就職時に役立つ!面接官が教える、履歴書に作成ポイント

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#1685 2022/01/05UP
就職時に役立つ!面接官が教える、履歴書に作成ポイント
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新卒の方や、転職を考えられている方は就職の際に志望先に”履歴書”が必須となります。
何気なく書いている履歴書でも、面接官や雇用採用者は履歴書を見ているポイントがあります。
ここでは、履歴書作成時のポイントをご紹介していきましょう。

【履歴書の作成時注意するポイント】

面接をする際に、その方が今までどのような仕事をしてきたのか、最終学歴まで知ることのできる”履歴書”
自分をよく見せようといいことを書いても、数々の面接をしてきている面接官の目をごまかすことは不可能です。
面接官や人事採用者は履歴書のどこをどのような目で見ているのか、ご紹介しましょう。

1 写真撮影時の注意ポイント

履歴書には、ご自身の写真を貼付する欄があります。
「写真だけ貼っておけばいい」などと簡単に考えていると面接時マイナスのポイントになってしまうことがあります。
面接官は、写真まできちんと見ています。
見ているポイントとしては
・きちんと枠内に貼付しているか
・服装はきちんとしているか
を見ます。
写真を枠内に貼れてなかったり、斜めになっていたりすると丁寧な仕事ができないと思われてしまうこともあります。
また、写真撮影の際に胸元が開いた服やしわが目立つ服装では、その時点でかなりマイナスとなってしまいます。
写真撮影時はスーツ、または普段着でもシャツにジャケットやカーディガンなどを羽織るなどちょっとした気配りをしましょう。

2 学歴や職歴はきちんと正確に記入

学歴は入学、卒業年度と月まできちんと記入しましょう。
わからない場合はネットで年齢早見表などを活用して調べる方法があります。
転職などで職歴がある方は、前職の入社、退社年度や月などきちんと記入します。
面接官は、どのくらいの期間で転職を繰り返しているのか、などチェックしています。
あまりに前職の就職期間が短いと、面接時に退職理由など聞かれることもありますが、きちんと嘘をつくことなく、しっかりと答えましょう。ここで、嘘をついてしまうと、問い合わせをされたりする可能性もあります。
特に医療機関は、医療機関同士での連携もあり看護師の情報など聞くことなどもありますので、きちんと答えるようにしましょう。

3 免許や資格があれば全て記載する

就職する際には、ご自身が持っている免許や資格など約に立つことがあります。
ここでは、しっかりと自分をアピールするために、どんなに些細な資格でも書いておいて損はありません。
看護に役立つ免許や資格があれば、記載することで面接官の興味を引くことができて
かなり高ポイントとなります。
持っている免許や資格を生かした仕事を振ってくれる場合もあると思いますので、
必ず細かく記載するようにしましょう。

4 趣味や自己PRはしっかりと

面接をしていると、よく趣味の欄が空白になっている方が見かけます。
趣味がなくても、自分が好きなことなど何かしら記載しておくほうがよいですね。
趣味の欄に記載があると、それでも話が広がることがあり面接官とのやり取りがよくなります。
長所や短所など自己PRをしっかりと記入しておくのもよいでしょう。
面接官によっては、趣味などから緊張を和らげるために趣味など確認をして話を広げて、
リラックスさせてから面接に入ろうと考えている面接官もいらっしゃいます。
そのため、趣味の欄など記載があると、それをもとに話を振って広げることができるので
どんな些細なことでも記載しておくように心がけましょう

5 志望動機もしっかりと記載

履歴書には志望動機を記入する欄もあります。
志望動機も空白になっている方がたまにいますが、ここはしっかりと自分の思いを正直に記入するようにしましょう。
・思い描いている仕事内容
・自分の想像する看護師像
・希望する仕事内容や希望勤務時間など
自分の希望を記載することで、面接の場で実際の仕事内容と希望されている内容の相違や
勤務希望をどこまで組んであげることができるのかなどがわかります。
面接の場でお互いの希望、希望に添えない点など話し合うことが出来るので
就職してから「こんなはずではなかった」と後悔することも少なくなります。
お互いの相違を少なくするため、志望動機は細かくまたご自身の希望も含めて
細かく記載することをおすすめします。

6 作成後は全体の見直しをする

履歴書を一通り作成し終えれば、全体の見直しをしましょう。
空白の欄はないか、誤字脱字がないか、文章でおかしい点はないか自分で読みかえします。
・写真のバランスは整っているか
・学歴や職歴は抜けていないか
・自分の免許や資格はすべて書いてあるか
・自己PRは書けてあるか
・志望動機や自分の勤務希望はしっかり書けているか
以上の項目を見直ししておきましょう。

【面接官が履歴書を見るポイント】

面接官の立場から履歴書をみるポイントがあります。
面接官にもよりますが、そのポイントを押さえていけばかなり好印象を
残せるでしょう。

・面接官にもよりますが、まず相手が緊張しているのが伝わると場の雰囲気を
和ますために、全く違う話を振って会話することがあります。
先ほども少しご紹介しましたが、履歴書欄の趣味や免許や資格欄を埋めておくと
話題にもなりますので、記載しておくのがよいでしょう。

・前職を辞めた理由は必ず聞きます。時に数か月で退職し転職を繰り返している場合は
雇ってもすぐに辞められたら・・と雇用する側は考えてしまいます。
れっきとした退職理由があれば、そこまで気にすることはありません。
受け答えの段階で、嘘をついている方はすぐにわかります。
自分に不利になることでも、正直に答えてもらえるほうが好印象を持てます。

・履歴書を提出されたときに、「字が汚くてすいません」と言われることがあります。
字が綺麗や汚いなどは気にしません。字がうまくなくてもきちんと書いてあれば
履歴書を見ればわかります。逆に字が綺麗でも、適当な内容であれば人柄が出るので
マイナスポイントです。
字が上手い、下手は関係なく相手が読めるよう丁寧に書きましょう。

・履歴書や職歴書は1つの判断材料でしかありません。
特に看護師となれば、1番重要となるのは人柄です。印象の悪い人を雇う病院はまず少ないでしょう。
大きな大学病院での経験があり履歴書自体には何も不備がなくても、面接で落とされる可能性は大きいです。
面接官は直接会うため、やはり履歴書より人柄を重視するでしょう。
人事採用者が直接面接するとは限りません。病院によっては面接官、人事採用と部署がわかれていることもあります。
履歴書は面接をしていない部署が合否の判断材料にしますが、直接会った面接官に印象なども聞き参考にすることが
ほとんどでしょう。

・写真は丁寧に貼付すること
・嘘偽りなく学歴や職歴をすべて記載すること
・免許や資格は些細なものでも記載すること
・自己PRはしっかりと記載すること
・自宅からの通勤時間もしっかり記入
・志望動機の欄は自分の勤務希望も含めてしっかり記載すること

正直、履歴書では希望者の学歴や職歴は把握できますが、それ以上に見ているポイントがあります。
それは、“人間性”です。
どんなに高学歴でいいことばかり履歴書には書いてあっても、直接お会いする面接時に
相手の人柄や印象がわかります。
身だしなみ、話し方、顔の表情、振る舞い、雰囲気などである程度その方の人となりが
わかるものです。
履歴書は雇用する側の合否判断の1つにすぎません。あくまでも面接でも印象が大切となります。
看護師不足は色々な医療機関で共通しているので、多くの求人は出ていますが、
募集したからといって全員雇用されるわけではありません。
看護師は特に、お会いしたときの第1印象や人柄を重視することが多いです。
これから就職する方や転職をご検討されている方は、面接する際の1つの参考までに
していただければと思います。

まとめ

履歴書を書く立場からと、面接官の立場からとでご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。
面接は履歴書だけが合否のすべてではありませんが、あなたのことを知ってもらう第1歩の段階です。
自分のアピールをしっかりとして、相手に伝えることが大切です。

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