看護師は結婚前と結婚後のどちらで転職を検討するのが良い?

会員登録 ログイン
メニュー
#2049 2022/12/26UP
看護師は結婚前と結婚後のどちらで転職を検討するのが良い?
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

結婚したいと思う相手がいる看護師にとって、転職のタイミングは悩みになるポイントです。結婚前と結婚後ではどちらの方が良いのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを紹介するので、転職活動を始めるときをいつにするかをよく考えてみてください。

看護師が結婚を目の前にしたときに転職を考えることはよくあります。今のままでは結婚生活を幸せに過ごすのは難しいのではないか、看護師として働き続けるのはあきらめなければならないのではないかというのが典型的な悩みです。このような悩みが出てきたときにも、職場を選び直せば働き続けながら結婚生活も充実させることができます。
転職をした方が良いと思ったときには、結婚前と結婚後のどちらのタイミングで転職を検討したら良いのでしょうか。結婚前と結婚後を天秤にかけたときに、必ず一方が優れていると言い切ることはできません。それぞれのメリットとデメリットを説明するので、より良いタイミングがどちらかをぜひ考えてみてください。

#看護師が結婚前に転職するメリット
看護師が結婚前に転職を検討して済ませておく方法は以下の3つのメリットがあります。結婚する前に転職をすると何が良いと言えるのでしょうか。

・自分のペースで転職活動を進められる

結婚前に転職をすると自分のペースを守れるのがメリットです。結婚してしまうとパートナーの視線や意見も気にしながら転職活動を進めなければなりません。退職して落ち着いてから魅力的な職場を探すこともできます。結婚後になってしまうと収入がない状況になるのがパートナーに気にされているのではないかと不安になりがちです。在職中に転職先を決めなければならないという気持ちに駆られることもありますが、独身のうちに転職すれば心配はありません。

・結婚後の忙しさと転職活動を両立させる負担がない

結婚前に転職を済ませておくと結婚後の忙しい最中に転職活動をせずに済みます。結婚をして同居を始めると、生活の仕方や家事の分担などのすり合わせや相談が必要になります。役所での手続きも多いので、毎日が忙しくなりがちです。仕事もしながら転職活動もするとなるとかなり大変ですが、結婚前に転職してしまえば負担が軽くなります。

・結婚お祝い金などをもらえる可能性がある

毛婚前に転職すると結婚お祝い金をもらえる場合があるのもメリットです。結婚のようにお祝いのシーンでは福利厚生として職場から手当が出ることがあります。しかし、結婚してから転職してもお祝い金はもらうことができません。出産手当や育児手当などはもらえる可能性がありますが、結婚のタイミングで支給される手当はもらうには結婚前に転職することが必要です。

#看護師が結婚前に転職するデメリット

看護師が結婚前に転職しておく魅力も確かにありますが、デメリットもあるので注意しましょう。典型的なデメリットとしてよく話題になっているのは以下の3つです。

・同居生活を送っていないとお互いのリズムがわかっていない

結婚前に転職しようとするとなかなか良い転職先を選び出せないリスクがあります。パートナーと同居生活を送っていない場合には、お互いの生活や仕事のリズムがはっきりとはわかっていないからです。言葉で聞いていたとしても、実際に生活してみると違いが出てくることはよくあります。結婚前に転職するには綿密に話し合いをして、より良い結婚生活を送れるように職場の条件を選ぶ必要があります。

・再度転職することになる場合がある
看護師が結婚前に転職すると、結婚後にまた転職することになる場合があるのがデメリットです。結婚生活を何となくイメージして職場を選んだけれど、パートナーと生活リズムが合わない、子育てをするのが難しいなどといった理由で働き続けるのが難しくなることがあるからです。結婚前のイメージではこの職場なら仕事と結婚生活を両立できそうだと思っていたとしても、実際には大きな壁が出てきてしまうことがあるので注意が必要です。

