就職活動における履歴書でのあなたの良さを売り込む方法、お伝えします!

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#2248 2023/07/12UP
就職活動における履歴書でのあなたの良さを売り込む方法、お伝えします!
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就職や転職活動でなんと言ってもまず始めに頭を悩ますのが履歴書だと思います。自己PRや志望動機を、相手にうまく伝えたいけど文章にするのって難しい…。というか自分の良いところってどこだろう…なんて悩む方もいるのではないでしょうか。
これから就職活動をする方が頭を悩ます履歴書の内容について、私が転職時に実際に行った方法をお伝えします。
 

たくさんの就職先や勤務条件があり、自分が働きたい場所を探すこともなかなか大変だと思います。見つけたとしても、次に待ち構えるのは「履歴書」の作成…。この一枚を完成させるのって、自分と向き合わなければいけないといけない時間でもありなかなか苦しいですよね。
やっと見つけた働きたい場所で、自分がそこの仲間として働けるように、履歴書に自分の良さを存分に詰め込んだ内容にできるよう、お手伝いできればと思います。

【履歴書完成までの流れ】

①履歴書選び
②自分の学歴・資格の再確認(入学・卒業年、資格取得年、学校名や前職、資格の正式名称)
③自分の長所・短所を考えてみる。(友人や家族など、周囲からの評価も含めてリストアップしておく)
④就職先のホームページや資料から、就職先の「求める人材」を探す。
⑤用紙に清書する。完成!!!

①履歴書選び

履歴書はメーカーによって記入項目が異なるようです。基本的には学歴や資格は必須項目ですが、「長所」や「趣味」、「特技」などを書く項目もあるので、履歴書の内容は確認しておくと良いかと思います(ちなみに私は特技がないため、特技や自己PRの項目がないものを選びました。)。また、指定の用紙やフォーマットがある場合は、指定の物を使用しなければならないので確認は必要です。

②自分の学歴・資格の再確認(入学・卒業年、資格取得年、学校名や前職、資格の正式名称)

私の場合は高校からの5年一貫の看護科入学だったので、学歴は高校から記入しました。「????高等学校 入学」」「????高等学校 修業」という具合に記入します。既卒で転職活動の場合は、「????病院 入職/退職」と記入します。省略名称ではなく、正式名称や漢字をきちんと調べて記入しましょう。
もちろん自動車免許やバイク免許も記入できるので記載をしましょう。都市部以外の田舎の場合、訪問看護などは自己の運転で利用者宅へ出向くことが多いため、免許は必要な場合が多いかと思います。就職時プラスになるか分かりませんが、そろばんの資格も記入しました。持っているものはとりあえず書く!

③自分の長所・短所を考えてみる。

(友人や家族など、周囲からの評価も含めてリストアップしておく)
自己PRを書き出すことって、少し小っ恥ずかしいし、なかなか思いつかない…なんて方もいるのではないでしょうか。ですが、あまり難しく考えなくても良いと思います。なんといっても看護師資格を取るために勉強をしながら実習を終えた段階で素晴らしいのだから…!!!
自分が把握している長所の場合、話し言葉ではなく、少しお堅い言葉に変換すれば履歴書にどんどん記入していきましょう。例えば、「人見知りをしない(=人と関わることが好き/どんな人ともフラットな関係性を築ける/人を惹きつける魅力がある)」など、1つの要素からたくさんの長所の言い方が出来ますね。
しかし、自分の長所が見つけられない場合…そんな時は、周囲の友人や家族などからの評価(この場合、長所も短所も含めて)をリストアップしてみましょう。私の友人で、物静かであまり自己主張をしない友人がいます。友人は短所だと思っているところですが、なんでも物は言い様です。「感情の浮き沈みが少なく(=物静か)、人の話を受け止める器がある/傾聴するチカラがある(=自己主張が少ない)」とも変換出来ますよね。自分の短所も言い換えれば長所です。看護師として現場に出た時には、あなたのとっておきの能力として生かされる可もしれませんよ。

