ママでも看護師を続ける方法は?ママナースのポイント

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#1441 2021/05/09UP
ママでも看護師を続ける方法は?ママナースのポイント
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女性の社会進出が増えるのに伴い、働くママは増えています。看護師だって、ママになってからも続けたい!と思っている人はたくさんいると思います。でも、看護師の仕事は不規則……。うまく両立していけるか、不安ですよね。ママと看護師を両立するためには、どんな方法があるのでしょうか。

1.自分に合った働き方を考える

ママと看護師を両立するのは確かに大変ですが、ママナースとして活躍している看護師は大勢います。みんなそれぞれ家庭環境は違いますが、大事なことは、自分に合った働き方を考えることです。

ママでも、夜勤もこなしてバリバリ働いている人もいます。でも、みんながみんなそういう働き方ができるわけではありません。看護師は夜勤が付き物の仕事ですが、夜勤をしない働き方だって選択できます。
パートや、日勤だけの働き方を選択したり、職場によっては短時間社員の制度を取り入れているところもあるので、そういった制度を利用したりする方法もあります。
バリバリ働くことだけではなく、自分にも子供にも無理のない働き方を考えてみましょう。ものたりなく感じる人もいるかもしれませんが、ママと看護師を両立していくには、無理は禁物です。

2.職場の選び方

看護師として働くことができるのは、病院だけではありません。施設や、健診センター、治験看護師、企業看護師などなど看護師の働く場はいろいろあります。職場によっては、日勤のみのところもあるので、夜勤ができないママは、病院にこだわらずこういった職場を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
託児所付きの病院なども、ママナースの強い味方です。保育園探しの心配もなく、ママナースも多いので、育児の悩みも相談しあえたり、子供の体調不良で休むときにも、お互い様といった雰囲気があったりします。

ママとして看護師を続けていくには、職場環境は大切です。残業、残業のような職場だと、保育園のお迎えも気になるし、帰ってからの子供の夕飯、家事など気になることはたくさんあります。
子供の体調不良で休むことも出てくると思いますが、突発の休みに対応が厳しいような職場では、子供が体調を崩すたびにママもつらい思いをするかもしれません。

3.子供の体調不良時はどうする?

小さいうちはすぐに熱を出したり、病気になったりします。そんなときにどうするのか。対応する方法を考えておく必要があります。
ママがいつも休んで側にいてあげられればいいのですが、ときには誰かを頼る場面も出てくると思います。夫であったり、親であったり、家庭によって頼れる人は違ってきますが、子供の体調不良時の対応について考えておきましょう。

職場の託児所で病児保育をおこなっていたり、民間の保育園よりも体調不良時の受け入れが柔軟であったりすることもあるので、託児所付きの職場で働いていると、多少体調不良時の心配が減るかもしれません。
どちらにしても、子供の体調不良は「もしかしたら」ではなく、「必ずあること」として、対応を考えておきましょう。

4.家事との両立!

看護師に限らず、家事と仕事の両立にほとんどのママが悩んでいるのではないでしょうか。仕事が終わってから急いでご飯のしたく、片付け、お風呂、洗濯、明日の準備など……。
やることは盛りだくさんなのに、時間は限られています。うまく時間をやりくりすることが働くママには求められます。
朝やる家事・帰宅後にやる家事を考えて、効率よくこなしていきましょう。例えば、「洗濯は朝にやりたい」など、こだわりがあるかもしれませんが、出勤時間や生活スタイルによっては、どうしても難しいことも。
そんなときは、思いきってこだわりを捨てて、「洗濯は夜でもいい!」というように、割り切ることも必要です。

便利な家電がどんどん出てきているので、それをフル活用する手もあります。食洗器、お掃除ロボットなどは取り入れている家庭も多いかと思いますが、そのほかにも保温調理器をうまく活用してご飯づくりを工夫しているママもいます。便利なものはどんどん取り入れていきましょう!
5.自分の理想の看護師像と離れてしまうことも…
看護師を目指して、将来はこの科で働きたい、こんな看護師になりたいと、いろんなことを考えたと思います。結婚・出産などで、思っていた看護師像から離れてしまうこともあるかもしれません。

ママになって子供のことを優先して、働きたかった職場をあきらめた、なんてこともあるかもしれません。どんどん看護師としてのキャリアを積んでいく同期に焦りを感じることもあるかもしれません。

もっと、看護師として頑張りたかった……そんな気持ちになることもあるかもしれません。そんなふうに思うなんて、自分はママも看護師も失格だ……。そんな暗い気持ちになっていませんか?そんなふうに考えなくても大丈夫なんです。

たしかに、子供がいたら独身時代のような働き方は難しいこともあるでしょう。でも、ママになったからできること、気付けることがたくさんあるはずです。それを看護師としても活かして、「ママになった自分だからできる看護師」を探してみませんか。

ママになって考え方が変わったことがたくさんあると思います。子育てを通してわかることもたくさんあります。それらは、看護師をしていくうえでも役立つ場面がたくさんあると思います。
誰かと比べるのではなく、自分なりの看護師像を見つけていきましょう。

6.ストレス発散や働いているからこそのお楽しみを

ただでさえ看護師はストレスの溜まりやすい仕事。それに育児や家事が加わって、ママナースのストレスは盛りだくさんです。ときには、パーッとストレスを発散することも必要です。
発散方法は人それぞれ。ご褒美としてときどきおいしいスイーツを食べる、飲みに行く、カラオケに行く、ショッピング……。一生懸命働いたお金を、ときには自分のために使ってしまってもいいですよね。
ストレス解消の方法を見つけておくのも、ママナースには大事なことです。ストレスを発散して、また忙しい毎日を乗り切れるように頑張りましょう。
楽しみがあると、そのために頑張れる!という人は多いですよね。一生懸命働いて、家族旅行に行くなど、収入があるからこそのお楽しみも必要です。

次の給料で子供に何か買ってあげよう!というのもいいですね。お金があることがすべてではないけれど、お金があるからこそ、してあげられることがあるのも事実。
収入があってよかった!と思うことは子育てしているうえでは多々あります。働いていてよかった!と思うことがたくさんあると思うので、それを励みに頑張りましょう。

7.ママでも、看護師として頑張れる!

独身の頃に忙しく働いていると、「こんなんじゃ子供を産んで看護師を続けるなんて、無理かも」と不安に思うかもしれませんが、子供を産んでママになっても看護師を続けていくことは充分可能です!
独身のときと同じ働き方は無理でも、ママとして看護師を続けていく方法はいくらでもあります。結婚や出産を機に看護師を辞めてしまった人は多くいますが、看護師は求人も多く、パートでも時給が高めであるなど、求人面でも給料面でも恵まれています。
ブランクを心配する人もいますが、資格があるけど看護師として働いていない、ブランクのある潜在看護師を対象とした講習や相談会もあります。
せっかくの資格を活かさない手はありません。看護師はずっと続けられるということが、メリットでもあります。ママになったからといって、看護師であることを諦める必要はありません。

大変なことはたくさんありますが、「看護師を続けていてよかった」と思うこともおなじくらいたくさんあります。看護師の仕事は大変ですが、ママになっても続けていけるように頑張りましょう!

まとめ

「子供が産まれたら看護師は続けられないなあ」。看護師の仕事は大変で、そんなふうに思っているかもしれません。「ママナースなんて、私には無理だな」と考えている人もいるかもしれません。でも、看護師不足の中、ママナースは大事な存在です。ママになったからといって、看護師を辞めることはありません。ママとしても、看護師としても充実していけるようにしてみませんか。

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