再就職する看護師や転職をする看護師におすすめしたいこと

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#896 2019/11/18UP
再就職する看護師や転職をする看護師におすすめしたいこと
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結婚や妊娠出産育児を機に、退職や転職をした看護師さんが再就職や転職をする看護師さんに新しい環境で働くうえで、知っておくと役に立つことなどおすすめしたいことを紹介します。

看護師という資格は全国どこでも通用し、看護師はどの地域であってもそれなりの求人数がある職種であります。
だからこそ、それなりの理由があると、退職もしやすい職種であるとも言えます。いつかまた環境が落ち着いたらとか働きたくなったら就職活動をすればいいやと思い簡単に退職してしまう人も。そういった傾向があるからなのか、退職者数が一定の数あり、求人数も一定の数があります。毎年多くの看護学生が国家資格を取得して社会に出るにも関わらず、求人数が減らないという理由はこういった退職へのハードルが他の業種や職種に比べて低いからというのが理由のひとつだと考えられます。

ただ看護師の世界は医療業界です。

医療業界は、ほかの業界よりも進歩や変化が激しい世界となっています。たとえ数年のブランクであっても技術的に大きく変化したり、考え方が大きく変化していることが、復帰することを妨げてしまう可能性があります。近年では、個人情報の扱いに関して依然と大きく変わってしまったり、感染対策や災害時の対策など看護師に求められるものが多くなったり、変化が起こっています。

そういった変化に後れを取らないように、看護師として働いていない間にも研修などに参加しておくことがおすすめです。研修へ参加すると看護師どうしのつながりも保つことができたり、新しく看護師の人脈なども構築できる可能性もあり、看護師として働いていない=看護師から離れているということになりにくく、医療業界にいるという感覚が持てたまますごせるというメリットがあります。しかし、看護師から離れている中で、新しいことを学ぶための研修に参加するというモチベーションを保つことは難しいのではないかと思います。ただ、少しでも興味があるのであれば、医療業界とのつながりを失くさないことが、将来的な復帰を考えているのであれば、おすすめのしたい方法です。

ただ、家庭の事情や出産育児で、研修に参加するなどの時間的・精神的余裕の持てない人もいます。余裕がなくなる理由があるからこそ退職をして看護師という仕事から離れているのが現状の人もいます。そういう人におすすめしたいことは、看護技術に触れる機会を持つ機会が、看護師職から離れている人向けにあるということです。医療の現場を離れている、研修などにも参加することができなくなってしまった、このブランクは意外と影響が大きいものです。
しかもそのブランクの期間が大きくなれば余計に影響が、精神的不安にもなり、医療業界を遠ざけてしまう可能性もあります。一度そのように遠ざけてしまうと復帰へのハードルはすごく高くなってしまいます。そうならないためにも、復帰するしないは関係なく、時間的・精神的に余裕のある時に離職中の看護師向けの研修に参加しておくことはせっかくの看護師免許を無駄にしてしまわないためにも有効な手段です。各都道府県の看護協会や民間病院などで実施されている看護師離職者や潜在看護師の向けの講習や研修に参加してみてください。あくまでも復帰をするということを前提としている講習や研修ですが、必ず復帰を求めるものではないので、基本的な看護技術の維持をするために参加がおすすめです。主催している機関や施設によって内容も異なるので、同じ目的のものであっても内容が変わり新しい知識や技術の習得する機会になるはずです。民間病院で実施されている研修や講習は、求人募集という観点も含まれていることから、院内の見学が内容に含まれていることが多くあります。求人募集の為という部分が気にはなりますが、院内の雰囲気を知ることができるなど、看護師から離れていると感じられない部分に触れられるということは新鮮であり、懐かしくも感じさせてもらえるので、いい機会にもなります。

出産育児を機会に看護師を離れていたり、産休育休を取得していて復帰する人におすすめの制度があります。

それは三歳未満の子供を育てながらの就業を両立しやすくするために、勤務時間を短縮することができる制度です。
法改正により事業所に義務付けられているものなので、職場に申し出て育児短時間勤務の制度を利用してください。短縮して働いていても、短縮して働いてないものとしての扱いを受けられることができ、安心して育児との両立を可能とするためのものとなっています。復帰を考えたときに、子供がその障壁となってしまっては、産休育休の取得の意味がありません。子供のために働きたいという思いや子供がいるから頑張れるという思いを大切にしてくれる制度のひとつです。こういった制度がきっちりと利用できるかということの確認は、産休前や再就職時、転職時に忘れずに確認することが必要です。このような義務付けられている制度の利用が気持ちよく出来ない職場は、他の制度や権利の利用も気持ちよく出来ない可能性もあり、要注意の勤務先となります。

これまでに紹介した、離職中の研修参加や看護師との関係継続と構築、復帰を目指すための研修や講習参加と医療機関の見学、勤務先での育児短時間勤務の制度の利用、このように再就職や転職時に看護師にとってハードルとなることをなるべく取り除いたり、低くするような取り組みや制度がいくつかあります。もし知らなくとも、本人の努力で乗り越えることは可能ですが、看護師として働きやすい環境を自ら整えることができるのであれば取り組むことが安心して働くことができる近道となるはずです。看護師の関係機関や市区町村などには多くの情報があります。ホームページをチェックするだけでもさまざまな情報収集が可能です。納得のいくより良い再就職や転職とすることも目指してください。らというのが理由のひとつだと考えられます。

まとめ

看護師が再就職や転職、職場復帰を有利に進めるためには。看護技術などの知識や技術力に自信が必要であると思います。そのためには、さまざまな情報収集をして、研修や講習に参加することが自信を高めるための近道であると考えます。いろんなことを行動して習得することが自分にとってプラスに働くということの理解が必要です。そのためのおすすめの手段を紹介しました。

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