スキルとは?看護師が就職・転職するときには何が重要?

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#2138 2023/03/24UP
スキルとは?看護師が就職・転職するときには何が重要?
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看護師が将来を考えたときにスキルが重要な意味を持つというイメージを持っている人は多いでしょう。転職ではスキルがあるかどうかが重視されていますが、スキルとは何なのでしょうか。ここでは看護師のスキルの意味を説明した上で、就職・転職するために何が重要かを解説します。

#看護師のスキルとは?

看護師はスキルがある人が就職・転職しやすいから、スキルアップをした方が良いという話を聞いたことがあるでしょう。基本的なスキルがないと看護師は就職が難しい、スキルアップしないと良い職場には転職できないという話もあります。しかし、スキルとはそもそも何なのでしょうか。まずは看護師のスキルについて詳しく理解しておきましょう。

・狭い意味では看護に必要な技術

看護師のスキルは狭い意味では看護に必要な技術を指します。最も基礎的なのはバイタルサインのチェックでしょう。体温、呼吸、血圧、脈拍、意識レベルといった人の生死にもかかわる指標をチェックするのは看護スキルです。正しく測定をするだけでなく、結果が正常か異常かを確認することも求められます。また、看護師免許があるからこそできる注射も狭義のスキルの一つです。例えば、採血では経験を積むと血管が目に見えなくてもすっと入れられるようになります。このような看護に必要になる技術を一括りにしてスキルと呼んでいます。

・広い意味では看護師に求められる能力

看護師のスキルは広い意味では看護師が医療や福祉の現場で求められている能力を全般的に指します。技術があったとしても看護師としての職務を果たせるとは限りません。看護師は医師のサポートをしつつ、患者のケアもすることが求められている職種です。医師の指示を的確に理解する能力や、患者に適切なケアをするための情報を得る能力も欠かせません。広い意味では技術とは別の性格や思考力、洞察力などに由来する全般的な能力がスキルと呼ばれています。

#看護師の技術としてのスキルの典型的な種類

看護師の技術としてのスキルはいくつかの種類に分けることができます。現場で腕を磨いたり、使い方を学んだりして身に付ける必要があるのは共通点です。ここでは典型的な種類について、具体的にどのようなスキルが該当するかを解説します。

・看護の基礎的な業務を実行する技術

看護師としてどのような現場に就職したとしても必要になる基礎的な技術がまず挙げられます。静脈注射や皮下注射、筋肉注射などの注射技術や、点滴の注射や管理などが典型例です。点眼薬や座薬などの薬剤投与の技術も基礎的な看護技術です。この他にも入浴介助や食事介助、爪切りなどの身の回りのことに対応する技術もスキルとして基本になっています。

・専門的で高度なケアをするための技術

看護師が専門分野で高度なケアをするのに必要な技術もあります。中心静脈栄養管理や経鼻経管栄養管理、人工呼吸器や人工透析などの管理が典型例です。また、カテーテルの交換やストーマの処置なども現場経験を通して身に付けなければできない高度なケア内容です。麻薬による疼痛管理や酸素療法の実施、喀痰吸引なども含まれます。専門分野によってケアに必要な技術には違いがあるため、同じ診療科で多数の症例に触れていくうちにスキルを身に付けられるのが一般的です。

・医療機器を取り扱う技術

看護師は医療機器の取り扱いを任されることがよくあります。説明せずとも使えるようであればスキルがあると認めてもらえます。例えば、心電図検査や超音波検査などの検査機器を取り扱う技術が典型的です。レントゲン装置やマッサージ器などを使用することもあります。医療機器は広い意味では体温計や血圧計、注射器やピンセットなども含みますが、より高度な検査や治療に使用する機器を取り扱えるときにスキルと言うのが通例です。

#看護師の能力としてのスキルの典型例

広い意味で看護師の能力として捉えた場合のスキルは多岐にわたっています。看護師が一般的に求められているスキルについて紹介するので、転職を考えるときには自分に備わっているかどうかを考えてみましょう。

