高卒で介護の世界に飛び込んだ私の経験

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#479 2018/10/27UP
高卒で介護の世界に飛び込んだ私の経験
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皆さんは、介護という仕事に関してどのようなイメージをお持ちですか?
今回は、高卒で介護の世界に入った私の体験談をご紹介したいと思います。

はじめは大変な業界だとおもっていた介護

高校を卒業して、以前から人の役に立つ仕事をしたいと感じていた私は、迷わず介護の仕事を選び特別養護老人ホームへ就職しました。

高卒であるという事から、施設で働いている人からは奇異の目で見られただただ困惑する毎日で、介護の仕事を始める前にまず社会人としてのマナーがまったく分かっておらず毎日、注意を受ける日々でした。

憧れを抱き飛び込んだ世界なはずなのに、毎日注意や指導を受ける日々でただただ委縮していく一方でした。介護の知識も乏しく基礎的な事さえも分かっておらず陰口の対象になるばかりで益々落ち込んでいっていました。


介護の大学の資料では高齢者を目の前にし、笑って手を握り合っている写真とはまるで違い、自分の理想と現実はこれほどにまで違うのかと痛感させられました。

入職して暫く経った時、ようやく利用者をベッドから起こす作業をさせてもらうことが出来、指導の通りに介助を行うと「そうそう、そんな感じで大丈夫だよ」「ちゃんと出来るようになるから大丈夫」との言葉を掛けてもらえ、その言葉を貰ってからは、妙に自信がついたような感じになった私は利用者に対しても積極的に関わる事ができるようになっていきました。

利用者をベッドから起こす介助や食事の介助、日常的な介助にも慣れていき、意思疎通が可能な利用者からは「ありがとう」や「親切でいいわね」とこの上なく嬉しい言葉を掛けてもらえるようになってきており、上司や先輩からも「いつも頑張っているね」と声を掛けてもらえるようになり、日勤だけでなく夜勤も少しずつですが任せてもらえるようになりました。

ようやく前向きな気持ちに向かっていき、介護ってすごくやりがいのある仕事だなと思い始めた時に、あるトラブルが私を襲いました。

それは、夜勤に入って暫く経った時の事でした。

ある短期で利用されていた方が、急な発熱を起こしてしまい、対応方法をよく理解していなかった私は、とにかく熱は下げなければと思い氷で朝まで冷やしていました。

無事に熱も下がり、一安心と感じていた時、私の記録を見た上司から「家族への連絡をしなくてどうするの」と注意を受け自分の対応の甘さに激しく後悔しました。
その出来事があってからは、ただ毎日をぼーっと過ごす事が多くなり仕事も身につかなくなっていきました。

一時は、やっぱり私は介護に向いていないのかもしれないと転職を考える時もありました。その思いを知ってか知らずか、先輩から「誰だって間違う事があるよ、同じミスを繰り返さなければ大丈夫だから」と励ましの言葉をもらい、改めて前を向く決心が出来ました。

やはり、私は利用者の笑顔や「ありがとう」という言葉、先輩からの一言に支えられている。

介護は大変かもしれない、だけどその分得られる事も多いと思います。

まとめ

高卒で介護って、大変そうと感じておられる方、多いと思います。

ですが、高卒であるからこそ学べる事も多く介護に関しても純粋に取り組めたのではないかと思っています。

駄文ではありましたが、参考にしてみてください。

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