看護師転職面接でよくある質問と答え方のポイント

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#668 2019/04/24UP
看護師転職面接でよくある質問と答え方のポイント
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これから看護師として転職をしようとしている方は、そこで関門となるのが面接での受け答えです。転職の場合ですと、ほとんどはこれで決まってしまうようなところもあるので、そこでの受け答えはとても重要なものとなります。今回は、看護師転職の面接でよくある質問とその答え方をご紹介していきます。

 

看護師転生の際に面接を乗り切るコツ

看護師転職を目指す方にとって、不安に思われるのが面接です。転職の動機や希望などを聞かれるだろうと予測するものの、どんなふうに答えたらよいだろうかと悩んでいる方も多いかもしれません。そこで今回は看護師転職で多い質問をご紹介し、その答え方のポイントなどもお伝えしていきた思います。

転職の動機は押さえておく!

まずは転職の動機は基本です

Q.どういう理由で今回は転職を希望されているのですか?

この質問は、基本中の基本です。必ず聞かれるので、答えるポイントをまとめておくのがよいでしょう。答えとしては、次のようなことがあります。

A. 私は、看護師として○○病院で、5年間働いてきました。大変充実した5年間で、地域医療に携わることができました。地域に親しまれたクリニックでしたので、患者さんと日々身近で接することができ、とても楽しく、やりがいをもって業務に励むことができました。今回、思い切って転職を決意したのは、これまでの経験を生かし、より専門性の高い技術や知識を身につけたいと思ったからです。日々のルーティンワークに押されてなかなか自分自身で勉強をしたり、違った分野の知識を習得することが難しいと感じたので、今後はこちらのクリニックが手掛けている○○に関連した分野の専門性を深めたいと考えています。

このように、質問に対する答え方のポイントとしては、これまでどういったことをやってきたのか、そして転職後になにがやりたいのかを伝えることと、それを実現するために転職することに決めたということが大切です。

間違えてもネガティブなことをいうのはNGです。

例えば、前の職場を否定するようなことや、辛かったことなどです。前の職場は残業が多く、仕事がきつく、人間関係が悪く、などのようなことです。もちろん、実際的にそういうことがあったのであれば、先のようなポジティブな内容に加えて、職場環境が合わなかったということは率直に伝える程度であればOKです。

むしろあまり事実を隠さずにおくのはベターですが、ようは伝え方がキーとなります。悪意をもって、恨みつらみを話すようなことはだめだということです。

残業が多く、こんなところは嫌だと思い、転職したいと思いました、というのではなく、より労働環境に配慮のある病院で働きたいと希望するようになりました、と言ったほうが印象がよいですよね。

モットーや信念も大切です

次のようなことも聞かれやすいです。
Q.看護師として、大切にしていることはなんですか?

このような場合は、次のような答え方が出来ます。

A.私は、これまで看護師として働いてきて、いくつも貴重な経験をしてきました。困っている方の傍らに寄り添い、その人を支えていけることに今は喜びを感じています。特に嬉しいのは、ありがとうという言葉です。病院にいらっしゃる方の中には、元気になって退院していかれる方もいるのですが、一方で病院で最期を迎える方もいらっしゃいます。そのような方に、できるだけ人生の喜びや楽しさを感じながら日々を生きていただけるように、そして最終的にありがとうと言う感謝の気持ちをもっていっていただけるということは本当に喜びとなっています。このような患者さんとのかかわりをもつこと、これが私が最も大切にしていることです。

このように、内容はそれほどこだわらなくてもいいのですが、自分のこれまでの経験から得られた思いをしっかりと伝えることが大切です。

それは患者さんとのつながりでもいいし、医療との向き合い方や、自分の成長などでもいいです。内容については、自分の思いであればいいのです。この質問は、とても聞かれやすいので、できるだけポイントを抑えて上手くこたえられるようにしておきましょう。実際の経験などを話しの中にいれるのも良い方法です。

環境や条件についても聞かれます

転職後の条件などについても聞かれます。

Q.こちらではシフト制になっているのですが、それはよいでしょうか?

というようなことも聞かれます。

A.子供が小さいのですが、私が働いている間は主人が面倒を見てくれますし、実家の父母も近くに住んでいますので、安心しています。これまで深夜のシフトの経験もあり、体調的にも周りの環境的にも一度も困ったことはありませんので、すぐに慣れることができると思います。以前の職場では週に1回は夜勤がありましたので、子供も今はそれになれたようで、一人で寂しがることもなくなりました。私自身としましても、時間の管理をするのが得意なので、フレキシブルな時間帯になっても上手く計画的に家事や幼児をこなすことが出来ています。ですので、転職後にシフト制であることは全く支障ありません。

このような質問の時に、ただ、大丈夫だと思いますとか、多分問題はないと思います、というようなあやふやな答えだと病院としては不安に感じるかもしれません。

これまで夜勤を経験していた方ならいざ知らず、もしクリニック勤務の方や、これまでは夜勤をされてこなかった方であれば、そうとう重労働になりますので、これに耐えられず辞めていかれたり、家庭環境と合わずに諦めなくてはならなくなるという方も少なくありません。

そのため、この質問には大丈夫だと言える根拠やサポート体制などがあることをしっかりと伝えておくことが大切です。

もし、夜勤はどうしてもダメだとか、これくらいの頻度でなら受けられるというような条件があれば、隠さずに打ち明けておいた方がいいかもしれません。雇用後にやっぱり労働条件があわなかったというと、むしろ迷惑をかけますし、本人としてましてもまた転職活動を余儀なくなれるかもしれませんので。

まとめ

このように、看護師転職の面接では、それほど難しいことや考えこまなくては答えられないような聞かれることはありません。むしろ基本的な質問ばかりなのですが、その質問にどれだけ的確にこたえられるか、あちらの望む人物像のひとなのかということが面接を成功させるキーとなります。

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