・コミュニケーション力

コミュニケーション力は看護師にとって必須と言えるスキルです。患者とも看護師とも良い関係を築き上げることで働きやすい環境を整えることができます。医師とのコミュニケーションもスムーズにできると、的確な対応をスピーディーにおこなえる敏腕の看護師になれます。周囲とのコミュニケーションをしながら働くのは看護師の特徴なので、誰とでも親しく付き合えるコミュニケーション力があればスキルとして自信を持って伝えられます。

・観察力

観察力はコミュニケーション力とも関連が深い重要なスキルです。患者の様子を見て何かおかしいと感じ取ったり、いつもとの違いを見つけたりすることが医療に貢献することにつながります。患者の不満に気づいてちょっとケアをするだけで患者の満足度も高まります。観察は医師や看護師などの周囲に対しても重要で、医師の要望を察して先回りをして対応をしたり、つらそうな看護師のサポートをしたりすれば感謝されるでしょう。現場を取り持ってくれる人材として期待してもらえます。

・向上心

看護師にとって向上心は重要な能力です。医療も介護も新しい技術や知見が次々に生まれてきています。新しいことを学び、もっと良い看護をできるようになるのは専門職としての看護師の価値を上げるのに必須です。学ぶ意欲を持って仕事に取り組み、情報収集をしたりセミナーに参加したりして自分を磨く気持ちがある看護師は多くの職場から大切にされます。

・判断力

判断力のある看護師は現場で活躍しています。能力としてはかなり高度で、状況を見てすぐに判断をして行動に移せる人は看護師長クラスになっていることもあります。医療でも介護でも臨床現場では一刻を争うことが珍しくありません。患者の意識がなかったときにすぐに医師を呼ぶか、まずは声掛けを繰り返すべきかといった判断を迫られることもあります。看護師が自分で判断できる処置がある場合には、処置すべきかどうかも速やかに判断する必要があります。このような判断を下せる力があると現場でも管理職としても活躍可能です。

#看護師が転職するときにはスキルのアピールがポイント

看護師が転職するときには広い意味でも狭い意味でもスキルをアピールして魅力を伝えるのが効果的です。ここでは転職活動のときにスキルをアピールする上で重要なポイントを紹介します。

・技術と能力に分けてアピールすると伝わりやすい

看護師は技術職としての意味合いが強いので、スキル=技術と捉えていることもよくあります。能力はまた別という見解を持っている人も多いことを考慮して、技術と能力に分けてスキルをアピールしましょう。相手の意図を汲んで、どちらを伝えた方が良いかを見極めるのも重要です。スキルを聞かれたときには今までの話の流れを考えて、技術と能力のどちらを話題にしたら良いかを吟味しましょう。

・スキルは有無ではなく程度で説明する

看護師がスキルを説明するときには有無ではなく程度を伝えるのがポイントです。注射スキルがあるかないかといったら、看護師なら誰でもスキルがあるでしょう。しかし、健診センターで毎日数百人から採血をしていた看護師と、ずっと整形外科で働いていてほとんど注射器を使っていない看護師ではスキルの高さに大差があります。実際に最近どのようにスキルを使っていたかを具体的に説明すると相手に理解してもらいやすくなります。看護スキルの程度は5段階評価で3といったように簡単に数値化できるものではないので、具体例を通してスキルの程度をイメージしてもらうのが効果的な方法です。

まとめ

看護師が転職するときにはスキルが重要ですが、スキルの持つ意味を詳しく理解できたでしょうか。技術職という考え方で看護師を捉えると、スキルは看護や医療機器にかかわる専門的な技術です。しかし、広い意味では看護師に求められている能力を指します。転職のときには相手の考え方に合わせて、技術と能力のどちらを聞いているかを考えて答えるようにしましょう。

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