看護師の就職する際の面接内容や自分の意気込み

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#2175 2023/04/30UP
看護師の就職する際の面接内容や自分の意気込み
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看護師と言っても、病院、診療所,クリニック、透析室、献血ルームなど、いくつか働く場所はあります。その中でもたくさんの科にわかれており、自分が求めるところに行く確率は高いと考えられます。なぜならば,看護師は常に人手不足であるからです。しかし、いくら人手不足だからといって、誰でも雇われるわけではありません。一年から5年周期で転職を繰り返した私の就職談をお話しします。

「転職を繰り返し続けた私の記録」

私は看護学校卒業後、総合病院の産婦人科に勤めました。将来は助産師の道もあったのではないか?と看護学校の頃から思っていたからです。また、産婦人科は人の死が少ない職場であり、看護実習した際、助産師の姿勢がとても逞しく見えたため憧れがあり就職しましたが、そこには僅か一年しか在籍しませんでした。なぜならば、養護教諭の学校に受かったからです。
幼少の頃より養護教諭に憧れがあり、看護師になった後に一年学校に通うことで養護教諭の資格を取ることができると知りました。翌年受験し合格したため、一年学校に通いましたが、卒業後、学校に席がない限り働くことができないので、結局看護師としてまた総合病院に転職しました。
最初の転職の面接では、看護経験は一年しかないところはあまり注目されず、まだ、看護師としてなりたてだから、これから看護師として勉強して下さいと前向きな話をされ、就職しました。しかし、そこは職場の環境が合わず僅か3ヶ月で退職しました。最初の総合病院と2番目の総合病院は、職場の雰囲気や人間関係が違い、初めて人生の挫折を味わいました。

精神的に病んでしまった私はすぐに職場復帰はできず、沖縄に旅行し、人生に失望してしまいました。そのまま沖縄にあるダイビングショップで看護師であることを隠してお手伝いをするようになりました。看護師の仕事自体,自分には向いていない、このまま仕事をしていたら人を殺してしまうと思っていたため、看護師というものに関わりを持ちたくなかったからです。

半年働いた結果、沖縄に定住するために本職である看護師で働く気持ちに変わり、二つ目の転職をしました。二つ目の転職先は、クリニックでそこまでのスキルを求められなかったのもあり,過去の経歴を気にすることなく雇ってくれました。そこでは、簡単な採血、問診、手術介助をしており、約3年ほど勤務しました。その中でより専門的な科で勉強したくなりそちらを退職し、新たな職場へ転職しました。
新たな職場での面接は、どのような経験をしてきたのか、ストレスに直面した場合どのように対応するかなどを聞かれました。この時点で看護師として4、5年経っていたため看護師としてのスキルや看護師としてストレスを感じた後の対応を聞かれ始めました。看護師なら誰しもストレスを感じ,以前の私のように精神的に参ってしまう人も少なくないためストレス回避方法や発散方法が必要になってきます。
その後、ワーキングホリデーに行きたかった私は一度看護師を離れ海外へ2年滞在しました。その後にまた、自分の興味のある科へ戻るつもりでいましたが、ここからの転職活動がとても大変でした。
まず、自分の興味のあるクリニック自体の数が少なかったのです。地元、名古屋の有名どころは全て採用試験を受け,内定をもらうことが出来なかったのです。私は看護師であれば,専門資格、国家資格であるため、どこでもいつでも就職できると思い込んでいたため失望してしまいました。その後、東京まで就職活動をしましたが、どこも内定をもらうことができませんでした。なぜ,内定が貰えないのか、何がいけなかったのかと考えました。

①一つの病院での在籍年数が短い。

基本的に一つの病院で長く勤めてくれる人を求めるため、一年から三年周期で転職を繰り返している私を必要としてくれる病院はなかった。また,新人を採用するのにも教育するのにも費用がかかるためある程度の経験がある人で長く在籍する人を好むと考えました。

