看護師が転職するときの志望動機の書き方は?例文を通して解説!

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#2324 2023/09/24UP
看護師が転職するときの志望動機の書き方は?例文を通して解説!
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看護師の転職では志望動機の書き方が悩みになりがちです。どんな書き方をしたら良いのか、例を知りたいと思った方も多いでしょう。この記事では看護師転職における志望動機の書き方を例文を通して紹介します。書き方の7原則も解説するので活用してください。

#看護師転職の志望動機の書き方7原則

看護師が転職するときに履歴書に書く志望動機はどのように書いたら良いのでしょうか。例文を参考にすると書きやすくなりますが、書き換えないとただの真似だと思われてしまいます。書き換えたときに基本原則を外してしまうと失敗することになるので、まずは志望動機の書き方の原則を押さえておきましょう。ここでは7つの原則を解説します。

・前職や過去に務めた役割に触れる

志望動機には前職で務めた役割や、これまでに働いてきた職場でやってきたことを書きましょう。職務経歴書を見れば詳細はわかるので、できるだけ短い言葉で書くのが大切です。担当してきた主要業務や診療科をキーワードにして書くとイメージしてもらいやすくなります。転職を繰り返してきた人はたくさん書けるかもしれませんが、志望先とかかわりの深いものだけをピックアップしてわかりやすく書きましょう。具体的なエピソードを書くほどのスペースはないので、キーワードで説明するのが適切です。

・就職後の自分の役割を示す

志望動機には就職してから自分がどのような役割を果たす必要があるのかを書くのが大切です。求人票を見て何を担当できる看護師が求められているのかを理解し、就職後の自分の役割を書きましょう。業務内容を理解していない人は採用対象外になる場合がほとんどです。短い言葉で言及して、就職後の業務がわかっていることをアピールしましょう。担当業務についてキーワードで記すというくらいで問題ありません。

・役割に対する自分の強みを書く

就職後の自分の役割については強みをアピールできるのが理想的です。求人票や転職先の経営状況などから考えて、自分の過去の経験を生かして強みを発揮できる点があるなら明記しましょう。最低限果たさなければならない役割だけでなく、プラスアルファの貢献ができることを書くのもアピール力があります。志望動機を通じて自分の魅力を知ってもらうのに不可欠なことなので、強みを厳選して記述しましょう。

・転職先の魅力に言及する

転職先の魅力について志望動機で触れるのも重要なポイントです。「他にも求人は出ているのに、なぜここを選んだのだろう」という疑問が生じるのは当然でしょう。志望動機になぜ選んだのかを書くのは重要です。魅力があるからこそ選んだという流れで書くのが理想的なので、何が志望先の施設の強みなのか、自分に合う部分は何なのかを考えて明記しましょう。

・採用後の自分の貢献を説明する

志望動機には採用後に自分がどのような貢献をするつもりなのかを書きます。過去の仕事の経験や、転職先の魅力として感じたこと、必要とされている業務内容を総合的に考えて、自分だからこそできることを示すのが大切です。転職したらすぐに貢献できることではなかったとしても問題はありません。根拠があって将来的に貢献できると説明できるなら志望動機に書いてアピールしましょう。

・前職の不満は記載しない

志望動機には不満は記載しないのが原則です。前職ではやりたい仕事ができなかったから転職したい、人間関係で嫌な思いをしたから別の職場で働きたいという場合もあるでしょう。しかし、このような不満の一言があるだけで不採用になるのが普通です。採用する側の立場になると、「採用してもやりたい仕事ができなかったという理由ですぐに辞めるかもしれない」、「人間関係をうまく確立できない人のようだ」と思うのが当然でしょう。前職については看護師としてのスキルにかかわる経験に言及するのに留めるのが基本原則です。

・端的にまとめる

志望動機の書き方として重要なのが端的にまとめることです。履歴書の志望動機欄はあまり大きくないことが多いですが、小さい文字にすればかなりの分量を書けます。履歴書のフォーマットは自由なので、市販のフォーマットを使わずに自分で志望動機欄の大きいフォーマットを用意することも可能です。ただ、志望動機が長々と書いてあると読んでもらえなくなるリスクがあります。履歴書はどのような人材なのかを短時間で簡単にチェックする目的で使用される書類だからです。端的に要点をまとめてあった方が好印象を受けるので、短い文章で必要事項を伝えるように心がけましょう。

#【転職先別】看護師の志望動機の書き方の例文

看護師の志望動機の書き方は転職先や今までの経歴によって違いがあります。ここでは典型的な転職先別に志望動機の例文を紹介します。経歴部分は違ったとしても、どのような流れで書くとアピールできるかがわかるので参考にしてください。

・中規模の総合病院への転職

私は前職で皮膚科の専門病院で主に手術の補助を担当してきました。貴院では手術担当の看護師として円滑な手術対応をできると考えています。私は手術の円滑化のために器具選定も担当してきましたので、貴院での手術の効率化に役立つ器具の提案を通して貢献したいと思っています。貴院では他の診療科のセミナーにも希望に応じて参加できると聞いております。積極的に参加し、皮膚科以外の手術にも的確に対応できるようになりたいと考えています。

・精神科クリニックへの転職

前職では総合病院の心療内科で主に高齢者の入院患者の看護をしてきました。精神科の看護師とのコミュニケーションの機会が多く、カウンセリングを基本にして治療を目指す精神科のあり方に共感を持ちました。薬による補助もしながら、根本治療を実現できる医療に最大限の力を発揮したいと考えて貴院を志望しました。高齢者患者の多い貴院において、薬物療法にも対応できる看護師として貢献できると考えています。

・特別養護老人ホームへの転職

私は前職まで循環器内科、呼吸器内科、消化器内科のクリニックで働いてきました。貴施設では心疾患のある利用者が多いと聞き、私の経験を生かして治療・介護の両面から貢献できると考えました。医療を重視している貴施設ではさまざまな病気を患っている方が利用されていると思います。高齢者疾患が多い内科のクリニックでの経験を生かして、利用者やご家族の期待に応えられる看護を実践していきたいと考えています。

・デイケアセンターへの転職

私が貴施設を志望しているのは、高齢者への早期対応が重要だと感じたからです。前職では有料老人ホームで看護をしてきましたが、もっと早い段階からケアをしなければQOLを上げるのが難しいと感じていました。貴施設では要介護になった高齢者のQOL向上のためにご家族とのコミュニケーションも含めたイベントの取り組みをしている点に興味を持ちました。看護師として医療面の対応をしつつ、イベントの企画・運営にも参画し、貴施設のコンセプトに合う貢献をしていきたいと思っています。

・医療機器メーカーのMR職への転職

私は大学病院で主に循環器疾患の患者様の看護を担当してきました。貴社への転職を志望しているのは、循環器疾患を中心とする診断機器の開発を精力的に進められているからです。現場で看護師として働いてきて、もう少し早く診断ができれば治療が間に合ったというケースに何度も遭遇してきました。早期診断が可能な機器の開発と医療機関への導入は欠かせないことだと考えています。循環器内科で働いてきた経験を活かして、貴社の診断機器の導入を進めつつ、現場からのフィードバックを持ち帰って更なる開発に貢献したいと考え、貴社を志望しています。

まとめ

志望動機の書き方について看護師の典型的な転職先別に例文を紹介してきました。7つの原則を踏まえた内容になっていることがわかったでしょうか。履歴書に書く志望動機は自分をアピールするために重要な役割があります。短い言葉でわかりやすくアピールするのが大切です。ここで紹介した原則を押さえて、転職先ごとにぴったりの志望動機を書き上げましょう。

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