小児病院においての看護師として働く方法

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#399 2018/08/08UP
小児病院においての看護師として働く方法
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今回、大人を看護する総合病院から小児病院へ転職致しました。
小児病院ならではの仕事内容、勤務体制などをお伝えしようと思います。

看護学生~就職まで

関西で看護師をしております。看護師5年目で、今年から関西の小児病院へ転職致しました。簡単に私の経歴をご説明したいと思います。元々子どもの頃から、子どもが好きで、将来は子どもに関する仕事をしようと思っていました。高校生の時点で、保育士、看護師と迷っていましたが、苦しむ子どもを助けたいという気持ちがあり、看護師になる決意をしました。元々出身が関西であり、地元の看護学校を受診する事にしました。幸い現役で合格することができ、看護学校に入学する事ができました。看護学生時代は3年間で医学を一通り学び、かつ実習もあり、かなり忙しい3年間を過ごしました。日本全国どこの看護学生も同様だと思いますが、3年間で座学、実習、レポート、国家試験の勉強を行うのは楽しい一面、辛いと思う事も多々ありました。しかし、そんな中でも子どもに関わる仕事ができるというモチベーションで、頑張る事ができました。

さて、看護学生3年次の時就職先を決めなければなりませんでした。子どもにだけ関わるのであれば、小児病院へ就職すれば良いと思い、小児病院へ就職する事を考えました。しかし、仲の良い先輩からまずは、将来的に子どもだけを看護する看護師になるのは良いが、まずは大人も看護できるようになっておいた方が良いという勧めを受けました。その先輩看護師曰く、小児病院は看護師のできる仕事が大人を看護する総合病院に比べて少ないとの事でした。(小児病院では点滴確保は医師が行い、採血さえも医師が行うため、行える手技が少ないとの事でした)

学生時代の私は、確かに少なくとも点滴確保くらいは看護師として行いたい、でも大人より子どもを看護したいという思いもあったため、迷いに迷いました。結果的に大人も看護できるようになった方が、将来的に子ども病院に行ったときに役立つこと、逆に最初に子ども病院に行ってしまうと、大人を看護したくなった際に大人の病院に行きづらくなる事などを考慮して、まずは大人も含めた総合病院に就職する事に決めました。

就職~転職まで

さて、無事看護師国家試験に合格した私は、大人も含めた総合病院に就職する事になりました。就職先は脳神経外科の患者さんを主に扱う病棟に決まりました。勤務体制は3交代制で、日勤、準夜勤、夜勤に分かれていました。日勤は8時から17時、準夜勤は17時から0時、夜勤は0時から8時でした。日勤は担当は1部屋~2部屋(4~8人程度)、準夜勤、夜勤は病棟の患者さんを4人体制で回す勤務体制でした。準夜勤、夜勤での受け持ち患者数は日勤より格段に多いため、私の就職先の病院では1年目は9月まで日勤しか行わない制度でした。
さて、4月に勤務開始となりましたが、まず先輩看護師さんに付きっきりで仕事を教えていただきました。学生の頃の実習で思っていましたが、それ以上に看護師の業務は多岐に渡りました。点滴、採血の手技から医師の出した指示の確認、内服薬、点滴の確認と準備、看護サマリなどの書類業務、実際の患者さんの排泄物の管理、患者さんのcallの対応等々、本当に多くありました。ある程度覚悟していましたが、予想外に仕事内容が多く、かつ脳神経外科の術後の患者さん(安定した患者さんではありましたが・・・)を扱い、全く分けもわからないまま、9月になりました。9月からは先輩看護師さんの付きっきりの指導も外れ、準夜勤、夜勤に入るようになりました。1人で多数の患者さんを相手にする大変さ、その中で急変して緊急callとなる症例も何例か経験し、正直怖いと思いました。そんな経験を積みながら、日々が過ぎていきました。ただし、脳神経外科病棟にはまれに子どもが入院する事はありましたが、ほとんどは大人が入院していたため、子どもを看護したいという思いが日々日々強くなってきました。

3年目が終わるころ、そろそろ仕事にも慣れ、手技にもある程度の自身がついてきたため、子どもを中心に看護できる病院への転職を考え始めました。しかし、4年目の勤務が確定していたため、4年目は同じ病院で勤務することとし、4年目に就職先を探し、5年目の4月から転職する事に決めました。看護学生の頃に迷っていた、関西の地元の小児病院が看護師を募集していた事もあり、4年目に面接を受け、転職活動をする事に致しました。幸い面接もうまくいき、内定をもらう事ができました。また、元の職場の方々にも理解してもらえ、スムーズに転職する事ができました。

転職後~現在

5年目の4月から念願の小児病院に転職する事ができました。勤務体制は2交代制で、日勤、夜勤に分かれていました、日勤は朝9時から夕方18時まで、夜勤は夕方18時から翌朝9時まででした。夜勤の時は勤務時間が多いため、仮眠時間が確保されていました。さて、小児病院に勤務してからまだ3ヶ月くらいですが、勤務で大人を含めた総合病院と大きく異なると思った点をあげていこうと思います。
まず、学生時代に先輩から、小児病院では点滴はおろか採血も医師が行うという事を聞いていましたが、本当でした。基本的に私たち看護師が、点滴の準備まで行い、実際の手技は医師が行う制度でした、小児の血管は本当に細く、ムチムチしているため、血管も見づらく本当に難しそうだと思います、
次に小児病院に来て思うのは、子どもは難しいという事です。大人の場合は、自分の不満や、行ってほしいことを自分で表現する事ができますが、小児の場合は啼泣でしか表現できないため、いったい何で啼泣しているのかが慣れないと皆目見当がつきません。

その他の書類関係はだいたい以前の病院と変わりありませんでした。
しかし、まだ小児病院で働いてまだ3ヶ月足らずですが、子どもは本当にかわいいです。そしてやりがいがとてもあります。
子どもが好きで、子どものために働きたいという看護師さんは小児病院は本当にオススメです。

まとめ

今回私の経験を元に、いろいろと述べさせていただきました。
大人も看護する総合病院と小児病院の業務の違いですが、やはり小児病院では手技が少ない事があげられます。(点滴確保、採血など)
しかし、それ以外は差異はないと思います。ただし、やはり大人を看護してきた経験は小児病院でも大いに役立っていると現状感じています。
子ども病院への就職を考えている看護師、学生の皆さん。子ども病院は働きやすいですよ。(小児科の先生方も優しいですし・・・)
個人的には、直接小児病院に就職しても、大人の看護を学んでから小児病院に就職してもどちらの選択肢もありだと思います。

今回の記事が皆さんの進路の手助けになれば幸いです。

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