受けて納得して働ける職場に転職しましょう。焦らずにより良い転職先を探すのが企業に転職するときには特に大切です。

まとめ

企業に転職したいと思っている看護師はまずはやりたいことを考えてみましょう。具体的に思いつくものがあるなら、その仕事ができる企業を探せばOKです。具体化できないときには転職サイトで検索してみるとイメージができてきます。面接を受けるのもやりたいことを見つけるきっかけになることが多いので、ちょっと興味を持ったら応募してみましょう。

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