介護士が多数の求人から長く続けられる施設と出会うためのコツ

会員登録 ログイン
メニュー
#727 2019/06/08UP
介護士が多数の求人から長く続けられる施設と出会うためのコツ
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

介護の仕事を目指す方において、多数の求人情報の中からどのように施設選びを行うべきなのか悩まれるのではないでしょうか。そこで、今回は自分に合った施設選びのポイントをご紹介します。

求人でよく見る施設の違いとは

介護の職を目指す人にとって、求人情報は欠かせない情報源です。しかし、福祉関連の仕事に携わったことがない方や、あまり詳しくない方は施設の違いについてよく分からずに悩まれることも多いのではないでしょうか。

介護施設には大きく分けて通所と入所、訪問があります。

通所とは

通所は自宅で生活をされている方が定期的に通われる施設のことを示します。デイサービスやデイケアがその部類にあたります。デイサービスやデイケアは自宅での生活が可能である方が対象であるため、自立している方も多いのですが、なかには車椅子やほぼ寝たきりの方などもご自宅で家族の方のサポートを受けながら生活をされている方がいるなどさまさまな方が利用されています。レクリエーションの提供や入浴や排泄の介助など日中の生活支援が基本となります。通所の場合は送迎も含まれておりますが基本的には通所勤務者は夜勤はありません。

入所とは

入所は施設に入ることを示します。自宅を施設に移して生活をされるため、起床から就寝まではもちろんのこと、就寝中に異常がないかということも巡回してチェックを行わなくてはならず、生活全般の支援を必要としています。24時間体制で勤務は交代制、夜勤もあります。

入所施設のなかには短期入所受け入れも行っている施設が多く、短期入所は基本的には自宅での生活を家族のサポートで行えている方が、家族の都合などによって数日だけ宿泊を希望される方が利用されるケースが多く、1日から一週間など短期間だけの入所となります。基本的には入所施設が短期入所を行っていますので、入所と同じ仕事内容となります。

訪問とは

訪問というのは、自宅で過ごされている方の家にこちらが出向き、サポートをすることを言います。掃除や食事、入浴などの日常生活のサポートが基本となります。

通所施設が合う人とは

通所施設での勤務が合う人というのはコミュニケーションを取るのが好きな人、レクリエーションアイディアが豊富で臨機応変に対応が出来る人です。

通所は自立をされている方が多く集まられており、コミュニケーションを求めて通われている方も多く、趣味を楽しみたい、体が衰えないようにしたいという願望を抱いている方も多いのです。日常生活のサポートはもちろんのこと、日中の楽しみを増やすことを目的としている方も多いので、ご利用者とのコミュニケーションを求められます。

また、送迎などで家族と関わることが多いため、家族とのコミュニケーションも職員はしっかりと行い、日常生活の様子を聞き出さなくてはいけません。入所においてもコミュニケーションは求められますが、短時間だけであるため家の様子を知るためにコミュニケーションはより大切なものとなります、

また、毎日のレクリエーション提供なども求められますので、さまざまなレクリエーションアイディアが必要です。

入所施設が合う人とは

入所にもそれぞれに異なりますが、介護施設のなかでも代表的とも言える特養老人ホームの場合は多くの人の生活支援が求められます。介護3以上の方が入所される施設であるため、ほぼ全ての人に何らかの支援が必要となります。

そのため、与えられた仕事をスピーディーかつ丁寧に行うことが出来る人が求められます。

ほぼ一定のスケジュールで1日を過ごしますので、与えられた仕事をスピーディーにこなすことが得意な方、コミュニケーションは苦手ではあるものの、誰かの役にたちたいというような人は合っています。

入浴や排泄など介護の基礎を学ぶことが出来ることから、未経験の方は特養老人ホームを選択される方が多いと言えます。

しかし、同じ入所でもグループホームは特養老人ホームとは異なるので注意が必要です。グループホームは認知症の方の受け入れを主とし、施設ではなく自宅という視点です。そのため、食事なども作らなくてはなりません。洗濯や掃除なども時には入居者と一緒に行うため、コミュニケーションが最も必要とされます。時にはテーブルを囲んで一緒にお茶を飲むということもあったり、基本の介護支援に加えて、施設における家事を担わなくてはならないため、家事が得意な方が求められます。

訪問介護に合う人とは

訪問介護は施設とは異なり、一人の方と向き合わなくてはいけません。食事や掃除などの家事の基本が出来る方はもちろんのこと、コミュニケーション能力も必要とされます。

施設とは異なり、介護のための道具や設備が整っていない家も多いため、これまで介護の経験があるというような人が求められる傾向にもあります。また、コミュニケーションが得意な人はもちろん、一人でサポートを完璧にしなくてはならないという責任感が強い人が求められます。

初めての施設選びで大切なこと

初めて介護施設に勤務をされる方においては、数多くある求人のなかで、どの施設を選択するべきなのかわからないかもしれません。夜勤が出来るか否かでも施設選びというのは変わってきます。

しかし、介護の技術を身に付けたいのであれば、特養老人ホームやグループホームなどの入所施設を選択することが大切です。まずは介護の仕事というものがどのようなものなのかを知りたいという方は通所から始めてもいいかもしれません。

長く続けられる施設に出会うためには

介護従事者を目指されていても、自分に合わない施設を選択することで、介護の仕事は合わないと思い込んでしまうかもしません。

もしも自分に合う施設が分からない場合は、多数の事業所を設けている施設の求人に注目をすることが大切です。


入所施設とデイサービス、訪問介護などさまざまな介護サービスを行っている事業所であれば、その人の向き不向きによって配属先を変えてもらうことが可能となります。面接の際に自分に合った事業所を模索していることを告げることで、能力や対応を見て長く続けられる施設と出会える可能性が高まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。介護施設と言ってもさまざまなタイプの施設があることを理解してもらえたのではないでしょうか。

自分に合った施設選びは遣り甲斐へと繋がります。そのため、どのタイプの施設が自身に向いているのかを求人に目を通す前に考えるということも必要です。家事が得意な人はそれを活かしてグループホームや訪問介護を、スピーディーな対応が出来る人は特養ホームを選択するなど、自身に合った施設選びが大切です。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop