自分史で自己分析!看護師就職での使い方を徹底解説

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#2326 2023/09/25UP
自分史で自己分析!看護師就職での使い方を徹底解説
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看自分史は就職の自己分析でよく活用されています。看護師ももちろん使える方法なので、特に初めての就職のときにはやってみるのがするのがおすすめです。自分史による自己分析はどうやってやるのかを紹介するので、自己分析で悩んでいる人は気軽に試してみてください。

#自分史とは

自分史とは自分の今までの歴史を振り返ることを通して自己分析をする方法です。看護師として就職しようと思っている人にはさまざまな状況があるでしょう。看護学生として就職活動をしようとしているときや、卒業してこれから初めて就職したいと思っているときもあるはずです。自分史はどのような場合でも自分の人生を見返して、自分自身を見つめ返すことができる方法です。

・自分の人生を振り返って整理するための自己分析フレームワーク

自分史は自分が今まで生きてきた歴史を振り返って整理し、自分を再発見するための自己分析フレームワークです。自分がどういう人生を送ってきたのかを説明して欲しいと言われても、戸惑ってしまう人は多いでしょう。就職の面接ではこのような質問をされることもあります。自分の人生をあらためて振り返り、どのようなときに何をしたのかを詳しく整理していくと自分自身をよく理解できます。看護師就職では、なぜ看護師になりたいと思ったのか、きっかけは何だったのか、看護学校や看護学部を選んだのはなぜなのかといった点を思い返してみることで、看護師になって何をしたいのかをあらためて認識できるでしょう。

・自分の性格を客観的に理解できるのが特徴

自分史は看護師就職だけでなく、一般的な就職活動に使えます。自分の性格を客観的に理解して、適性のある仕事を選ぶのに自分史は優れている方法です。今までの人生を振り返ってみると、何があったときに嬉しいと感じたのか、どんな状況でつらくてあきらめたいと思ったかがわかります。自分史による自己分析をすると、その考え方が幼い頃から今に至るまでどのように変化してきたのかもあらためて知ることができます。性格は周囲からの刺激や育ってきた環境によって変わっていくのが普通です。昔の性格も今の性格も客観的な視点で理解できるので、今後どのような働き方をしていくのがベストかを考えられるようになります。

・過去のエピソードを思い返す方法として効果的

自分史は自分の過去のエピソードを思い返す方法として優れています。過去の出来事を必死に思い出そうとすることはあまりないでしょう。あえて自分史を作ろうという考えで昔を思い返す努力をすると、自分の良い面も悪い面も思い出されてきます。自己分析では自分が今までどんなことをしたのか、それによって何を感じたのかを見直すのが大切です。就職の面接では過去のエピソードを話して、自分の強みをアピールすることもできるでしょう。記憶から抜けてしまっていた自分の魅力を再発見できる点で自分史はやってみるべき自己分析です。

#自分史の作り方・就職向けの自己分析のやり方

看護師が自分史を作って就職活動の自己分析に生かすにはどうしたら良いのでしょうか。自分史を作って自己分析をする方法を具体的に見ていきましょう。

・自分史のフォーマット表を作成する

自分史で自己分析を始めるにはまずフォーマット表を作ります。まず、縦軸に以下の項目を設定しましょう。

・小学校
・中学校
・高校
・専門学校、大学、短大
・前職(卒業後)

小学校よりも前まで思い出そうとしても大変です。今に大きな影響があるのは最近のことなので、年齢に応じて適切な項目を設定しましょう。大学を卒業して専業主婦をしてきた人が看護師就職を目指す場合には、高校、大学、専業主婦という3項目くらいで問題ありません。

次に横軸に以下のような項目を設定しましょう。

・出来事・イベント
・参加した活動
・やったこと
・やった結果
・感じたこと
・学んだこと

必ずしもすべての項目を設定する必要はありません。ただ、どのような出来事があって、自分が何をして、どんな結果を得られたのかは明確にしましょう。そして、その結果として自分が何を感じたのかを思い返してまとめていくのは大切です。
また、自分史をまとめるときには以下の項目も思い出せる範囲でまとめるのがおすすめです。

・人間関係
・好きだったこと
・嫌いだったこと
・頑張ったこと
・あきらめたこと

時期によってどんな人間関係があり、楽しかったこともあればつらかったこともあるでしょう。就職先を選ぶ上では楽しく、好きなことに取り組んでいけるのが理想的です。好きだったこと、嫌いだったこと、頑張ったこと、あきらめてしまったことも表にまとめられるようにしておくのがおすすめです。

・フォーマットに沿って事実の部分を書き込む

フォーマットができたら自分の過去を思い返して事実を記述していきます。思い出せたことを書いていけばよいだけなので、空欄ができても問題ありません。人によって古い事実から思い返した方が良い場合も、最近のことから考えた方が良い場合もあります。両方からアプローチしてできるだけたくさんの事実を思い出し、表に事実を書き込んでいきましょう。事実に基づいて過去を思い出して書き込むのが最も重要で、表現方法についてはあまり意識しなくて問題ありません。箇条書きで出来事やイベントなどを書き連ねていき、それぞれについて何を思ったかを書いていきましょう。これで自分史の作成はほぼ終了です。あくまで過去のことだけに注目して事実をまとめるのが自分史なので、将来のことは考慮せずに昔を思い返してできるだけ多くの情報を書き込みましょう。

・全体を見て自己分析する

昔から最近まで事実と考えたことを埋め終わったら、全体を見て自己分析します。自分史を完成させただけで終わりにしないのが最も重要なポイントです。完成させただけでも自分をある程度は見直すことができて、就職活動に生かせるのは確かです。ただ、昔から今に至るまでの価値観の変化を見なければ、これから先の人生を考えて理想的な就職先を見つけ出すことはできません。最後に自己分析をして自分自身の理解を深めましょう。

#看護師が自分史で自己分析をするときのポイント

自分史を使って看護師が自己分析をするときには重要なポイントが3つあります。自分史を作るメリットを引き出すためにも、以下の3点は念頭に置いて自己分析をしましょう。

・看護や医療・福祉に興味を持ったきっかけを思い出す

看護師になりたいと思ったのはなぜなのかをまずは考えましょう。看護、医療、福祉、介護などに興味を持ち始めたきっかけは何だったのかを思い出すのが重要なポイントです。いつの間にか看護師になりたいと思っていたという状況から脱却し、これがやりたいから看護師を目指したと胸を張って言えるようになりましょう。

・看護学校でのエピソードをできるだけ多く書き込む

就職の面接で自分史を生かすには、看護学校時代のエピソードをできる限りたくさん思い出して書き込むのが重要です。看護学校での経験を通して看護師として活躍できる力があるとアピールできると理想的だからです。自分史を書くときにも、分析するときにも、看護学校時代に集中して自分の取り柄を探し出すようにしましょう。

・看護業務との関連性を意識して分析する

自分史を作ってから分析するときには看護師として就職することを意識しましょう。看護業務との関連性を考えて、自分の過去のエピソードがどのように関連しているかを一つずつ丁寧に考えるのが大切です。就職活動では自分が職場に入ったときにどのような活躍ができるかを伝えるとアピール力があります。過去のエピソードを生かして自分が看護師として働く魅力を伝えられるように分析を進めましょう。

まとめ

自分史による自己分析のやり方を詳しく解説してきました。看護師就職でどのように使うと良いかがわかったでしょうか。自分史を作ろうとしても自分だけでは思い出せないときは家族や友人と話をしてみるのも良い方法です。自分の取り柄がよくわかる方法なので、就職活動で自己アピールの方法で悩んでいる人は自分史を作って分析してみてください。

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