看護師を目指して、採用試験に備えている方も多いと思います。内定を勝ち取るため、試験に望むには、しっかり準備をしておくことで、自信をつけておくことがとても大切です。今回は面接試験への備え方や、自己PRをしっかりするための履歴書の書き方などをご紹介します。
面接や自己PRにはまず入念な下調べ
学生の方が初めて就職試験に望む場合でも、転職をする場合でも、受ける病院のことをしっかり調べておくなどの事前に下調べしておくことが大切なのは変わりません。また自己PRをしっかりすることも、大切です。看護師の仕事は、しっかりと意見を言えないと、色々困ることが起きてしまうので、その練習だと思って取り組んでみるといいのではないでしょうか。
面接はしっかり準備して望もう
志望動機は熱意をしっかり伝える
面接の志望動機は、なるべく自分らしさが伝わるような、熱意のあることなを話すようにしましょう。看護学校を卒業して初めて就職試験を受けるときには、学校でどんなことを考えながら勉強に励んでいたかをしっかり伝えると熱意も伝わります。
また就職することになったら、自分はこんなことに気をつけながら仕事をしていきたいとアピールすることも大切です。自分の病院でこんな風に働くことをイメージしてくれているんだなと、採用側は印象付けられると思います。
受ける病院のことをしっかり調べておく
採用試験を受ける病院のことを詳しく調べておくことは、もしかしたら一番大切なポイントではないかと思います。病院の特色や、施設などをホームページだけでなく、書店などで調べて面接の時にしっかり話せるといいのではないでしょうか。
病院の比較できる雑誌や書籍は書店にたくさん並んでいるので、一通り目を通してから、自分が受けたいところの病院のことを調べることをお勧めします。そうすると、他の病院との違いもわかります。また面接の時に話すことに困ったとしても、受ける病院だけでなく、他の病院も調べておくことで、医療業界の知識が得られ、話すきっかけを作ることができます。
転職する時は、過去の職務内容を細かく書く
転職をして新しく病院の面接を受ける時には、これまでにどんな看護をしてきたかがわかるよう、職務内容をなるべく具体的に書くようにしましょう。
具体性があったほうが、採用する側もイメージがつきやすいですし、うちの病院に来たらこんなことをしてもらえるなと考えてもらうきっかけにもなります。
職務内容はこれまでにどのような診療科にいたか、何をしてきたかを書くところなので、ここに自分がどんな気持ちで看護をしてきたかと言うことは書かないほうがいいです。それは面接の時に聞かれたら話したらいいですし、もしくは自己PRのひとつとしておくことでもいいと思います。
声のトーンに気をつける
面接の時、意外と話す内容にばかり気が向いてしまうがちですが、話す声のトーンもしっかり気を配ったほうがいいです。
声が小さすぎて何を話しているかわかってもらえないと、すごく残念なので、しっかりと受け答えできるといいですね。また声が小さいと仕事をしてもらっても、患者さんとうまくコミュニケーションできるか不安になられてしまうかもしれません。
またあまり大きな声を出すと、びっくりされてしまうこともあるので、安心して聞いてもらえる声のトーンなどを勉強しておくと、いいと思います。
履歴書、自己PR
読む人のことを考え、読みやすい字で書く
当たり前のことですが、履歴書はきれいな文字で書くようにしましょう。
採用する側は、あなたのことを全く知らない状態なので、少ない情報から色々なことを読み取ろうとしています。身なりをきちんとしてくことはもちろんですが、履歴書をきれいに仕上げておくことで、信頼し、安心してもらえると思います。
字に自信がなくても、きれいな字で書くことよりも、読みやすいかどうかを意識して書くだけで、随分仕上がりが変わるので、丁寧に書くよう心がけてみてください。
免許、資格の欄は正確なものをしっかり書く
看護師免許、准看護師免許など持っている免許の情報は正確に書くようにしましょう。
空で覚えているから、免許証をみなくてもかけると言う方もいるかもしれませんが、手元に免許証を置いて、正式名称で正確に書くようにしましょう。
転職をされる方で、認定看護師や専門看護師などの資格を新たに取得した場合は、その資格もしっかり記入しましょう。病院側にとって、資格の欄は、あなたがどんな処置ができるのかを知る大切なポイントなので、自分のスキルをしっかりアピールするためにも、きちんと書くことをお勧めします。
また看護師免許以外の資格を持っていたら、そのこともしっかり記入するようにしましょう。履歴書はなるべく空白がないほうがいいので、しっかり埋めることを意識するといいと思います。
病院を辞めた理由は、履歴書に書かずに面接で話す
勤めていた病院が合わなかった、激務で続けられなかったと言う理由で、半年は一年などで、病院を辞めてしまう方も多いと思います。
病院は勤めてみないと社風や待遇がわからないので、仕方ないことなのではないでしょうか。そんな時に履歴書に短期で辞めてしまった病院の職務経歴を書くか書かないか迷われる方もいるかもしれませんが、個人的には書いたほうがいいと思います。
短い勤め先の病院があることは、正直採用する側にとってはあまりいい情報ではないかもしれません。しかしあえてその事実を書いておいて、どうして辞めてしまったか、これからはどんな風に働いていきたいかを自分の言葉ではしてみるといいと思います。
もし面接の時間内に話すことができなかったら、最後にちょっといいでしょうか?と声をかけて、話してみてもいいと思います。そのほうが誠実な印象を受けますし、今後成長してくれるかもと期待してもらえるのではないでしょうか。
まとめ
看護師の採用試験を受けるときは、病院の情報をしっかり下調べしておくことで、面接でも自信を持って受け答えができると思います。
また転職される方は、自分の看護スキルを把握しておき、履歴書や面接時にこんなことができるとアピールするといいのではないでしょうか。新卒の方も、どんな風に働きたいかをイメージしながら、試験の準備を進めていくといいのではないかと思います。
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