看護師経験１年でも再就職先は見つかる！転職エージェントを使うメリット８選

転職を検討している看護師さんの中には「経験が浅いから再就職先が見つかるか不安」という悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
看護師経験1年でも転職するためには転職エージェントをうまく活用することがポイントです。看護師経験が浅い看護師が転職する際にエージェントを使うメリットを紹介していきます。

ここからは実際に看護師経験１年で転職エージェントを使い転職した私が感じた「転職エージェントを使うメリット」を紹介していきます。

メリット1：条件にあった職場が一度にわかる

転職活動において一番大事と言っても過言ではないことは「情報収集」です。でもこれが一番大変で手間がかかります。転職エージェントは情報をたくさん持っているので、自分が希望する条件（場所、第二新卒の受け入れ可、給料など）を伝えることでその条件にあった職場をまとめて紹介してもらうことができます。一つひとつ検索して再就職先を探すよりはるかに時間も手間もかからず、効率的です。
また、地元以外に再就職する際は土地勘がなかったりそもそもどんな病院があるか、全く知らないということもあり得ます。その時その土地の看護師転職事情に詳しいエージェントの力を借りるといいでしょう。

メリット２：内部情報がわかる

求人ページを見るだけではわからない、内部事情や今までどんな人がその職場に転職していったのかを知ることができます。このような情報は個人で手に入れることは困難。でもこういった情報が転職の時は一番知りたかったりしますよね。積極的に質問して教えてもらいましょう。

メリット３：自分が考えていなかった職場も提案してくれる

これは一見デメリットに見えて「条件に合ってない職場を紹介された！」と思うかもしれません。
私も転職活動をする前は「もう病棟看護師はやりたくない」と思い病棟を再就職先から外して考えていたのですが、求人を見たり実際に見学へ行って「急性期じゃなければ病棟でもいいかな」と思えるようになりました。自分一人で転職活動をしていたらこうは思えなかったと思います。自分以外の目から「あなたにはこんな職場が合うんじゃない？」と選択肢を広げてくれるのはありがたいです。

メリット４：同じ境遇の看護師の転職について聞くことができる

看護師経験が浅い人が転職活動をする際の不安として「経験が浅いけど転職先は見つかるのだろうか？」ということが挙げられます。転職エージェントはそのような人たちの転職活動にも関わっているので、同じ境遇の人たちがどうやって転職活動を進めていたかとか、どんなところに転職したかとか教えてくれます。このような情報は自分が転職活動を進めていく上でとても参考になるし、励みになると思います。

メリット５：見学・面接の日程調整などの段取りを代行してくれる

気になる職場が見つかったら、その次は見学や面接に進みます。その際、転職エージェントが見学や面接の日程調整を代行してくれます。仕事をしながら転職活動をしている人やつい先延ばしにしてしまう人からすれば、代行してくれると面倒なメール・電話のやりとりをしなくて済むし、スムーズに転職活動が進むためありがたいですよね。私も転職エージェントの方がどんどん日程調整して進めてくれたので、転職活動開始１ヶ月で転職先を決めることができました。めんどくさがりの人、仕事をしながらの転職活動をしている人は特に活用してほしいところです。

メリット６：聞きづらいことを聞いたり交渉を代わりに行ってくれる

自分から直接転職先に聞きづらいことは代行してうまく聞いてくれます。あやふやなまま、わからないまま転職先を決めるのは怖いですからね。遠慮がちな人には助かると思います。また私はしていませんが、給料や入職時期の交渉を代わりにしてくれるそうです。これも個人が聞くよりエージェントが聞いた方がうまくいくこともありそうなので、特に経験者の方は積極的に行うといいと思います。

メリット７：エージェントの人が自分をプッシュしてくれる

履歴書を転職エージェント経由で提出するのですが、履歴書に自分で書く自己アピールの他にエージェントも自分のことを募集先にプッシュしてくれます。今の職場も、エージェントのプッシュがなければ採用されていなかった可能性があります。経験が浅いなど、不安が大きい人こそプロの力を借りていきましょう。

メリット８：面接で聞かれやすいこと、マナーなどを教えてもらえる

経験者の転職面接は新卒とは聞かれることが違ってきます。転職エージェントに聞かれやすい質問や気をつけること（服装、マナーなど）を事前に教えてもらい、答えを考えておくことで当日質問された答えに困ることは減るでしょう。転職エージェントによっては面接の練習を一緒にしてくれるところもあるみたいです。私は練習はしませんでしたが、事前に聞いておいた「経験年数浅い看護師が面接で聞かれやすいこと」からいくつか似たような質問をされたので、落ち着いて面接に望むことができました。「面接するのは久しぶり」「緊張しやすい」「不安」という方は事前にリモート練習させてもらえんないか、聞いてみてもいいのではないでしょうか。

このように、経験年数が浅い看護師が転職エージェントを使って転職するメリットがたくさんあります。
ここまでメリットばかりたくさん紹介してきました。ここからは「転職エージェントを使うデメリット」を紹介していきます。もちろんメリットに比べれば少ないですが、全く０というわけではないため一緒にデメリットも紹介していきます。

デメリット１：希望していた条件に合わない職場を紹介されることがある

メリット３と紙一重ですが、希望していた条件が高すぎたりすると条件に合わない職場を紹介されることがあります。私も最初は病棟以外で転職したいと思っていたのに病棟看護師の募集ばかり紹介されたので、なんで？と思うこともありました。こちらからすると「条件が厳しすぎた」のか「エージェントが探す気がなかった」のかわからないですし。条件に合わないところばかり紹介されたら、その理由を聞いてみるのもいいかもしれません。あまりにもエージェントと合わないな…と感じた際は担当の方を変えてもらう・使う転職エージェント自体を変えるといった方法もあります。

デメリット２：採用率が落ちる可能性がある

職場は転職エージェントを使って採用すると転職エージェント側にお金を払う必要があります。同時に同じような条件の自己応募（転職エージェントを使わない応募）をしていた人がいた場合「どうせとるならお金がかからないほうがいい」と自己応募した人を優先して採用する可能性があります。特に小さな病院やクリニックは採用にコストを掛けたがらないので、その傾向が強いかもしれません。転職したい職場がどんなところか、も考えて転職エージェントを使うか考えてもいいかもしれません。「転職エージェントを使って情報を教えてもらって、自己応募する」という方法も一つです。

デメリット３：お祝い金・赴任旅費等がもらえない場合がある

職場によっては「自己応募で採用された方にはお祝い金が出ます」というところがあります。お祝い金でいくらか出してもエージェントを使うより安く済むからです。私の再就職先もこの制度があったのですが、私はエージェントを利用して採用が決まったのでいただけませんでした。引っ越し代がかかる、無職の期間があったなど金銭的にシビアな人はお祝い金がもらえるようにエージェントを使わないという選択肢もあるかもしれません。ただそれだけで決めることはおすすめしません。あくまで「おまけ」程度に考えておきましょう。

メリットに比べれば小さいですが、多少デメリットもあることをご理解いただけたかと思います。

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