④就職先のホームページや資料から、就職先の「イチ推し」を探す。

このポイントは、志望動機を書く時に必要になります。単純に「どうしてもここに入職したい!」という溢れんばかりの情熱をお持ちの方は、思いを綴れば良いと思います。
しかし、全員がその情熱で就職活動をしている訳ではないですよね。その場合、まずその職場のホームページや資料を確認することをオススメします。その職場の理念や看護部長の挨拶などから、繰り返し出てくる単語や想いを探ります(例えば、「チーム医療」「地域に根差した」「専門的で高度な医療」「質の高い看護の提供」「ワークライフバランスを重視した働き方」など)。それは、その職場がスタッフ皆で目指す目標であり、その理念に合った人材を採用しようとしているのです。
あとはそのポイントを押さえつつ、自分の看護観をまとめていきます。
自分の思いだけでなく、その職場が求める人材はどんなものなのか、それを把握して自己PRしていくことが重要です。

あとはそのポイントを、どうやって自己PRと絡めて志望動機にしていくかです。例えば、実習での出来事をキッカケとして記入することが、イメージしやすいのではないでしょうか。「実習で????の疾患をもつ患者さまと関わり、貴院の専門的で高度な医療のもと、新しい知識を身につけて自己研鑽したいと思ったからです。」「貴院で実習した時に、スタッフが生き生きと患者さまと関わり看護をしている姿が印象的であり、私も貴院のチームの一員として、ともに質の高い看護を提供したと思ったからです。」などなど…。
また、病院見学で見たスタッフの働き方、自分が看護師を目指そうとしたキッカケなどを絡めて記入するのも良いかと思います。
例えば、「祖母を自宅で介護する大変さを家族としての立場で体験し、訪問看護師の存在の大切さを感じました。自宅で看取った経験から、自宅で出来るだけ長く大切な家族と過ごす時間を支えられるようになりたいと思い、訪問看護の道に進みたいと思いました。」「家庭状況により勤務時間の相談ができる、院内保育もあるなどサポート体制が充実しており、貴院であれば子育てをしながら仕事も両立できる環境ではないかと思い、入職を希望致しました。」など、自分の経験や思いを踏まえて、その職場の理念に沿った内容で考えてみましょう。履歴書はその職場への自分の売り込みです。あなたがどれだけスペックが高くても、その職場が求めた人材じゃなければ採用してもらえません。まずは職場の思いを知り、その思いに矛盾しない内容で自己アピールしてみてください。自分と向き合う中で、自覚していなかったあなたの良さに気づくキッカケになるかもしれません。

⑤用紙に清書する。

手書きの履歴書の場合、用紙に一発書きはなかなか難しいので、別用紙に項目ごとに下書きをしました。私はまず、住所や学歴・職歴、資格などの埋められるところから記入していくことをオススメします。志望動機などの長文ですんなり書けない部分は後回しにしないと全然進まない…。記入出来るところをやっておくと、少しでも埋まっている安心感がありました。基本的に空白はNG!修正テープなどの使用もオススメしません。まずは鉛筆等の消せるもので薄く下書きをしてから清書し、インクが乾いてから下書きを消すようにすると、ミスは防げると思います。また、ボールペンのヨレや、インクが手についていて用紙に色移りしてしまった…などのミスもあるため、記入後はインクが乾いてから次に進む、手の下に白紙を当てて直接用紙と手が触れないようにする、などの工夫も必要です。あと、初歩的なことですが、履歴書を見る相手は今後自分の上司になる方、そして大前提は人間です。全ての字を美しく書くのは難しくても、最低限は見やすい字や読みやすい行間、空白を心がけましょう。適当に書いた字って、なぜだか相手にも適当さが伝わってしまうんですよね。美しくなくても、「綺麗に書くように努力しました!」という気持ちが伝わるように記入していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「履歴書」と聞くと、その言葉だけで嫌になる方が多いかとおもいます。でもやらないと始まらないし…。みんな同じ思いで取り組んでいると思います。大変なことの後には、きっと素敵な未来があることを信じて。観覧してくださった皆さんが、あなたの良さを発揮し素敵な職場で輝けることを願っております。

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