気管挿管への行う目的と看護ポイントのコツ!教えます

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#587 2019/02/12UP
気管挿管への行う目的と看護ポイントのコツ!教えます
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看護師として急変にあたることは少なからずあると思います。患者様の状態は日々変化するものであり、不変なものではありません。検査やデータで急変を予測し対応することができればよいが、必ずしもそうではありません。そこで急変時の対応、挿管までのポイントを教えます。

気管挿管までのポイントと行動

1つの事例として考えてみます。夜勤中に患者の部屋を巡回中に急変にあたるとします。

患者の急変に気づかなければいけません。

例えば、いびきをかいて入眠している患者様がいたとします。「よく寝ているな。」と素通りしてはいけません。
いびきの様子にも注意してみないといけません。
いびきの音の強さや様式にふと耳を傾けて考えてみるということが急変に気づくコツです。あれ?と思ったらまず声をかけましょう。返答があれば、それはそれで良し、とします。返答がなく、継続的にいびきをかいていて覚醒しない、となったら一大事です。すぐに意識レベルの確認を行い、応援を呼びましょう。

急変時はチームワークが何よりも大切です。

急変時にはチームワークが大切で、自分がどの立ち位置にあるかということを意識しておくことがコツです。

入社したての新人であれば外回りが主です。挿管に必要な物品を取りに行くということが多いので、物品の位置を把握しておきましょう。

例えば、救急カート、DC、人工呼吸器、モニター、酸素、吸引道具など先輩の指示ですぐに挿管に必要な物品を持ってこられるように物品の位置把握をしておきましょう。

リーダーをするようなポジションであれば、後輩や仲間に声かけを行い誰がどの役を行うか指示しましょう。指示を行うことで無駄な労力を使わず迅速な対応ができます。

部屋もちの患者様が急変した場合は主治医、当直へ患者様の状態を報告し指示を待ちましょう。
患者様の家族へ連絡することも忘れずにしましょう。夜間の連絡は家族の動揺も大きく焦って来院することが多いです。そのため、落ち着いて来院していただくように声かけを忘れず、交通手段、来院までの所要時間を聞いておくことも大事なことです。そして本人や家族の意向も把握しておくことが大事です。

延命治療を希望していないのであれば治療をすることはできません。

ここでは挿管や人工呼吸器の装着のことをさします。その患者様がターミナルの時期であるのか、急性期の時期であるのか情報を把握しておくことも必要です。

延命治療を開始したのであれば状態が改善するまで人工呼吸器が離脱できないのが現状です。良くならなければそのまま、挿管されて人工呼吸器をつけたまま亡くなることも多いのです。その現状を家族が受け入れられているのかということを把握しているということも看護師として重要なことです。

本人や家族の意思を医師に伝えるなど、医師との橋渡しをする役目でもあります。挿管を希望していなければ、その意向を医師に伝えることも必要です。延命治療を希望するという場合は、挿管の準備にうつります。

医師が来るまでに各機器の準備をしましょう

医師がくるまでに酸素物品、吸引道具、挿管に必要な道具・薬品(救急カートに一式入っているので救急カートを準備する)、DC、人工呼吸器の準備を始めましょう。急変した患者様が大部屋であるなら個室に移動するために部屋移動を考えます。

周りの患者様にも注意を払うためにカーテンを閉める、入り口のドアを閉めるなどしてプライバシーの保護に努めましょう。

個室に部屋移動ができれば、患者様のベッドの頭元の策を外し人工呼吸器、モニター、DC、救急カートなどの配置を考えセッティングをしましょう。

チームワークが大事です。

勤務メンバーと声かけを行い自分の役割をはたせるように動きます。挿管道具も準備をしておきます。医師の確認のもとに挿管チューブのサイズを確認し封を開けます。カフ漏れしていないかシリンジで空気を注入し確認しておきます。挿管した後にカフ漏れがあったときは再挿管となりインシデント事例になってしまいますので注意しましょう。

挿管チューブにキシロカインスプレーをし、スタイレットを挿管チューブから出ないように固定しておきます。

スタイレットが挿管チューブより出ていると挿管しているときに気管を傷つけてしまいます。挿管チューブの先にキシロカインゼリーをつけてスムーズな操行ができるように準備します。

患者様の鎮静をみながら、挿管道具を医師の利き手に渡せるように利き手側に立ちます。だいたいが右利きなので右側です。

医師は声帯を目視しながら操作を行うので看護師がサポートすることが大事です。

医師が手を伸ばしたところに喉頭鏡、挿管チューブと手渡すことが大事なコツです。医師が声帯を確認しやすいように唾液を適宜吸引することも大事です。

医師の指示でカフを入れ挿管チューブが抜けないように固定します。人工呼吸器とつなげ患者のバイタルサインを確認します。患者の循環動態が変化しやすいので挿管直後は、こまめにチェックし変化を逃さないように注意することが必要です。

家族の精神的サポートをします

話をよくして思いを聞いてあげるということも家族の意向を聞けるコツになってきます。

患者様の変わり果てた姿に家族は落胆することが多いです。医師が説明していても頭は真っ白で何を説明していたのか理解していないことが多いです。そんな家族の気持ちを聞き医師の説明が理解できているかを注意深く観察し、声かけ、補足をしていくことが看護師として大事な仕事となってきます。

家族が患者様の状態の変化を受け入れ寄り添えることができるようにサポートすることも大事です。そして、すぐに家族に連絡がとれるように急変時の連絡先、もしもの時に連絡しておきたい家族へ前もって連絡しておくなど家族に声かけを行うなど、家族への精神的サポートも重要となってきます。

まとめ

挿管時の行うべきポイントをあげましたがどうでしたでしょうか。予期しないことに驚いてしまうのは看護師も家族もみんな一緒です。しかし、挿管までの流れとポイントを把握していることで少しでも落ち着いて迅速な対応ができるのではないでしょうか。
いつ起こるかわからない急変時にそなえて日々トレーニングしておきたいものです。

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