小さなお子さんがいると、仕事と育児の両立が難しく感じませんか?出産を機に転職を考えている方、また育児に余裕ができ再就職を考えている方、そんなママナースさんを応援!
ここでは仕事と育児の両立がしやすい職場のチェックポイントをご紹介します。
看護師の育児との両立ポイント!
① 託児所付属かどうか?
まずはお子さんを預けないと、仕事にも行けませんよね。ですが保育園に入れるのも待機児童が多い地域では、なかなか時間がかかります。また、通勤経路に保育園があるとも限らず、保育園に入れたとしても通勤が遠回りになることも…。そんな時に便利なのが託児所付属の職場!職場に併設されていることが多いため通勤の支障にならず、
また夜間保育など柔軟に対応してくれるため夜勤が可能になる場合もあります。
② クリニックやデイサービス、訪問看護は土日祝日休みなところも!
病棟などはシフト制のため休みが変則的ですよね。
子供とも休みが合わないこともしばしば…。ですが、クリニックやデイサービス、訪問看護などは土日祝日休みな場合もあります。お子さんとの予定が合わせられやすく、家族との時間が作りやすいのは助かりますね。
③ 職場に同じようなママナースがいるかどうか?
やはり前例がないと、なかなか職場としても対応しきれない場合もあるでしょう。同じように仕事と育児を両立しながら働いている仲間がいる職場なら、お子さんの急な熱発や体調不良でのお休み、授業参観や面談などの学校行事にも柔軟に対応してくれるでしょう。面接で質問してみても良いですね。
④ 自分の経験が生かせる職場or興味のある分野かどうか?
お給料を稼ぐためとは言え、好きな仕事でないとなかなか続けられないのが本音ですよね。転職するなら自分の経験が生かせるのか、または興味のある分野かどうかも重要です。自分の経験が生かせる職場なら、さらなるスキルアップが期待でき、職場の即戦力にもなれますね。またせっかく再就職をするなら、自分の興味のある分野に思い切って飛び込んでみるのも有りだと思います。思いがけない発見があるかもしれませんね。
⑤ 時間外労働の有無や、平均残業時間の確認を忘れずに!
小さいお子さんを預けて働く場合、帰宅後の家事などを考えると残業は少ない方が無難です。
お迎えが遅くなれば当然保育園の延長料金も発生するため、結局お給料が減ってしまう最悪な事態も考えられます。またお子さんとの時間が少なくなってしまっては、仕事と育児の両立はできませんよね。
面接では必ず時間外労働の有無、平均残業時間を確認することをおすすめします。
⑥ パートで働くなら、必ず扶養内に納まる収入かどうか確認を!
もし正職員ではなくパートでの働き方を希望しているのであれば、必ず確認したいのが収入が扶養内に納まるかどうか。基本給が納まっていたとしても残業代などを含めると扶養から外れてしまう可能性もあるので、必ず面接で大まかな額面は確認しましょう。
⑦ 通勤の方法は?駐車場はあるのか?
小さいお子さんを連れての通勤は何かと大変ですよね。朝のラッシュに揉まれながらの通勤では仕事に行く前に疲れてしまうことも…。
できるだけ混雑を避ける通勤ルートを確認しましょう。
また可能であれば車を利用するのがおすすめです。ただ職場に駐車場が無いことも考えられるため、近隣での駐車場料金を事前に調べておきましょう。
⑧ 夜勤はあるのか?早番、遅番の有無は?
何かと問題になってくるのが変則的な勤務時間ですよね。自分一人だったら気楽にできた夜勤も、お子さんがいるとなかなか難しいものに。また盲点なのが、早番や遅番です。保育園の時間外だったり、延長料金が発生してしまう可能性もあるので注意したいポイントです。家族の協力があれば夜勤や早番、遅番は可能なのか?できれば日勤だけが良いのかを検討し、職場と相談してみましょう。
⑨ パートでも産休や育休取得が可能なのかどうか?
2人目や3人目のお子さんを考えている方も少なくはないかもしれませんね。
ですがパートで復職する際は産休や育休は取得できないと思っていませんか?
正職員なら取得可能なイメージの産休、育休ですが、実はパートでし職場によっては取得可能です。面接の際に、ぜひ職場に確認してみましょう。
⑩ 職場の人数は何人?どれくらいの仕事量を何人でまわしているか?
7:1看護や10:1看護と言われているような看護師一人に対しての患者さんの割合や、その職場での一人あたりの仕事量を確認してください。
訪問看護やデイサービス、老人保健施設などでは看護師一人に対しての受け持ちや仕事量が多い場合もあるので、急な休みなどに対応しきれない場合もあります。
自分の働き方にあった仕事量なのかどうかを確認することも、長く働いていくためには重要になっていきます。
11)求人の募集理由を、確認しましょう!
規模拡大のためや、増員が理由でしたらさほど心配はありませんが、欠員のため募集というのには注意しましょう。
労働環境が悪かったり、お子さんがいると働きづらい職場であったりすると、退職者が続出し欠員のための募集となります。なぜ今回求人募集をしているのか、というのも重要なチェックポイントになります。
12)勉強会や講習会への参加の有無や頻度を、確認しましょう!
盲点なのが勤務以外の拘束時間です。未経験者歓迎とうたっている職場だと、勉強会や講習会の参加が必須の場合も考えられます。
もちろん仕事をする上で勉強をし知識を増やすことは大事ですが、講習会などは土日に開催されたり、一日がかりなことも多く、せっかくのお休みが無くなる可能性も…!
また参加費用がかかることもあるので、勉強会や講習会の頻度や費用を確認しておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
仕事と育児の両立に不安を感じている方もいらっしゃるかと思いますが、条件さえ絞れば意外と働きやすい職場が見つかるかもしれません。
ナースの時間とママの時間、どちらの時間も楽しみたいですね!
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