ワーママ看護師として働いていくための職場選びのポイント

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#860 2019/10/16UP
ワーママ看護師として働いていくための職場選びのポイント
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ママになってからも看護師として働いている方はたくさんいます。しかし、核家族で両親も遠方に住んでいる場合などは看護師としてバリバリキャリアを積んでいくことは難しいのとが多いです。私もその1人です。そこで、ワーママ看護師として仕事を続けていくための職場選びのポイントをまとめます。

○ワーママ看護師の実態

看護師不足と言われている世の中。
ワーママ看護師はとても貴重な人材です。もちろん、ママになってからもバリバリ働いているワーママ看護師もたくさんいますが、そのような方は両親と同居もしくは近くに住んでいる場合が多いです。しかし、核家族で両親も遠方に住んでいる場合は看護師としてバリバリ夜勤もこなし働いていくことはとても難しいです。特に総合病院など残業が多いところはなおさら難しいです。そのため、看護師としてのキャリアと実績を持っていながらも臨床という場を離れ、デイサービスや介護施設など、看護よりも介護がメインの場へ転職してしまうことが多いのが現状です。
私もその1人です。そこで、私の経験からワーママ看護師として働いていく上での転職時期、転職先を選ぶポイントなどをまとめたいと思います。

○転職時期のオススメ

育休から仕事復帰し働いていく中でワーママ看護師の厳しさを実感する人が多いと思います。そこで考えるのが転職です。しかし、子育て中のママを積極的に雇用してくれる職場は少ないと感じます。実際にわたしが転職した時はなかなか転職先が見つからず苦労しました。
いざ転職をする!と決めてもなかなか決まらない転職先。転職先を探しているうちに時間ばかりが過ぎていきます。
転職は早ければ早い方が良いような気がしますが、私がオススメする時期としてはボーナスをいただいた後です。
もちろん、今すぐ転職したい!という方はすぐに転職しても良いのですが、ボーナスを貰えるのであれば貰うに越したことはありません。そして、私がボーナスを貰ってから辞めようと思っているのですから、転職先のスタッフでも同様の考え方の人がいると思います。だから、その時期はスタッフが欲しいということです。つまり、ワーママ看護師も大切なスタッフの1人として需要があるのです。企業によっては、6ヶ月働いた実績がなければボーナスが貰えないところもあるので、ボーナス前に辞めてしまうと転職先でボーナスが貰えないということもあるので、よく確認してから転職しましょう。
そして、もう1つ考えておきたいのが次の子供を妊娠・出産するタイミングです。産休は誰でも必ず貰えますが、育休は1年間働いた実績がなければ貰えません。そのため、次の子供のタイミングを考えてた上で転職時期を決めることも必要になってきます。

○転職先の選び方

転職先を探す方法はいくつかあると思います。ハローワーク、転職サイト、もちろん自分自身で探すなど。その中で私がオススメする転職先の選び方は転職サイトを利用して探す方法です。
なぜ転職サイトかオススメなのかと言うと、直接言いにくいこちらの要望も転職サイトの担当者を通して先方に伝えてもらえるからです。ワーママ看護師として働いていく上では勤務時間や勤務日数、夜勤が可能かなど独身時代とは働き方が大きく違います。そのため、自分が提示した条件を満たしている職場でなければ長く働いていくことは難しいと思います。しかし、いくつも条件があると先方に伝えるのも言いにくいですし、何より自分に合った条件を探すのが大変です。そこで力になるのが転職サイトの情報力と交渉力です。転職サイトによってはハローワークや他の転職サイトに紹介されていない職場が載っているのことがあります。そのため、1つの転職サイトだけて進めていくのではなく、2~3個の転職サイトを利用することをオススメします。全ての転職サイトに同じ条件を提示し職場を探してもらいます。担当者によっても転職の進め方や進行状況が違うので、1番自分と合うサイトに最終的に絞れれば良いと思います。
転職先のオススメとしては、家庭・育児を優先するのであればデイケアやデイサービスなどの介護施設をオススメします。看護師としてのキャリアは積めませんが、病院のような残業はほとんどなく、定時に帰れることがほとんどです。そして、病院に比べ自立している方が多いと思います。そのため、仕事内容も介護がメインになるとはいえ、介助というよりもサポートに近いことが多く、体力的な負担も少ないと思います。クリニックなどはスタッフ数も少なく、お休みもスタッフ同士の交渉で決めることが多いので働いてすぐは希望の休みをもらいにくいように感じます。そして、少ないスタッフ数の中で何度も急なお休みをもらうと働きにくくなってしまいます。以上のことをふまえて、自分に合った転職先を探せていけたら良いなと思います。

○転職先に提示する条件

ワーママとして働いていく場合、子供を保育園や幼稚園に預けると思います。そのため、日曜・祝日のお休みは必須です。働ける時間や日数も保育時間に合わせた時間でなければいけません。そして何より、子供の体調によっては急なお休みをいただいたり早退をしなければいけないことが多々あると思います。加えて、扶養内で働くのかどうかも決めなければいけません。
以上のような条件を転職先を探す前にまずはしっかりと考える必要があります。
子育てに理解のある職場なのかどうかはインターネットに書かれてある企業の情報だけではわかりません。そのため、転職サイトの担当者から先方に働く条件を伝えていただく際に確認してもらうと良いと思います。ワーママはいるか、ワーママがいる場合は急なお休みや早退にも対応しているのかなどを聞いてもらうと良いと思います。

○見学に行くことをオススメします!!

見学は絶対に行った方が良いと思います。ワーママになってからの転職は普通の転職とは違います。職場の雰囲気や仕事内容、お給料などはもちろんですが、何より大事なのは実際に先方の口から育児に対しては理解しているよと言っていただけることだと思います。そして、実際育児に対して理解があるのか体験談などを聞けるとベストですね。
私が転職した際には見学へ行き、職場を案内され仕事内容を説明されたほか、ワーママがいること、シングルファザーもいること、急なお休みや早退はしょうがないと思っていること、多少の風邪であれば子供も職場に連れてきてもいいよなどと言う言葉をかけてもらい、とても安心しました。

まとめ

どうでしたか?
ワーママとして働いていくことは簡単なことではありません。家族の協力と職場の理解があってこそです。そのため、ワーママになってからの転職は慎重に、自分の条件に合った職場をゆっくりじっくり見つけていきましょう。そのためには、事前に自分が希望する条件を先方に伝え、それでも良いか確認すること、面接の前には必ず見学に行くことをオススメします。
ワーママとして働きながら楽しく子育てができますように。

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