就職を応援!看護師の面接ポイント教えます!

会員登録 ログイン
メニュー
#1469 2021/06/06UP
就職を応援!看護師の面接ポイント教えます!
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

看護師として就職面接を受ける際のポイント、受けるのに必要な準備、良くある質問と望ましい回答などについてお伝えします。実際の体験も交えてお伝えしておりますので、これからの面接に生かしていただけると嬉しいです。入念に準備して自信を持って本番を迎えられるようにしましょう!

面接を受けるにあたって、大前提として必要なことをお伝えします。こちらを参考に準備を進めてみてください。

まずは、当日の服装・髪型についてです。基本はスーツです。ない場合は、スーツに準じるブラウスにひざ丈スカート、タイトズボンなどが望ましいです。ヒールの高い靴やカツカツと大きな音がなる靴は避けるのが無難です。

髪型はきれいに団子にまとめるか、短くても1つに縛ってまとめたほうが清潔感が出ます。第一印象ははじめの3秒で決まると言われています。
見た目での清潔感やきちんとしている感は非常に大切になってきますので準備しておきましょう。

入退室時のあいさつは笑顔で、質問にはハキハキと大きな声で答えましょう。また、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるように丁寧な言葉づかいを心がけましょう。丁寧な言葉遣いかどうかは患者さんや家族への対応も誠実にできそうかを判断されるポイントでもあります。

最近はオンラインでも面接が増えています。オンライン面接の場合でも服装はスーツに着替えましょう。靴は必要ありません。パソコンのカメラやマイクの位置をあらかじめ確認しておき、本番で困らないようにしましょう。家が狭い場合生活感がでてしまうのは仕方ないですが、白い壁が背景になるようにテーブルの位置を変えるなど工夫してみると良いです。また、カメラの位置は顔の高さに来るように高さを調節し、顔に日の光が適度に当たる場所だと映りが良くなるのでおすすめです。

ここからは面接でよく聞かれる内容と回答のポイントです。
質問項目について1度回答を考えてみましょう。あらかじめ考えておくだけも面接の際にかなり役立つと思われます。

・経歴確認、リーダー経験、委員会経験

こちらは履歴書や職務経歴書に記載しているはずなので確認程度に聞かれます。具体的に対応可能な看護技術などを聞かれることもありますが、実際にやってきたことを回答するだけなので問題はないかと思われます。自信のない看護技術について聞かれた時は正直に「経験が少ない技術なのであまり自信がありません。」と答えましょう。

・併願先の有無

併願先がある場合は正直に答えてもらって大丈夫です。

・志望動機

いちばん重要な質問で、かつ必ずと言っていいほど聞かれる質問です。履歴書にも志望動機を記載しているかと思いますが、せっかくアピールできる場なのでここで自分の考え方や前向きな姿勢をしっかりと伝えましょう。就職理由や事実・条件などを淡々と述べるだけではなく、病院や施設の特徴を下調べして共感できた部分や自身の考えを伝えるのが良いです。ホームページで病院長や看護部長の挨拶などを読むと参考になりますよ。病院や施設についてよく知らない場合、準備不足と判断されてしまいますのでしっかり調べて準備しましょう。

・就職先として考えるにあたったポイント

よく聞かれる質問項目です。志望動機に似ていますが、こちらも病院や施設の特徴を踏まえて答えていきましょう。福利厚生など自身が気に入った理由も加えて答えても大丈夫です。「御社の考えに共感し~」ということばかり答えていると逆に本当に志望しているのか怪しまれてしまうので、いいと思ったポイントを具体的に答えましょう。「育休・産休の実績が多数あると伺いましたので、長期的に働くにあたり魅力的だと感じました。」など。

・退職理由

採用してもまた同じ理由で辞めてしまわないか、何かトラブルを抱えていないかを確認する意図のある質問です。ポジティブな理由が望ましいです。スキルアップや新たな領域について学びたいなど。前の職場に対する批判や愚痴を長々と話すのはネガティブな印象を与えてしまうので、避けたほうが無難です。