②自分の興味のある科は,経験がない方を採用したいと言われました。

新人指導する際、変に知識があると素直に教えたことを受け入れることが難しいことがあるため敢えて経験がない人を採用すると言われていました。

③自分のアピールが少なかった。

日本人は自分を過小評価しがちです。しかし、採用されないことには何も評価されません。自己アピールをしっかりすることで採用に繋がった可能性は,十分あったと思います。
以上3点を踏まえ、看護師転職サイトで紹介された職場に、面接に行き採用を頂きました。こちらは本当に人手が足りないところでした。また、全くの未経験の科であったため、採用されやすかったんだと思います。ここでの経験は、入院患者、外来患者と関わる機会があり看護師として最低限の仕事を学ぶことができました。こちらでは4年在籍し、転職活動を始めました。なぜならば、どうしても自分が興味のある科で働きたかったからです。
まず、転職サイトに登録をしました。転職サイトのメリットとして、最新の情報を持っているため、どこが求人しているのか、各病院の特色やスタッフ、看護師長とも会っているため職場の雰囲気を知っていることが多いです。なので生の声を聞くことができます。
しかし、転職サイトから紹介された職場は内定をもらうことができなかったです。内定もらえなかった原因は詳しく聞くことができなかったですが、やはり転職回数と経験年数が原因となっていたようです。ここまで転職を繰り返すとこのような影響があるなんて思いもしなかったです。これは看護師に限らず他職種でも,同じことが言えると思います。
次に私がした事は転職サイトを辞めることでした。まず一つ目の理由として、就職したところから「君は転職サイトから来たからお金かかってるんだよ。最低一年は働いてね。」と言われたことを思い出しました。もちろん転職サイトは色々な情報が手に入り、職場とのアポイントも取ってくれ、こちらにはとても役に立つサイトであると思います。しかし、採用する病院側としては、一人内定もらう度に紹介料が入っています。つまり,お金がかかるわけです。気軽に内定を決めてすぐに辞めてしまったらお金だけがかかることになります。

二つ目の理由として、自己アピールが少なかったことを思い出しました。
受け身の対応で、自分から積極的に質問したり、自分の経験を伝えることができなかったように思います。転職サイト経由で行くため、あまり自分から行くことができませんでした。
それを踏まえて,一度内定を貰えなかったところに再度自ら連絡し、面接まで取り付けました。転職サイトからは一度内定もらえなかったところに再度チャレンジしても応募条件は変わらないため受からないため、受けない方がいいと言われていました。しかし、私は受かる自信がありました。なぜならば、各病院の経験は数年しかないが、たくさんの科を自分は知っています。もちろん、一つの病院で何十年やってる方は凄いと思います。でも,自分のアピールポイントはたくさんの病院を知り、いろんな方と関わりを持ってきたことです。つまり、今まで友好な人間関係を築いてきたと自負しています。
その甲斐もあり、再度面接したところには受かりました。なぜ選んでくれたのかを聞いたところ、転職サイトを利用していないこと、長く働いてくれる人が欲しかったためそれを最終確認できたこと、あなたの熱意と言われました。結局、最後は私の熱意の問題でした。
転職を成功させるには、経験年数よりも自己アピール、熱意が相手に伝わる事で採用に繋がりやすいと感じました。誰しも最初はゼロからのスタートです。経験よりもどれだけ、当院に尽くし,勉強してくれるのか。最後は気持ちの問題であると感じました。

私は転職歴が多く、在籍年数が少ない社会人です。しかし、転職を繰り返してきたからこそ学びとることができました。この経験から、最後は自分の思いや自己アピールが,大切であるとを学びました。今後転職される方は、経験年数を気にするのではなく,自分はどこまでできるのか、どこまでそちらに貢献できる存在なのかをアピールすることで内定をもらえる確率は上がると思います。

まとめ

私は転職歴が多く、在籍年数が少ない社会人です。しかし、転職を繰り返してきたからこそ学びとることができました。この経験から、最後は自分の思いや自己アピールが,大切であるとを学びました。今後転職される方は、経験年数を気にするのではなく,自分はどこまでできるのか、どこまでそちらに貢献できる存在なのかをアピールすることで内定をもらえる確率は上がると思います。

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