転職の際に確認しておきたいあれやこれや。

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#1475 2021/06/12UP
転職の際に確認しておきたいあれやこれや。
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看護師は仕事に恵まれていると言われています。転職の際にも困らないと思われてる業種だと思います。しかし、実際は業務外の業務、勉強に研究と負担が大きく家庭を持ってから仕事と両立させるのは結構厳しいです。職場探しの際、確認しておきたいことをお伝えします。

看護師の仕事探しは、おそらくネットを検索すると沢山のサイトが羅列されると思います。転職の際に、何社か登録して検索しましたが、どのサイトも大差はないように感じました。転職を決めたら、登録するのはどこか1箇所のサイトでもいいと思います。

1、職場までの距離と実際にかかる通勤時間を確認しておいた方がいいです。

看護師は、仕事着を家から着ていくわけには行きません。訪問看護師などは別ですが、大抵が病院に到着して白衣に着替える必要があります。そのため、普通に出勤してそのまま仕事に取り掛かることができないので、その時間も加味して職場を探す必要があります。また、病院によっては駐車場がないなどあるため、駐車場を借りられる距離なのかどうか、駐車場代や回りの月極駐車場などを下見しておいた方がいいです。交通の便がよく、電車で通勤可能であれば別ですが、その際は夜勤で帰る際に危険なところはないかなど知っておくのは大事だと思います。二交替勤務が増えてはいますが三交替勤務のところもまだまだあります。地方だと夜勤も考えて自家用車で通勤する方が多いと思うので距離、通勤にかかる時間、駐車場の有無は調べておきたいところです。

2、働き方を選ぶことが可能かを確認しておいた方がいいです。

看護師は、夜勤があるため子供が産まれた後にどうするかまで考えておいた方が良いです。院内保育で夜勤の際に預けることができる所もありますが、保育料が高額であることが多いので夜勤免除があるか、時短勤務や育児時間などの福利厚生がきちんと整っているかは知っておきたい情報だと思います。実際、子供が産まれると思った以上に仕事の拘束時側が長いことがネックになって、やめてしまう方が多いです。より良い職場をと転職活動をしたりしますが、なかなか環境が整っているところは、まだまだ少ないです。子持ちが多い職場は、そう言った福利厚生が手厚く、子持ちに理解のある職場だと考えてもらうといいと思います。ただ、中身も多様化しており、時短勤務だけでなく週20時間働けば良いという、育児時間を取り入れているところもあります。そうなると時短勤務との差があって、ギスギスした雰囲気になっていたりします。また、時短勤務や育児時間を利用しても仕事以外の業務があったり勉強会や講演会など、もしくは業務自体が多く超勤になることがあります。そういった引っ掛かりから給与と見合っていないと感じることもあるかもしれません。

3、業務外の仕事があるかの確認をしておいた方がいいです。

病院によっては看護師業務以外の仕事があるところがあります。委員会や係の仕事以外に、勉強会や講演会への参加、研究などがあります。自己のスキルアップや勉強という意味合いでそういった機会が設けてあります。最近は極力勤務時間内に実施するようにということになってはいますが、業務量が多いためになかなかそうはいかないことも多いです。休日なのに出勤して委員会や係、研究などのレポートをまとめにサービス残業として出ていくことになることも多々あります。ラダーを推進している病院などは講演会や研究に力を入れているので、そういった勤務以外で職場に出ていく機会が多いと思います。コロナ禍の今は勤務でない日は極力職場に来ないとなってはいますが、そうしないと仕事が終わらないです。業務自体が時間内に終わらないことが多いので、その時間内で他の委員会や係の仕事まで手が回らない状況です。ただ、ラダーなどを取り入れている病院は、新人としては教育に力を入れてもらえるのでありがたいとは思います。自分のプライベートの時間にも力を入れたいという方は転職の際に、業務外の仕事の確認は必要かと思います。

4、新人教育に力を入れているかを確認しておいた方がいいです。

新人教育に力を入れている病院などは、子供を産んだ後に復帰する際にもそういった教育に参加することが可能だったりします。なので、しばらく仕事をしていなかったというようなブランクのある看護師に対しても、教育システムが構築されていることが多いです。ブランクがあると、復帰を尻込みしてしまうことが多いと思いますが、復帰前に教育システムに参加することで安心して復帰することができます。子持ちも多いことが多いので、働き方に対する理解も高くあることが多いと思います。また、どこかの病院で経験があっても、新卒と一緒に入社すると新人教育に参加します。経験があることは免除されたりしますが、希望があれば受講も可能です。少ししか経験がなく転職したという人はそういった新人教育に力を入れている病院を選んだ方がいいと思います。

5、病院の規模の確認はしておいた方がいいです。

個人病院は土日祝日休みで夜勤もないところも多いと思います。ただ財源は大きな病院が多いので、物品の管理などしっかりしてある印象です。大きな病院は物品も不足なく使うことができますが、個人病院は必要最低限のため手袋を使うであろう場面で節約することになるとも聞きます。訪問看護師は自分で準備する必要があることも多いです。感染予防であり、自分を守るためなのでその辺りも確認しておいた方がいいです。

6、電子カルテの有無の確認をしておいた方がいいです。

電子カルテ化が進んでいます。今や、IDバンドや点滴ラベルも全てバーコード表示で確認する時代です。電子カルテも日々変化します。元々使っていたカルテからバージョンアップさせたりする病院も多いです。便利にするための電子カルテ化であり、バージョンアップではありますが、手書き時代の看護師は慣れるのに時間を要します。研修で電子カルテの勉強をする病院もありますが、大抵が仕事を開始して覚えていくしかありません。それだけでなく、研修も電子カルテ上で行うようになっていたりするため、本当にパソコンは苦手という方は電子カルテかどうかの確認をしておいた方がいいです。実際に全く電子カルテに慣れることができないということで、同じ勤務の他のスタッフにアナムネなどの入院情報入力をお願いしている人もいました。結局、お願いされる側は仕事が終わらないので上司に相談し、パソコンが関係ない雑務を任されるだけになり辞めてしまった人もいます。

7、人間関係をできる範囲で確認しておいた方がいいです。

人間関係ばかりは中に入らないとなかなか分からないですが、個人病院などは募集が度々あったり、長年勤めている人が1人はいるがそれ以外の方がコロコロ変わるところは何か問題があることが多いように思います。人数の多い、大きな病院であれば内情はなかなかわからないですが、人数がそれだけ多いので合わない人がいても合う人が1人2人はいるのでそこまで心配しなくても良いかと思います。また、転科の希望が出せるかどうかを確認しておくと、人間関係でストレスになってしまった際に届を出すことで希望を聞いてくれたりします。看護師不足が言われているので、極力続けてもらえるようにと考慮してもらえることが多くなってきてはいます。
仕事は転職サイトを見るとたくさんあると思います。ただ、入ってみたらここが違ったということは多く、全てが自分の思うようになることは少ないです。自分がどこを優先したいかをよく考えて、職場を探す際に上記のことを注目して確認してもらったら自分の理想に近い職場を見つけることができるのではないかと思います。

まとめ

特に子供を産んでからの働きやすい病院を選ぶにはといった内容に偏ってしまったかもしれません。しかし、女性が仕事を続ける上では大事なことだと思います。また特に看護師は夜勤もあって、他の業種とは少し違った視点が必要だと思ったので、子供を産んでからでも続けやすいであろう職場の選び方を書かせていただきました。

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