看護アセスメントはフォーマット化が重要!効率を上げるコツは?

会員登録 ログイン
メニュー
#2502 2024/03/16UP
看護アセスメントはフォーマット化が重要!効率を上げるコツは?
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

看護アセスメントをするのにいつも時間がかかってしまって残業が増えていませんか?慣れると早くなると先輩に言われることも多いですが、いつまでもかなり時間がかかってしまって悩みになることがよくあります。看護アセスメントは速ければ良いわけではありません。しかし、時間をかけるのも無駄なので、効率を上げるコツを詳しく解説します。

 

#看護アセスメントの効率が上がらない原因

看護アセスメントに時間がかかってしまうのは効率が悪いからです。慣れている看護師がすぐにアセスメントを終えているのに、自分は長い時間がかかっているという場合には何か無駄があります。まずは看護アセスメントの効率が上がらない原因を理解しましょう。

・看護アセスメントの基本が理解できていない

そもそも看護アセスメントとは何かを理解できていなくて、何をしたら良いかがわからずに時間を無駄に使ってしまっている看護師もいます。就職したての看護師に多いパターンです。看護アセスメントは看護介入の方針を決めるために、今までおこなってきた看護や医療について評価することです。アセスメントを通して、今までと同じ看護で良いのか、より良い看護をするにはどうすべきなのかを判断します。検査結果などの情報を集めて、今後の看護の進め方を考えるという視点を持って看護アセスメントを進めましょう。

・看護アセスメントに必要な情報を手に入れられていない

看護アセスメントをしようとしても必要な情報を手に入れられていなくて効率が上がらないことがよくあります。看護アセスメントには看護師のバイタルチェックなどによる情報だけでなく、血液検査や超音波検査などの検査結果も加味して考えることが必要です。医師や看護師がおこなった問診で患者が何を言っていたかも重要な情報になります。看護アセスメントに必要な情報を集められていなくて、なかなかアセスメントができないことがあります。患者ごとに情報をまとめて取得できるシステムがない職場では切実な問題です。

・看護アセスメントの流れが決まっていない

看護アセスメントをするときには、情報の取得から始まって、看護の観点から分析をしていく基本的なやり方があります。特にフォーマットを決めずに、臨機応変に患者ごとの看護アセスメントをしようとするとかなり時間がかかることは否めません。個別に丁寧な看護アセスメントをしなければならない患者もいます。しかし。保険診療を受けている大抵の患者は個別に詳しく検査値などを見て看護アセスメントをしなくても問題ありません。基本的な症例に対しては看護アセスメントの流れを決めておくと効率が上がります。

#看護アセスメントの効率化にはフォーマット化

看護アセスメントの効率化をするにはフォーマットを作り、誰でも同じようにフローに沿ってアセスメントできるようにするのが合理的です。フォーマット化をする意義をここで理解しておきましょう。

・フォーマットに従ってスムーズにアセスメントできる

看護アセスメントをフォーマットに従っておこなうようにするとスムーズです。集めなければならない情報は何か、考察すべき点はどこか、記述しなければならない項目は何かといった点をその都度考えなくて済むようになります。必要項目を集めて分析し、記入すべき項目を書いていけば良いだけになるので簡単です。もっと気にしなければならない検査項目があるのではないかといった不安を抱くこともなくなります。

・看護アセスメントの質を一定にできる

看護アセスメントはフォーマット化すると属人性が減ります。誰が看護アセスメントをしたかによって結果が大きく変わってしまうと、看護や医療の質が安定しません。いつでも最善の看護を選択できるようにするには、誰が看護アセスメントをしても同じ結果になるようにするのが大切です。フォーマット化することによって、あまり経験がない看護師でも必要な情報に基づいて評価できるようになります。

・フォーマット化すると他の人も理解しやすくなる

看護アセスメントをフォーマット化すると情報共有が進みます。看護アセスメントの書き方は人それぞれで、他の人が書いていることを解読するのに苦労することもあります。しかし、フォーマット化するとどこに何が書いてあるかをすぐに判別可能です。まだ検査していない項目があるか、看護介入した内容が何だったのかといったことも、他の看護師が見てすぐにわかります。情報共有を効率化し、引継ぎをスムーズに進めるにはフォーマット化するのが効果的です。

#看護アセスメントをフォーマット化する問題点

看護アセスメントのフォーマットを作って行うようにするのは効率が上がります。ただ、実際に運用してみると問題が起こることがあります。フォーマット化によって起こり得る問題を確認しておきましょう。

・多数のフォーマットを作成することが必要になる

看護アセスメントのフォーマットを多数作らなければならないのが大きな問題点です。フォーマット化するには基本的に症例の種類ごとに作る必要があります。インフルエンザの重症患者の看護と、骨粗しょう症で入院している患者の看護ではアセスメントで考えるべき検査項目が違うのは明らかでしょう。患者に聞くべき質問もまったく異なります。このように患者の違いが大きい総合病院ではフォーマットの数が非常に多くならざるを得ません。診療科ごとに病名や症状などを参考にしてフォーマットをグルーピングするといった対応をしないと、意味のない看護アセスメントをしてしまうリスクもあります。フォーマットがたくさんあるとどれを使えば良いか迷ってしまう場合もあるので、システムで管理をするのが必須でしょう。

・フォーマットに合わない症例でのアセスメントが難しい

フォーマットを十分に用意したつもりでも、どれにも該当しないような症例の患者が出てくることもあります。希少疾病の場合には今まで病院として経験がなく、看護アセスメントのフォーマットがないことも多いでしょう。また、がんのように多様性がある疾患では、乳がんや黒色肉腫といった診断までできていたとしても、同じフォーマットで対応して大丈夫とは言い切れません。典型的なフォーマットを作ることで看護アセスメントの効率を上げるのは合理的です。しかし、疾患の種類や患者の容態によっては一辺倒にフォーマット通りに看護アセスメントをすれば良いと思わないようにしましょう。フォーマットに合わない省令での看護アセスメントのやり方も身に付ける必要があります。

・フォーマットの作成と更新の負担が大きい

看護アセスメントのフォーマットは作成と更新が大変です。最初に必要なフォーマットを一通り揃えなければなりません。そして、作成したフォーマットで十分かどうかを検証して、改善していくことも必要になります。既存のフォーマットでは看護アセスメントが難しい症例が出てきた場合には、新しいフォーマットを作って対応できるようにしなければならないでしょう。このような看護アセスメントのフォーマットの作成・更新を誰がやるかが医療現場では課題になります。最初のフォーマットは医療や看護に詳しい業者に委託してまとめて作成してもらうことも可能です。しかし、そのフォーマットで十分かどうかは実際に使っている看護師しかわかりません。更新は看護師がやらなければならないので、どのようにおこなっていくかを考える必要があります。

まとめ

看護アセスメントはフォーマットを作成すれば効率化できることがわかったでしょうか。フォーマットを症例の種類ごとに作成し、必要に応じて更新していくのは大変です。しかし、看護師の業務負担を減らし、さらに看護アセスメントの質を安定させる上では重要でしょう。看護アセスメントをフォーマットに従っておこなえるように整備し、患者に平等に看護をおこなえる体制を作り上げましょう。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop