高齢者介護業界から障害者介護施設の転職理由と困った事

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#444 2018/09/22UP
高齢者介護業界から障害者介護施設の転職理由と困った事
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高齢者介護業界から重度障害者支援施設へ転職を考えている人へ志望動機のポイントから面接まで、ちょっとしたアドバイスをしたいと思います。

高齢者施設等の経験を経て障害者施設に転職をしよう

高齢者施設等の経験を経て障害者施設に転職をしよう、またはしたい!と思っている人へ少しアドバイスしたいと思います。

私は高齢者デイサービスで二年間就職しデイサービスでの給料だけではやっていけなくなったので思い切って違う業種の重度障害者介護 在宅部門に転職しました。
入る前はデイサービスでの二年間培った介護経験・知識があれば難なくやっていけるだろうと思っていたのですが今思うと考えが甘かったと思います。

まず一番最初に困ったのは、オムツの交換です。特別養護老人ホーム等で働いていれば経験するであろうオムツの交換を私はデイサービスのみの勤務経験しか無くオムツ交換という仕事に関してはまったくのド素人でした。初日の研修で教えては頂いたのですが「こういう時はこうしてここにオムツを~」等口頭での説明だけだったので初めて交換する時は本当に苦労しました。もう少しボディメカニクスの活用方法等をデイサービス勤務中勉強しておけば良かったと本当に後悔しました。デイサービスでは片麻痺の利用者のトイレ介助等は職員二人体制で介助していたのですが在宅訪問介護は一人だけなのでベッドから車椅子への移乗、車椅子からトイレに座らせる介助を全部自分に一人でやっていかなければならないという事。お陰で重度障害者施設勤務1年目にして腰痛持ちというスキルを持ってしまいました。

次に意思疎通が殆ど出来ない利用者の方が大多数を占めている。これはデイサービスに勤務している時は1日の利用者が25名中4名程が意思疎通が難しい利用者が居たので私の場合は意思疎通の方法という点のみにおいては、苦労する事は無かったのですが食事介助中、本人の意思をなんとか読み取りつつ介助していて少し本人の意思とは違った事をするといきなり泣き出し自傷行為を起こし1時間程止まらなくなり食事どころでは無くなってしまったり、散歩の時間中道端で座り込んだり、2時間程通る車を見続けたりと大変な事が一杯でした。

でも自分が日々の介助や掃除・洗濯・身の回りのお世話を頑張っていれば意思疎通は出来ないにしろ本人には誠意は伝わり動かし辛い手でOKサインと「ありがとう」と言ってくれた時は自分がやっていた事が間違ってなかった、報われたと感じました。誰かに感謝される・頼りにされる・必要とされているという事はこんなに素晴らしい事なのだと初めて実感できました。デイサービスでは二人介助や職員の人数が多く負担が少なかったので個人の負担が少なく業務的に介助をしていたので個人の負担が大きい重度訪問の時は凄く感動しました。昨日はこうしていた方法が次の日では通用しない、散歩中てんかん発作で倒れたりと毎日違った事あり覚える事一杯で飽きの来ない職業だと思います。

まとめ

デイサービスでの介護よりマンツーマンで介護するので個人に掛かる負担は大きいのですがその分利用者の方と一緒に成長出来る そして成長していく利用者との絆も
深まり苦労も多いですが自分の為になる事も得られる立派な職業だと私個人は思います。私の経験を誰かが参考にしてくれればいいなと思っています。

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