急性期病院のMSWとして新卒で就職した私からこれからMSWを目指す方へ

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#312 2018/05/13UP
急性期病院のMSWとして新卒で就職した私からこれからMSWを目指す方へ
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MSWとして働くことを目指している方へ、実際にMSWとして大学卒業後3年間勤務した私が新卒・転職問わずMSWとして必要なことと勤務する病院の選び方を教えます。

MSWの実際

まず、MSWというのはmedical social workerの略で、病院によっては医療ソーシャルワーカー、医療福祉相談員等と呼んだりします。

病院の種類は大きく分けると主に急性期・リハビリテーション・療養・精神の4つに分かれます。この4つのうち、急性期・リハビリテーション・療養の3つで働くソーシャルワーカーをMSW(medical social workerの略)といい、精神科の病院で勤務するソーシャルワーカーをPSW(psychiatric social workerの略)といいます。MSWは社会福祉士の資格が必須ではありませんが、新卒で就職する場合には、社会福祉士の資格を取得できないと、内定が取り消される病院もあるようです。
私は大学卒業後、新卒で医療ソーシャルワーカーとして急性期病院に就職し、約3年間、主に入院患者さんの経済的・心理的な相談等にのる仕事をしていました。
まず、MSWの仕事は非常に多岐に渡るということ、また急性期・リハビリテーション・療養と病院の種類によって、MSWに求められる役割が変わるということを知ってほしいです。

それぞれの病院で求められる役割・特徴(入院対応の場合)

急性期…早く転院先が決まりスムーズに退院・転院できることを他職種より求められる。重症で手術等する場合には患者さん本人とは話ができない場合も多く、家族と相談することが多い。関わる期間が短くスピード勝負。
リハビリテーション…リハビリテーションの計画により、数ヶ月にわたって関わる。患者さんの変化により、在宅への退院、施設入所・サービス利用等調整が必要。急性期と比較すると、本人・家族と関わる時間が長い。
療養…高齢の患者が多い。入院が長期に渡ることも多く、病院で看取ることも多い。ベッドの空きをコントロールする役割を担うこともあり。 
上記の役割・特徴を踏まえ、これからMSWとして働く場合は、自分がMSWとしてどんなことをしたいかをよく考えて病院の種類に注目してみるのも勤務先を選ぶひとつの方法だと思います。ちなみに私が急性期病院で働こうと思ったのは、急性期の病院には高齢者だけではなく、児童・障害者等、老若男女いろんな方が通院・入院するため、様々な方と関われると思ったからです。実際、急性期病院で勤務をしている時には様々な方と関わりました。
病院のなかで、MSWというのはとても特殊な存在です。専門職が多く集まっている病院の中で、医療視点ではなく福祉の視点で物事を考える唯一の専門職がMSWなのです。
そのため、医師をはじめとする他職種の意見と、患者さんの意向や患者さんにとって必要な支援の狭間で悩むことも多くあると思います。それでも、患者さんが無事に退院できたり、経済的な問題が解決したりすると喜びを感じることができますし、やりがいもとてもあります。
これから、MSWを目指す学生さんも、現在MSWとして勤務しており他病院への転職を考えている方にも、病院の種類をよく理解したうえで今後の病院選びの参考にしてほしいです。

まとめ

病院を選ぶポイントは、その病院の種類と求められる役割を理解することと、自分がMSWとしてやりたいことを具体的にすることです。
是非、病院選びの際にはご参考にしてみてください。

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