・転職したのに結婚が破綻するリスクがある

パートナーと結婚しようという話になって、息せき切って転職したものの、結婚が破綻してしまうこともあるのもデメリットです。お互いの息は投合していても、親が認めてくれなかったというケースもあります。結婚式の準備をしたり、同居する家を探していたりしているうちに喧嘩をしてしまうといった場合もあるでしょう。転職したのに結婚できないとなるといたたまれない気持ちになってしまいます。

#看護師が結婚後に転職するメリット

看護師が結婚して新しい生活を始めてから転職するのにもメリットがあります。以下の3つは結婚後に転職して良かったとよく言われているポイントです。

・お互いの生活リズムがわかっている

結婚後に転職するとお互いの生活リズムがわかっていて、最善の働き方を考えられるのがメリットです。実際に結婚生活を始めてみると通勤時間がどのくらいかかるか、家事にどのくらいの時間が必要かといったこともよくわかります。生活リズムがわかると接点を増やすのに良い職場を選びやすくなります。

・転職の負担をサポートしてもらいやすい

看護師の転職活動は決して簡単ではありません。これが良いという求人を見つけて応募したら、書類選考の時点で採用を見送られてしまうこともあります。何度面接を受けても内定をもらえずに頭を抱える場合もあるでしょう。その際にパートナーがいることでサポートを受けられるのが結婚後に転職活動をするメリットです。メンタル面の支えがあるだけでも転職活動のモチベーションを維持できます。

・転職が不要だったときには必要がない

結婚してから転職活動をしようと決めていた場合には、転職が不要だったらやらずに済むのも魅力でしょう。今の職場でも十分にパートナーとの結婚生活を送れるのなら、あえて転職をする必要はないと考えられます。また、パートナーが転職したいと思っていて、自分の仕事のリズムに合わせてくれることもあります。結婚後に仕事を続けられるかどうかはパートナー次第なので、協力的な人に巡り会えたら転職せずに済むこともあるということは覚えておきましょう。

#看護師が結婚後に転職するデメリット

看護師は結婚後に転職すれば良いと思っていたために後悔するケースもあります。以下のようなデメリットがあるので注意しましょう。

・結婚後の忙しさにかまけて転職活動が遅れがちになる

結婚後の転職では忙しさにかまけてタイミングを遅らせてしまいやすいのがデメリットです。結婚生活を立ち上げることの方が重要と考えるのはもっともなことですが、転職先を探し始めるのが一年以上後になってしまう場合もあるので注意しましょう。

・結婚生活が楽しいと転職を断念する場合がある

結婚生活を始めて楽しい日々が続いていると転職を断念してしまい、結局看護師として働き続けられなくなる場合もあります。結婚後に転職しようと思ったときには、結婚の前後で退職するケースが少なくありません。退職して現場から離れてしまうと、また就職するよりも私生活を重視したいと思うようになりがちです。転職活動を始めるかどうか悩んでいるうちに子供が生まれて、子育てが忙しくなったのが原因で転職をあきらめることもあります。

・転職活動で不利になるリスクがある

結婚前に比べると結婚後の方が転職で不利になるリスクもあります。結婚したらすぐに子育てが始まるだろうとイメージされてしまうからです。採用したのにすぐに育児休暇を取られてしまい、育児休暇明けに退職されたのでは雇用側としては痛手になります。そのため、結婚して間もない看護師の採用を見送るケースもあるので注意しましょう。必ずしも転職できないわけではないですが、結婚前に比べると転職先の候補が減るリスクがあります。

まとめ

転職のタイミングを結婚前にすべきか、結婚後にすべきかのイメージができたでしょうか。看護師は結婚しても働きたいと思ったときに、転職した方が良いこともよくあります。結婚のタイミングの見極めは難しいですが、ここで紹介したメリット・デメリットを参考にして、自分の状況に合っているタイミングで転職活動を始めましょう。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop