働くのをやめずに看護師になれる?なる方法があるかを紹介!

会員登録 ログイン
メニュー
#2426 2024/01/01UP
働くのをやめずに看護師になれる?なる方法があるかを紹介!
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

今の仕事をやめずに看護師になりたいと思っている人もいるでしょう。看護師になる一般的な道のりを知っていると、働きながら看護師になるのは無理だと思うかもしれません。本当になる方法はないのでしょうか。この記事では働くのをやめずに看護師になれるかを説明します。

#看護師になる一般的な道のり

働きながら看護師になるには困難があると思っている人は一般的に看護師になるための道のりを知っているでしょう。ただ、漠然と看護師になるのは大変だから無理だと思っている人もいるはずです。まずは看護師になる一般的な道のりを確認しておきましょう。ここでは看護師になるのに必要な条件から遡って解説していきます。

・看護師国家試験に合格して登録する

看護師になるには看護師国家試験に合格して免許証を手に入れ、看護師として登録することが必要です。登録された看護師は医療機関や介護施設などで専門家として働けるようになります。

・看護師養成学校の卒業をする

看護師国家試験は誰でも受験できるわけではありません。受験資格を満たしている人だけが年に一度の国家試験を受ける権利を持ちます。看護師国家試験の受験資格は細かく見ていくとたくさんありますが、一般的な道のりとしては看護師養成学校として認められている学校を卒業することです。必要な単位を取得して卒業見込になった時点で看護師国家試験を受験できます。

・看護師養成学校で学ぶ

看護師養成学校を卒業するには必要単位をすべて取得しなければなりません。看護師養成のためのカリキュラムは厳しく、平日にほぼ毎日授業を受けるだけでなく、病院や介護施設などでの実習も受ける必要があります。大学の看護学科では4年間、短期大学の看護学科や看護系の専門学校では3年間は学ばなければなりません。学年が上がると実習期間も長くなり、実習期間中はほぼ毎日施設に行くことが求められます。

・看護師養成学校に入学する

看護師養成学校で学ぶためには入学試験に合格して入学しなければなりません。人気の学校は競争率が高いので、受験戦争になる場合もあります。大学でも短大でも専門学校でも入学試験があるため、受験勉強をして合格を目指すことが必要です。毎年一回しか入学試験が実施されていないのが普通で、チャンスを逃すと翌年までまた受験勉強を続けなければなりません。

・看護師資格を取るまでの道のりは長い

働きながら看護師になれるかを考える上でまず念頭に置いておきたいのは、看護師になるまでの道のりは長くて険しいことです。看護師養成学校の受験勉強から始めて、無事に入学試験に合格できたとしても最低で3年間は学校に通う必要があります。そして、国家試験に合格したらようやく免許が手に入ります。受験勉強の期間も含めると4年くらいはかかるとスムーズに進められたとしても考えた方が良いでしょう。

#仕事を続けながら看護師になる方法はあるのか

看護師になる一般的な道のりを考えると、今の仕事を続けながら看護になる方法はあるのかが疑問になってきた人もいるでしょう。働くのをやめずに看護師になるには何が必要なのでしょうか。以下の4つは最低限必要なので、働きながらできるかを考えてみてください。

・入学試験対策ができること

まずは看護師養成学校に入学するために受験勉強をする時間を確保することが必要です。仕事にある程度の余裕があるなら入学試験対策を進められるでしょう。毎日残業でプライベートも忙しいという人にはこの時点で厳しいかもしれません。ただ、時間をかけて着実に学べばきっと受験に合格できます。すぐに転職したいと思っているなら、仕事を続けるのをあきらめて受験勉強に専念した方が良いでしょう。

・学校で学んで単位を取れること

入学したら毎日学校に通って単位を取得していかなければなりません。大学や短大では講義で出席をチェックしていないこともありますが、原則として出席して講義を受けて試験に合格することが求められます。単位を取れずに留年してしまうと免許を取れる日が遠ざかってしまうので注意しましょう。ただ、仕事を続けながらすべての講義に出るのは困難です。平日に朝から夕方まで講義がおこなわれるからです。夜の仕事をしている、土日祝日だけ働いているという人でないと単位を揃えるのは難しいでしょう。出席が不要で自分で勉強して試験に合格すれば良い学校を選べば、単位を取れる可能性があります。それでも試験は昼間におこなわれるので、試験当日は有給休暇を取って受ける必要があります。

・連日の実習に参加できること

働きながら看護師になる上で最も大きなハードルは実習に参加することです。講義は試験だけで済ませられる場合がありますが、次週は毎日参加しなければ単位を取れません。実習期間になると連日施設に行かなければならないので、仕事との両立は極めて難しいでしょう。看護実習は日中が多いのは確かですが、夜間になることもあります。仕事が完全にシフト制で実習に合わせられれば並行できる可能性があります。ただ、学年が上がると半年くらいずっと実習が続くので厳しい状況に置かれます。体力的にもつらくなってしまう可能性が高いので、不可能ではなくても無理があることは確かでしょう。

・国家試験対策をおこなえること

最終学年になったら国家試験対策もしなければなりません。短大や専門学校の場合には3年生で半分くらいは実習に行きながら、授業も受けつつ国家試験対策も進める必要があります。授業を通して国家試験の勉強ができるのは確かですが、プラスアルファで自分で勉強しないとなかなか合格できません。働きながらでは勉強の時間を確保するのが難しいでしょう。

#働くのをやめずに看護師になる方法

仕事を続けて働きながら看護師になるのは厳しいのは明らかです。学校に入学するまでならできるかもしれませんが、実習も含めて単位を取ることができずに終わってしまう場合が多いでしょう。ただ、学費を稼いだり、家計を支えたりしなければならず、どうしても働き続けなければならないこともあります。看護師になるのをあきらめないためにはどうしたら良いのでしょうか。
働くのをやめずに看護師になる方法としては、看護学校のスケジュールに合わせられる働き方にまず切り替えるのがおすすめです。フルタイム勤務で全日制の看護学校に通うのは無理でしょう。しかし、パートタイムで放課後と土日祝日に働くことは可能です。フルタイムに比べると収入が下がることは否めませんが、ある程度の収入を確保できます。シフトの自由度が高い職場を選べば、病院などの施設での実習にも対応しやすくなります。早めに転職しておけば有給休暇も活用して、実習もきちんと出席できるようになるでしょう。
働かなければならないと思っている理由が学費なのであれば、学資ローンを利用することもできます。看護師の養成学校は学資ローンの対象なので、ローンを組んで学費をまかなうことは可能です。生活に必要なお金は工面する必要がありますが、学費だけでも経験されればパートタイムで働いてまかなえる可能性が高くなるでしょう。学資ローンは審査が必要なので、学校を受験する段階で金融機関や学校に相談して利用できる可能性を確認しておくのが大切です。また、学校によっては奨学金制度がある場合もあります。どの程度の学費をカバーできるかはケースバイケースですが、受験先を探すときに確認しておくのがおすすめです。
学資ローンを利用してもやはりお金が厳しいという場合には、お金を貯めてから看護師を目指すのが適切です。しっかり働いて、仕事をやめたとしても3年~4年くらいは暮らせるようになってから免許の取得を目指しましょう。

まとめ

看護師になりたいときに仕事を続けたまま免許を取るのは極めて難しいと言わざるを得ません。パートタイムで働くのであれば無理ではない可能性がありますが、フルタイム勤務をしながら資格を取るのは困難です。看護師になるには学費や生活費を貯めてから学校を受験するのがおすすめです。学資ローンや奨学金の活用も考えて、学業に専念できるようにしましょう。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop