ママさん看護師として働くのに大切なこと~働き方タイプ別~

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#2293 2023/08/25UP
ママさん看護師として働くのに大切なこと~働き方タイプ別~
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看護師として働いていく中で、ライフステージの変化は多くの看護師さんに経験される出来事の一つです。中でも子育てと仕事をどう両立するかということは多くの方の悩みではないでしょうか。この記事では、ママさん看護師として働くための職場選びについて紹介します。

・ママさん看護師の大変さ

この記事をお読みの方は、すでにママさん看護師の大変さについてご存知の方もいるのではないでしょうか。もうすでにママさん看護師として働いている方もいらっしゃると思います。
また、出産直後で今後の働き方に悩まれている方もこの記事を読んでくださっているかもしれません。出産後どれくらいの時期で復帰するのか、転職するのかなど考えることがたくさんあると思います。自分やお子さんを含めた家族の生活に合った方法で看護師を続けることを模索される方がおおいでしょう。
具体的にママさん看護師のどういったところが大変なのかというと、子どもさんが小さなうちは発熱をしやすかったり体調を崩したりすることが多いです。
また、予防注射や内科に限らず、歯科などに定期的な通院が必要な健康状態も考えられます。
子ども予定を管理したり実際に通院に付き添ったりするのが母親である場合が多く、時間や体力をさく必要があります。また、ママさんに限らずですが、子供を持つと食事も何を食べさせるか何を着させるかなど細かい決断がたくさん必要になります。
実際、看護師を続けていくには、お子さんの健康状態やパートナーの生活が関わり、両立させていく方法は人それぞれであるといえます。
しかし、ご自身の希望とパートナーの理解や協力があれば、さまざまな働き方が可能になります。一つの就職先にこだわらず、就職しても途中で生活や家族のことを考え働く場所を常に見直していく柔軟な考えも必要になります。

・ママさん看護師の働き方~バリバリ働く~

ママさん看護師でも、看護の仕事に魅力を感じ急性期病院などで働いている方は多くいらっしゃいます。仕事のやりがいが大きく、社会への貢献度も高いため職場から離れずバリバリ働くママさん看護師です。
こういった看護師さんの場合、収入が安定していることはメリットの一つといえます。
子どもを育てるうえで、必要になるお金をしっかり稼ぐことで将来の安心にも繋がります。
また、同じ職場環境で働くことで、病院内での人間関係などストレスなく過ごせる場合があります。
病院の看護部と良好な関係を築くことが大切といえます。看護部と良好な関係があれば、子育てのことなど大変なことを理解してもらえる場合もあります。
理解してもらうことができると、配属先などの相談に乗ってくれることもあります。こういった看護師さんの大変な面は、夜勤や委員会活動などがあり、仕事の負担が多い点です。仕事も大変で、家のことも負担が多いと自分の体調や健康に影響を及ぼします。
夜勤をしたりすることにより、母親がいない間の育児を他の家族が担当するため、家族の負担も多いと言えます。
バリバリ働く看護師を続けるには、パートナーや両親といった家族のサポートが重要になります。こういったバリバリ働く看護師さんの中には、一家の大黒柱としてパートナーより稼ぐ看護師さんも多く存在しています。
パートナーがどこまで理解をしてくれて、育児や家事を分担してくれるかといった点が重要になります。

・ママさん看護師の働き方~日勤中心に働く~

ママさん看護師の働き方の中で、日勤中心に働くという働き方もあります。働く場所としては、病院、訪問看護ステーションや介護施設、クリニックがあります。
病院の中でも、看護師さんが不足しており日勤だけで就労可能な常勤スタッフの求人もあります。
また、病院に近いようなホスピス型の有料老人ホームなどでも日勤だけの看護師募集があります。こういった病院は、急な家族の事情でお休みがもらえるかまた有給が使える場合があります。
看護師さんが多く就労しているため、休みが取りやすかったり急なお休みにも対応する余力が組織にあるという点がメリットです。

病院は訪問看護ステーションなどに比べて、福利厚生などが充実している場合もあります。
訪問看護ステーションにも様々なタイプがあります。
たとえば、病院が経営するタイプの訪問看護ステーションであったり、クリニックが経営するタイプの訪問看護ステーションもあります。
訪問看護ステーションを広範囲に経営している会社もあります。その他には、看護師や理学療法士が独立して立ち上げた訪問看護ステーションもあります。
経営以外では、訪問看護ステーションがどういった患者さんを対象にしているのかといった違いもあります。
例えば、精神科訪問看護を中心に行う訪問看護ステーションやおみとりを中心に行う訪問看護ステーションもあります。理学療法士が立ち上げた訪問看護ステーションの場合にはリハビリが中心になることもあります。

介護施設ではデイサービスセンターや有料老人ホームで働くことができます。
クリニックには様々なクリニックの求人があり、訪問診療に特化したクリニックでは同行訪問が中心の業務になります。
訪問診療に特化したクリニックの中でも、有料老人ホームへの訪問を中心にしていたり、自宅への訪問を中心にしていたりクリニックによって特徴があります。
看護師単独の対応ではないため、医師のもとで働けるのが安心感ともいえます。何かあれば必ず医師にすぐ相談できる環境は働きやすいと言えるでしょう。これらの就職先では日勤の勤務が中心になります。
しかし、訪問看護ステーションでは緊急電話の対応が必要になる場合がありま、。緊急電話の対応はどれくらいの頻度であるのか、何人のスタッフで対応しているのかなど訪問看護ステーションによって様々です。

また、緊急電話を受けた後に緊急訪問にも対応する必要があるのかどうか、そこも訪問看護ステーションによって異なります。訪問看護ステーションの中には、緊急電話の対応や緊急訪問の対応が一部のスタッフに偏ることで、そのスタッフの負担が大きくなることが考えられます。また訪問看護ステーションは事業所によって教育体制もまちまちです。

訪問看護に初めて就職する際には、事業所の教育体制がどうなっているのか確認する必要があります。教育体制が整っている事業所では、子どもが小さいうちの時期、正社員でも緊急電話対応や訪問対応を免除してくれる事業所もあります。
事業所によっては、専門看護師が多く配置されており訪問看護の悩みの相談が簡単にできる場合もあります。働きやすい環境で、訪問看護の経験や知識が得られるのでそういった訪問看護ステーションは人気です。
そういったことが自分にとって可能なのか、仕事と生活を両立させることができるのか考えて就職先を選ぶ必要があります。

正社員とパートスタッフの違いでも勤務の時間が異なる場合があります。パートタイマーで働く場合にはお給料は下がりますが、自分と家族の生活に合わせて勤務時間が選べたり出勤日数が選べたりするメリットはあります。
パートタイマーで働く看護師さんの場合、パートナーの収入に頼る状況から、扶養控除の範囲内で働く方もいらっしゃいます。
訪問看護ステーションの中には、パートタイマーの看護師さんに関して緊急訪問や緊急電話の対応を免除している場合もあります。パートタイマーはママさん看護師にとって働きやすい環境であることは間違いなさそうです。
ご自身の生活状況などに合わせてよく家族と相談しながら就職先を探すのがおすすめです。
看護師は社会に貢献できる大切な仕事のひとつです。ぜひ看護師を続けながら子供を育てていけるようにこの記事が少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

まとめ

ママさん看護師の働き方についていくつかパターンを紹介しました。看護師は社会に貢献できる貴重なお仕事です。自分の家族や子どもの状況がどういった状況なのか、また自分がどういう働き方をしたいのかといった点を中心に職場を選ばれると良いでしょう。就職した先がご自身の生活に合う場所で、皆さんが活躍されることを願っています。

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