・看護師になろうと思ったきっかけ

学生の頃のことなどを思い返してみましょう。聞かれる頻度の高い質問です。人間性をより深く知るために聞かれる質問なので、正直かつ誠実に答えましょう。「人とコミュニケーションをとることや世話をすることが好きだったので看護師を目指そうと考え看護師の道に進学しました。」など。

・看護師になってよかったと思っているか、嫌だったことはあるか

人間性や考え方をアピールできる質問なので、具体的に経験した事例などを挙げて答えると良いです。「~をして受け持ち患者にありがとうと言ってもらえたことが看護師として働いてきてよかったとやりがいを感じられた思い出があります。」など。

・今後どんな看護師になりたいか

面接を受ける病院・施設で経験できるであろうことを交えて答えるのが良いです。「慢性疾患の患者さんと長期的に関わることで、深い関係を築きあげ個別性のある看護を提供できるような看護師になりたいです。」など。

・長所

自分の長所!といきなり聞かれるとぱっと出ないものなのでこの答えは必ず準備しておきましょう。家族や友人に聞いてみると良いですよ。転職の場合、先輩に褒められたことなどを思い返してみるのも良いです。

・短所

短所は長所を誇張したような表現が望ましいです。長所が「責任感が強い」であれば、「責任感が強すぎるあまり仕事を1人で抱えこんでしまうことがあります。自分でその傾向を理解し、困ったときは周りに助けを求めたり相談するように心がけております。」などのように回答しましょう。

・部活動経験、趣味、ストレス発散方法

数があった方がいいですし、話題の提供にもなります。嘘はやめましょう。

・出産予定

仮に就職して1年後くらいに出産を予定したいと考えていたとしてもそれを正直に伝えてしまうのはあまり印象が良くありません。「将来的に子供が欲しいと考えてはおりますが、まずは仕事に慣れることに重点をおきたいと考えております。」のような回答が望ましいです。

・労働条件・待遇について対応可能か

例えば「残業や夜勤には対応できますか?」のような質問です。できないことをできると答えるのは避けましょう。また、詳細を聞かずにその場限りの回答をするのも避けたほうが良いです。採用後、実は対応できないとなるとトラブルになる可能性があります。
対応できない場合は誠実にきちんとその理由を伝えましょう。

・退職交渉状況

面接時にまだ退職をしていない場合は、「退職についてはいつでも相談できる状況になっておりますので、御社の内定がいただき次第退職予定です。」のように返答すると良いです。もちろん退職はできるように段取りを整えておきましょう。

・逆質問

「最後に何か確認しておきたいことなどはありますか?」と聞かれることがよくあります。逆質問と言われるものですが、特にありませんと答えるのは良くないです。
実際に就職して働くことを想定すると疑問がわいてくるかと思いますので、面接の場を借りて尋ねてみましょう。働く気でいるアピールにもなります。例えば、「車での通勤は可能でしょうか?」など。募集要項に記載されていて知っている内容をあえて質問するのは避けたほうが良いです。しっかり募集要項を読んでいないのではないかと思われてしまうためです。

最後に、面接の回答に正しい答えはありません!面接官はあなた自身のことをよく知りたいがために質問をしています。面接は「尋問」ではなく、面接官とのコミュニケーションの場であることを忘れないください。面接官の質問に答えるのはもちろんですが、自然体で会話することを意識し本来の自分をアピールしましょう。

まとめ

面接の場面で大切なことは誠実に正直に答えることです。ネガティブな印象を与えないために言いまわしを変えることは必要なことですが、嘘は絶対によくありませんし就職後いずればれることになります。
誠実にやる気をみせていくことで自己アピールをしっかりしていきましょう。面接頑張ってくださいね。応援しています!

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop