オペ看護師として働くためにはどのようなことをするべきか

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#2219 2023/06/13UP
オペ看護師として働くためにはどのようなことをするべきか
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オペ看護師になりたい場合には特別に資格を取るというわけではなく、素直にそうした形での採用をしてくれるところを探すとか、部署として希望する、ということが一番でしょう。その上でキャリアを積んで上位資格なども取るとよいです。

・看護師になって終わりではない

子供の時から看護師に憧れて勉強をしていて実際になるという人はとても多いです。そもそも確かに難しい資格ではあるのですが、決して極めて高い才能を求められたりというわけでもないので仕事して看護師を目指す場合においてそこまで極端に高すぎるハードルを越えなければならないというわけでもないのが看護師の素晴らしいところでもあるでしょう。

だからこそ、看護師を目標にするというのは良いのですが学校に行って卒業して、国家資格を受けて合格したら、いざ看護師になることができるということになりますが、それで終わりというわけではないです。むしろそこから自分自身の看護師としてのキャリアというのを考えて行動していかなければならないわけです。
そうした目標とすることのキャリアとしてオペ看護師があります。

名前の通り、オペの手伝いをする看護師であり、割と花形ではありますし、まさに医者の手伝い、という感じであり、イメージされやすい看護師でもあります。
そんなオペ看護師ですが、実はいくつか種類もあります。別に法律的に区別がされているわけではないのですが、タイの大きな病院においてそういう区分をされていることがある、ということはあります。それを理解した上でどれを目指すのか、どういうステップアップをしていくのか、ということを確認しておきましょう。

・器械出し看護師

オペ看護師の一つが器械出し看護師です。手術の手伝いをする看護師であり、一般的にイメージされやすい手術をしている時に医者に治療の器具を渡すと言ったようなムーブを行うことになる看護師さんです。
簡単そうに見えるかもしれませんが、そろそろ何種類もあるような手術道具の用途や名前を覚えた上で手術の進行もきっちりと頭に入れて、セッティングをしないといけないのです。次は何が必要かというものを含めて事前にしっかりと準備しておくといいことを求められるので実は単純に医者に言われているものを渡しているだけというわけでもないので、非常に緊張感があり、責任もある仕事になります。

・外回り看護師

外回り看護師もオペ看護師の一つです。手術室看護で間接介助をします。直接的に手術をする医者もそうですしその看護師の補助をしたりとか記録、環境に関する様々な配慮とかそういう部分を間接的にではありますが、手術の手伝いをする、という看護師になります。術前の患者説明とか術中の手術全般へのサポートとなります。もちろん、術後の申し送りとかも仕事内容になります。
キャリアのアップとしては先に外回り看護師をしてから器械出し看護師になるというのが一般的になりますので最初はこちらを目指すという形にはなるでしょう。

・オペ看護師になる方法は?

手術に直接的にせよ、間接的にせよ関わることができるオペ看護師というのはやはりそれなりに花形の部署と言えることにはなりますのでそれなりに人気もあります。どうすればそれになることができるのか、といえば特別な資格が必要、というわけではないです。
看護師という資格そのものがそもそも特別な資格であるわけであって、そこから上位の資格なんかを取らないとダメとか、その他別の専門的な資格に分類されている物をとらなければオペ看護師になれないというようなことも特にないです。
つまりは、看護師の資格を持っているというだけでオペ看護師になるための資格というのはクリアされているという形になります。
経験や性別は問われることなく、オペ看護師として手術室に配属されれば、その可能性はあるわけです。
器械出し看護師、外回り看護師のどちらにせよ、いきなりすべてをやらされるわけではありませんし、事前に学ぶべきものがあるわけでもありませんから、とにかく看護師になったら、そうした部署に配属されるようなところの求人を選ぶとか採用面接のときにそういう部署に配属してくれることを前提にしてもらうとかすればなることはできるでしょう。
オペ看護師 専任ということもありますし 一般の看護師と兼任するということもありますのでその辺りに関しては 病院次第、採用してくれたところの状況次第という形にはなります。 

・求人から絞り込んでおくこと

手術しかやっていないというような病院というのがほとんどないといっても過言ではないのでどうしてもオペ看護師限定というのは難しいかもしれませんが、募集の段階でオペ看護師を採用したいと言っているのであればそういう形で働けるようにはなるでしょう。
応募するための自分自身の経歴キャリアというのもやはり重要ですが、そもそもどこに応募するのかというのがオペ看護師になれるかどうかに大きく影響してくることになるでしょう。

看護師自体はかなりは仕事があります。しかし、オペ看護師になりたいという限定の思いがあるのであればやはり求人を絞り込むという形になるでしょうし、いくら人手不足だからといって能力が足りないと思われていたりすると採用されにくいというのはいくら看護師であろうともよくある話ではあります。
そうならないようにするためにはどうしたらよいのか、といえばこの辺り採用されるかどうかは巡り合わせとか運と言ったような部分も少なからずあるのでなんともいえないですが、面接対策をしたりとか自己アピールを考えておくとかあるいは資格を他に一つ持っておいてそれをよくアピールするというのもよいでしょう。

・採用されやすくなるための資格

なくても別に問題はないものではあるのですが手術看護認定看護師というのがあります。そういう資格があります。
名前の通り、この資格を取得すると手術看護に関する専門的な知識がある、ということが認められます。
しかし、そもそも手術看護認定看護師になるには実務経験が必須です。
それが5年以上の実務経験と3年以上の手術看護経験であり、その上で認定看護師教育課程を修了していること、となります。
つまりは、オペ看になりたいから目指す資格というよりは、なってからより高めていく資格、ということになりますから、あんまりなるための方法として紹介するようなことではないのですが、そうした資格がある、ということは知っておいたほうが良いでしょう。

・向いている性格

オペ看護師に向いている性格があるのか、といえばやはり高いコミュニケーション能力でしょう。医師や手術に関わる人たちとコミュニケーションが上手くとれることは必須能力であるといえます。
高いストレス耐性も必要になるでしょう。手術を円滑に進めるために、自分自身に求められている行動をしっかりと理解して動くことが求められますから、一人での仕事ではなく、まさに相手を中心に考えて動く、ということが意識的に出来る人が大事になります。
しかし、性格的に向いている向いていないということをそれほど深く考える必要性はないです。向いているような性格であればちょっとやりやすい程度のことと思っておきましょう。オペ看護師自体は、看護師となっているのであれば道としては開けています。特別、看護師の中でも優秀な人が選ばれる、ということでもありませんから、とにかくその一歩を踏み出す勇気を持つことがまず、手術看護師になる方法の一歩といえることでしょう。
性格云々は自分から積極的に変えることができるわけでもありませんし、あくまでなる時にちょっとは有利くらいで考えておきましょう。

まとめ

オペ看護師になるために厳格なルートがあるわけではなく、病院に採用されて配属されるところがそうであった、ということが多いです。もちろん、きっちりと狙っていきたいのであれば最初からオペ看護師関係の部署の人員を募集しているところに応募しましょう。向いている性格などもありますが、そこまで気にせず頑張って目指せます。

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