医療・看護・介護職への就職の面接に必要なスキルとは?

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#1347 2021/02/06UP
医療・看護・介護職への就職の面接に必要なスキルとは?
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医療・看護・介護など、人と密に関わる仕事への就職を希望している皆様にとって、重要かつ大きな壁である面接。一体どうすれば突破することができるのでしょうか。ここでは、面接を突破するために必要なスキルについて、私自身の経験も含めた内容を伝授したいと思います!

看護や医療、介護という職業を選んだ皆様はきっと人とのコミュニケーションが好き、人のお世話をしたり、誰かの役に立ちたい、と考えている方が多くいらっしゃるのではないか、と思います。
しかし、かくいう私、実は人とコミュニケーションをとるのはすごく苦手なんです。そんな私が何故、面接の難関を突破し、看護師という職業で希望の病院に就職できたのかを皆様にお伝えできればと思います。
それでは本題に入ります。まず、面接を突破するために必要なこととは一体何でしょうか。見た目でしょうか。それとも学歴でしょうか。はたまた表情や立ち姿からにじみ出る人間性でしょうか。答えは、ズバリ!見た目です。人は、見た目でその人のことを瞬時に判断する能力を持っています。いわゆる直感、に似たような感覚でしょうか。皆様にもこんな経験はありませんか?
例えば、初対面の人に対して、この人なら悩みを打ち明けれそう、と感じたり、この人とはウマが合わないな、と感じたりすること。一度や二度はあるのではないか、と思います。人は初対面の相手に対し、瞬時に他者を評価・判断する力を持っています。それは自分を守るために必要なスキルとして習得してきたものです。これを面接に置き換えるとすると…。面接官からすると、見た目での判断は、患者様や利用者様を守るために必要な要素、ということになります。ということは、やはり“見た目”は面接を突破する上ではとても重要な要素となってくるのがお分かりいただけたかと思います。
では具体的に見た目はどのように磨くのか、というところが気になるところですよね。
そう、見た目は、身に着けるもので変化します。しかし、身に着けるものを変化させることで、見た目はクリアできる!そう思ったあなた、実はそう簡単ではありません。
自分の内側から出てくる人間性も見た目を構成する要素として重要な役割を果たすのです。面接官はその人となりを見極めるプロです。身なりを整えるだけでは足りないのです。

では、人間性は、一体何でどう磨けばいいの、ということになりますよね。簡単に言うと、人間性、とは価値観の一種です。言い換えると、自分の人間性は自分の価値観によって作られているのです。誰一人として同じ人間がいないのは、価値観が無数に存在していて、その無数の価値観の中から、厳選された価値観を個々が選んで個人を作り上げているためです。
だからこそ、価値観は人それぞれ違うのです。そんな自分と違う価値観を持った人のことを否定したり、けなしてしまったり、認めなかったり、していませんか?自分が正しい!と自分の価値観を人に押し付けたりしていませんか?
もちろん、自分の価値観を自分で認めてあげることはとても大切ですし、自分を認めることや自分への自信を持ち続けるためには必要なことです。
しかし、それだけでいいのでしょうか。他者にも同じことが言えると思いませんか。自分と価値観の違う他者がいたとして、その人が、誰からも認められなかったら一体どうなるでしょうか。自分で自分を認めることもできなかったら、、。どれだけ孤独で楽しくない人生でしょうか。
どんな人でも一人一人、存在価値があります。それを私たちのように人と密に関わる職業に就く人たちは知っていないといけないのです。自分の価値観と違う他者を認めることはそう簡単なことではありません。
しかし、人間性を磨くためには、まずは他者を許すこと、から始めてみましょう。あの人のことはどうしても許せない!と思ったあなた、それではこう考えてみてはどうでしょう。
例えば、理不尽に上司に怒られたとしましょう。そんな上司にこのように思いをはせてみるのです。あの人にはあんなに理不尽に他者に怒りをぶつけなくてはならないようなイライラがあったんだな、と。客観的に上司をみて、上司の心の内を汲んでみるのです。そうすることで、人間性、あなたの価値観レベルはどんどん上昇し、他者へも自分へも優しい自分になれるのです。
そうして積み重ねてきたことが、身に付けるものでは出せない見た目を表現してくれるのです。他者への思いやりを身に付け、人間性を磨くことで、面接官の鋭い目、他者を判断・評価する力に鋭く切り込むことができるのです。
また、人間性を磨くことで、就職した後でも仕事のやりがいに差が出てくることは皆様にもお分かりいただけると思います。
それでは他に必要なこととは何でしょう。
そう、仕事スキルや学歴です。仕事スキルや経験、学歴はその人が即戦力としてふさわしいかどうかを判断する材料となります。新卒での就職活動であれば、学歴だけでなく、学校内での積極的な活動や生活態度、アルバイト経験なども重要な情報となるでしょう。
また、面接時に経験してきた内容について具体的に説明することで、更に好印象を与えることができると思います。例えば、私の場合は、学生時代に接客業でのアルバイトをしていました。
アルバイト経験はその接客業一つでしたが、そのアルバイトで接客に必要なスキルや技術を身に付け、会社で初となる高校生で、セールスに関するトレーナーという地位を勝ち取った経緯がありました。また、一つやる、と決めたらとことんやり通すことをモットーとしてアルバイトにも励んでいました。
その経験とその経験によって得たものをダイレクトに面接官にぶつけたことで、私、という人物を大きく印象付けることができたと思っています。学生であっても、そのような経験は自分にとって大きな味方になります。もし、アルバイト経験や、学校での活動がなかったとしても、自分の長所が必ずあるはずです。その長所、自分の誇れるところを前面にアピールするとよいと思います。まっすぐに伝えることで誠意は必ず伝わりますよ。
また、転職活動による就職では、今回の転職に至るまでの経験を職務経歴書などを通じて詳細に記載することはもちろんのこと、体験してきたこと、経験してきたことによって得たことを具体的に伝えることで、面接官にどのような経験があって、どのような場面でその人の持ち味が前面に出されるのか、どのような部署で飛躍が期待できるのか、といった、就職後の具体的なビジョンについて想像させることができます。
その経験は、もちろん医療や看護・介護といったことがベストだと思いますが、それだけではなくてもよいと思います。例えば私の場合だと、志望動機について聞かれたとき、よくありがちな病院の理念に感銘を受けた、などといったことは一切使わずに返答をしました。
その返答内容は、「一人目の子育ての時に、常に煮詰まっていて、いつも不安にさいなまれていましたが、買い物に出かけたり、子供を連れて歩いていると、必ずと言っていいほど地域の人が、かわいいね、ママ頑張っているね、と声をかけてくれました。そんな優しさに溢れた地域の人に対して今度は自分が何か力になりたい、恩返しをしたい、と思ったため、地域の人と密に関わることができるこの病院を選びました」と返答をしました。
実体験を踏まえた内容で返答することで、面接官の頭の中に、その時の様子が想像されます。それは、あたかもそこに自分がいたような感覚を起こし、印象に強く残すことができます。
上記のような面接対応をすることで、今まで、アルバイトの経験なども含めると、8回の面接経験がありますが、全て落ちることなく内定を頂くことができました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?面接を突破するために必要なスキルについて、お分かりいただけたでしょうか。いかに相手の印象に残るかがカギです!そのためには人間性が溢れた見た目や、介護や医療・看護に特化した経験だけでなく人間味のあふれた経験が重要となってきます。また、それを言葉にするスキルも重要でしょう。
自分を磨くこと、そして、言葉で自分を表現すること、それが面接突破への近道ですよ!

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