第2新卒のための求人はある?とりあえず3年の意味を知り採用成功へ!

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#760 2019/07/11UP
第2新卒のための求人はある?とりあえず3年の意味を知り採用成功へ!
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「とりあえず3年」という言葉を誰しも一度は耳にしたことがあると思います。

これは就職する上でとりあえず3年は頑張りなさいという意味で使われています。
しかし果たして本当に3年は働いた方がいいのか?3以内では求人がないのか?という疑問を抱く方は少なくないのでしょうか?

そこで「とりあえず3年」の意味、そして第二新卒として転職する際のポイントについて、ご紹介したいと思います。
 

就職の「とりあえず3年」の真意!

就職において昔から、「とりあえず3年」という言葉があり、とりあえず3年は働いた方がいいと思っている人は大勢いると思います。

しかし、最近では転職方法もさまざまであり、3年以内で転職を経験する看護師が増えてきました。私が今まで努めてきた病院でもいました。

看護技術やスキルを学ぶことが難しい病院からスキルアップのために転職する人や、急性期で疲れて、ゆっくり看護を行いたいという場合、また、引っ越しや結婚などを理由に転職される方など、理由はさまざまです。このように3年以内に転職する人のことを第2新卒と言われています。

第2新卒とし転職した看護師は失敗なのでしょうか?不幸せなのでしょうか?

とりあえず3年の意味

「石の上にも3年」「茨の中にも3年」といった3年という期間を意識することわざがあることからも、昔からしんどくても少し辛抱して頑張れば成功できると考えている人が多かったのではないかと考えます。

しかし、現在はその意味が「3年頑張らないといけない」というように変化していき、期間や年数に振り回されて、数字を気にしすぎているかもしれません。

看護師の場合、3年あればその病棟で一通りの経験を積むことができ、一人前と言われることや、奨学金の返済期間となっていることからも3年は働かなくてはいけないと思っていることが少なくないと言えるでしょう。

 

とりあえず3年は必要なのか

とりあえず3年は必要なのか、メリット・デメリットを含め説明したいと思います。

メリット

実際のところ、同じ病院で3年間働くと一通りの経験をし、実績を積むこともできるため、「とりあえず3年」という言葉を信じて頑張ることは間違いではありません。

また、看護師1年目・2年目ではプレッシャー状態や自身のなさから、日々の仕事に精一杯となり、やりがいを感じることは難しいかもしれませんが、3年目となると少し余裕を持ち仕事が出来ること、自分のペースで仕事が出来ることから、仕事に対する面白さも分かってくるのではないでしょうか。

また、人間関係としても、色々な人がいる中で最初は馴染むことができなかったのが、時間がたつことで、職場の上司の人となりや接し方がわかり、居場所を確立することが出来るのも3年目頃と言われています。

これらのことから、とりあえず3年と考え、仕事を続けることは活力にもつながるのではないでしょうか。

デメリット

「とりあえず3年」と考え、活力とすることで頑張ることはいいことだと思います

が、「3年頑張らないといけない」というように期間や年数に振り回されて、数字を気にしすぎている場合もあります。

3年就職すれば必ずしも一人前になれるわけでもないですし、3年以内であれば一人前ではないとも言えません。第2新卒を求め、求人を出す病院も多いです。費やす時間よりも時間の使い方の方が大事と言えるでしょう。

また、現在、第二新卒を歓迎する職場もたくさんあり、求人が出ているため、転職することで活躍することが出来る可能性もあります。

そこで転職した方がいい場合を説明します。

まずは、精神的に限界な場合や、生活や身体に不調をきたしている場合、その場合はまずは身体を休めることを最優先してください。3年は頑張らないといけないと言い聞かし頑張ることで立ち直ることが出来なくなるかもしれません。自分の身体が第一です。

また、スキルアップを目標にする場合も、転職を考えてもいいと思います。どの病棟でも必ず学ぶことはあります。しかし病棟によっては急性期と比較し、点滴や処置に関しい技術を経験する機会が少ない場合もあります。考えた上で自己のスキルアップを目標に転職することは悪くないと思います。

「今の自分がどう働きたいのか」が大事であり、目的をもってするのであれば経験年数は関係ないと思います。そのため、じっくり考え自分にとって何がいいのか選択するようにしましょう。

第2新卒での転職のアドバイス

転職する際は、自分で病院の採用担当者に直接連絡を取り、応募する方法と、転職サポートを受ける方法があります。求人を見る際は教育プログラムがしっかりしている病院かどうかチェックするといいでしょう。ホームページの職員の実際の声を見たり、転職サポートの担当者に教育を受けれるか確認すると参考になるでしょう。

また、病院の採用担当者との面接は必ずあります。

その際、なぜ勤めていた病院を辞めたのか聞かれる場合があります。理由はさまざまではありますが、悪口を言ったり、病院を否定するような発言をするのは辞めた方がいいでしょう。

採用した場合、また病院に対して不満を持ち辞めてしまうのではないかと懸念される場合があります。もし病院での業務や人間関係についていけなかった場合に関しても、隠すのではなく、出来なかった理由はなになのか、どう改善していくのか明確にするといいでしょう。

1年目・2年目で業務や人間関係に悩んだり、ついていけなくなるのは少なくないですし、恥ずかしことではありません。これから自分がどうするかが大事です。

転職した先でのアドバイス

転職先では第2新卒として入職することとなります。現在、1年前だけでなく、2年目、3年目と継続した教育プログラムがある病院が多いです。心配なく入職し働くといいでしょう。

しかし、前回の病院で経験し自立していた場合でも、病院が変わると方法やシステムが違うため、自己判断ですすめるのではなく、まずは教えてもうという気持ちを持つことが大切です。

また、基本的なことではありますが、笑顔や挨拶を意識するといいでしょう。

転職する前に考えること

転職は少なからず労力がいることですし、大きく環境も変わります。転職をしようと考えている人は、しっかりと考える必要があります。

人間関係や仕事内容が自分には合わないという場合は、別の部署に異動願いを出すなど他に方法があることもあります。精神的に疲れた・限界という場合には病気休暇など身体を休めてあげることで改めて復帰し活躍することが出来ることもあります。

漠然と今の環境が嫌だと思っている人は、一時的な気持ちではないか考えましょう。職場によって仕事や環境は異なりますが、デメリットや不安要素のない病院はないといっても過言ではありません。今の環境が嫌で転職したが、新しい職場に転職したが結局また環境に悩むという結果になっては元も子もないと言えるでしょう。

まとめ

転職とは人生において少なからず影響があります。「とりあえず3年」という言葉がありますが、「今の自分がどう働きたいのか」が大事であり、目的をもってするのであれば経験年数は関係ないと思います。そのため、数字にとらわれることなく、自分にとって何がいいのか、じっくり考え選択するようにしましょう。
自分らしく働くことが出来る、素敵な病院に出会えることを祈っています。

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