ブランクがある看護師さん、履歴書の書き方は大丈夫ですか?

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#533 2018/12/20UP
ブランクがある看護師さん、履歴書の書き方は大丈夫ですか?
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転職活動や就職活動がしばらくぶり、という看護師さんいませんか。学生ならば、指導教授がついて一から指導してもらえますし、模擬面接までしてもらえますが、社会人はそういうわけにはいきません。

でも就職活動はみんな同じです。

現役に近い人は困ることは少ないでしょうが、中には子育てが終わってしばらくぶりの就活というひともいるでしょう。そんな時に最初にぶつかるのが履歴書の書き方です。そこで書き方のポイントを医療職の立場から見ていきましょう。

 

履歴書の書き方

まず基本的なことは、手書きの場合、楷書で丁寧にわかりやすく書く、これは基本中の基本。字の上手下手ではありません。それと構成項目を必ず埋めて書くといういことです。

大まかな自分の所在、学歴、職歴、就職目的や取得免許や合格証の取得で、審査官は就職希望者の概要を見ていきます。

丁寧に書くということで、性格を見られていることもあります。アピールのあまり、字を大きく書いたり自分で勝手に項目を抜かしたりすることは、履歴書のバランスが悪くなったり、項目が埋められてないことで、教養や性格の細かいところや好みを見られます。

また、項目を抜かしてしまうと面接まで進んだとしても、ぬかっている項目を再度聞かれる時間となり、自身をアピールする時間が減ることも考えられます。基本を守って書くことで、自分の時間を有効に使うことにつながります。

自分の就職志望理由欄は、はっきりと簡潔に書くことが求められます。

審査官が分かるようにということですが、ここが肝心なポイントです。市販の履歴書についている例を参照して書いていては、なぜ志望したかということが伝わりません。それどころか志望理由と就職希望場所があっていないという事態にもなりかねません。

パソコンで履歴書を仕上げる場合は、字のことに関しては問題ないでしょうが、ミス打や文字バランスに注意したほうがよいでしょう。

基本は手書きと同じです。

履歴書と経歴書の書き方

履歴書だけでもOKというところもありますが、経歴書が必要な場合もあります。基本的には履歴書を見ればわかるというほうが良いですが、詳細が書ききれないとき、経歴書を添えておくと、より本人のアピール度が上がります。志望する場所にもよりますが、経歴が優先されているところもあります。専門性が高いところはなおさらですので、これは重要な書類といえます

書き方は履歴書と一緒で一目瞭然という言葉がぴったりです。

  • わかりやすい文字で書く
  • 時系列で書く
  • アピールが必要な部分をピックアップして書く
  • わかりやすいエピソードをつける

など自分の経歴が分かるように工夫することが必要です。

中には表にして書くという書き方もあります。

とくに転職活動やブランクがある看護師にとっては、経験値をアピールする良い機会となるので、必ず経歴書は準備しておくとよいでしょう。

例えば、病医院なら希望する診療科に面接に行く場合、経験がある診療科ならば経歴書に簡単に書いているよりはどんな業務に携わっていたか書いておくと面接側も採用基準に当てはまりやすいといえます。

経験がない診療科に就職希望している場合、診療科に近い業務があったならばそこを書くほうが良いですし、経験がないからといっても自身が経験してきた看護を具体的にエピソードを交えながら書くことで、熱意が伝わることがあります。経験年数事態をアピールすればベテランである利点を生かせますし、経験年数が浅い時でも覚える意欲があることを伝えていきましょう。
 

履歴書を書く際での大切なこと

病医院がどんな人材を求めているか、という点です。

ハローワークを利用する場合

募集要項に大まかな内容は書いてありますが、経験が浅くても熱意がある人なのか、即戦力なのか、ベテランの落ち着いた人がいいのか、専門性に特化して募集しているのか、それとも各条件を複数満たしているひとなのか、選定条件だけでも基準はさまざまです。でもそこまで詳細募集を書いている募集要項自体が少ないので、気になる病医院があるならば、遠慮せずハローワークの担当者に聞いてもらいましょう。

聞くだけだけど、ということで遠慮することはありません。自分の将来がかかっているのですから。問い合わせだけでも職員の人は対応してくれます。応募しても無駄ということも考えられます。あってはならないことですが、面接までしておいて、あからさまに嫌がられている態度を面接で見かけることがあります。

それではお互い嫌な思いをしますし、できれば面接だって気持ちよく行いたいですよね。ましてやしばらく就職活動や転職しようとしている看護師が活動する場合、自信を無くして躊躇するような事態になってはいけません。せっかく貴重な人材です。看護という資格を活かすために、またマッチングという点からも必要な活動といえます。

そうすれば、履歴書や経歴書を書くにあたって焦点を絞りやすくなりますし、また志望するにあたってどんなところを選択するのかという点でも有益といえます。

少しでも良い就職を手にするために、履歴書・経歴書を大切に書いてほしいです。
どうしてもポイントが分かりにくい時は、ハローワークなど実際に書き方を指導しているところもあるので、ぜひ活用してください。

人材紹介会社を利用する場合

人材紹介会社を利用すると、担当者が必ず付きます。希望条件と合う就職をマッチングしてくれますので、ハローワークで行う自分の作業量を考えれば、転職活動・就職活動は格段にしやすいでしょう。但しそれでも履歴書や経歴書を構えてほしいと依頼はされますので、基本的な事項は変わりません。書類準備するときやわからないときは、担当者に詳細を聞いて、病医院の募集傾向を把握したうえで履歴書などを書くようにしたほうが良いです。

まとめ

転職活動や就職活動についてまず最初にあたる壁、履歴書の書き方ですが、文字一つとっても審査官はじっと見て評価しています。

慣れていないことやしばらく活動していない看護師にとって、履歴書そのものに不安があるかもしれません。書類一つと軽視せず、でも基本的なポイントを押さえて書いていけば不安を感じることはないということです。

利用できるサービスのことも知ってほしいですし、思い込みだけでも就職活動は成功しにくいものです。

同じ活動をするとき、だれでも感じることです。参考にしてみてくださいね。

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