看護師の就職をする際の面接方法とそのコツ

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#600 2019/02/25UP
看護師の就職をする際の面接方法とそのコツ
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新卒での初めての就職や、免許は持っているけど久々に再就職されるかたは、面接に戸惑う事があると思います。看護師の面接でどのようにアピールしたらいいのか、どんな事を聞かれるのか、紹介をしていきます。

看護師の面接で質問される事。

転職や就職の志望動機

どんな職業でも、まず聞かれるのはこれです。 「何故この病院で勤めたいのか。」 まず、希望する病院の特徴を調べていく必要があります。

  • 何に特化した病院なのか
  • 地域密着なのか
  • 専門的な病院なのか

病院とひとくくりに言っても、様々な特色があります。 大体の面接官は自分の病院の特徴をあげ、それを学びたいなどの向上心の表現を待っていますので、先方にとっての前向きな志望動機を言いましょう。 ですが、中には独特な視点を持ったトップが存在します。 通り一辺倒な回答に対し、違う方向で攻めて本性を見極めようをする人もいます。 採用される為には、そんな時も上手に回避できるよう医院長の人柄もHPで確認し下準備をしていると安心です。ちなみに、面接など口頭で先方の病院を言う時は、『御院』。履歴書では『貴院』と書くのが一般的です。 例『以前から急性期の呼吸器看護に興味がありました。御院では呼吸器治療に力を入れており、様々な症例や患者様に関わる機会があります。質の高い医療に触れる事で看護師としての学びが多く、スキルアップに繋がると思い志望致しました。』

看護観

看護観とは、どんな看護をしたいのか、どんな看護師を目指しているのかという事です。 厳しい看護学校生活の中、様々な学びや実習でなんとなく感じているはずです。 それを相手にきちんと伝わる様に、言葉で伝えられるようにしておきましょう。

  • 「看護師をして大切な事は何か。」
  • 「何故看護師になったのか。」

同じような答えにたどり着くような質問を何度もするかもしれませんが、面接官は看護師としての人間性を見たいのです。 例『患者さまのニーズを読み取り、寄り添う事で、何が大切なのかを判断し、患者さもの思いを大切にしていきたいです。』

看護師経験

履歴書にも記入していますが、詳しく聞かれる場合があります。 しどろもどろにならない様に、きちんとノートにまとめ把握しておきましょう。

  • 「何年に、何処の学校を卒業し、どんな病院で働いていたのか。」
  • 「何年間そこでの経験があるのか。」
  • 「そこで何を学んだのか。」

病院には委員などの役割もあります。「事故防止委員」などです。 一般的な仕事内容は勿論ですが、それ以外の病院内での活動内容も合わせてアピールすると分かりやすいです。自分の経験を踏まえて、今後何を学びたいのか具体的に話すと、いいアピールになります。 例『慢性期の混合病棟で5年間、常勤としての経験があります。糖尿病の看護に力をいれており、糖尿病療養指導士の資格をとり、患者様の指導にあたってきました。慢性期で様々な看護を経験しましたが、今後は急性期の呼吸器を学ぶことで経験をつんでいきたいです。』

退職(転職)理由

退職理由は必須と言っていいほど、必ず聞かれる項目です。 退職理由はネガティブなものでも、真実をあからさまに言うのは得策ではありません。面接官はこの質問を通し、どんな人物なのか判断する材料にするのです。 「人間関係が辛くて。」や「シフトが厳しくて。」はマイナスです。 人間関係については、コミュニケーション能力の未熟さを意味しますし、シフトや経営のあり方を指摘する内容は、同じように何かと言うのではないかと思われてしまします。 前職に問題があったとしても、悪くは言わないのが鉄則です。 病院は狭い世界なので、色んな会で繋がっている可能性があるので、慎重に発言をした方がいいです。 例『前職で癌の痛みと戦う患者様に関わり、疼痛コントロールにより苦痛を和らげる専門的な知識を身につけたいと考えたのがきっかけです。そのためにも、専門的な教育環境の充実した病院に転職することが最善と考え、退職いたしました。』

当院で何がしたいのか。

1の志望動機に通じる質問ですが、ここでは具体的に考えます。 まず、この病院の特色に絡めたスキルアップやキャリアアップなど、ポジティブな内容がおすすめです。自分がこうありたいという事ばかりではなく、先方のために何を貢献したいのかも合わせれば、いい印象に繋がります。 例『これまでの経験をいかし、内科病棟で御院に貢献していきたいです。そして、学びによりスキルアップを図るとともに、後輩を育てていきたいと考えております。』

面接で質問しておきたい事

面接の時、病院の特色に伴うどんな処置や治療法を行っているのか質問をしておけば、事前に予習が出来るし、入職してから後悔も少ないです。今まで看護師としてのスキルがありますが、特色により初めてする事も出てきます。 そのような不安がないように、看護の上で気になることはしっかり聞いておきましょう。 理念や方針、教育体制など公式サイトに載っている病院も多いですが、サイトに書いていない内容が聞けるいい機会です。 質問することにより、前向きに病院を受け入れていると好印象を与えられます。

聞いてはいけない事

給与や休日について条件面は誰もが知りたいと思います。しかし、面接の場で条件ばかりを質問するのはやめた方がいいでしょう。待遇ばかりを気にしているとマイナスに捉えられます。 再就職にありがちなのが、お子さんがいる場合です。 急な休みや行事での希望を聞いてくれるか気になるところでしょう。ですが面接の場でその事を条件に出すのは止めたほうがいいでしょう。 子どもがいると軽く言うのはいいですが、その事で先方も急休するかもと悟ってくれるはずです。 採用されてから師長に相談しても遅くはありません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。 短時間で初対面の人を採用するかの判断は、第一印象といかに貢献してくれるであろう人物か、を知ってもらう必要があります。 長く付き合えば良いところが見えてくる、では遅いのです。好印象を抱かれるためには、清潔感とハキハキした物の言い方は基本です。 看護師はテキパキさと人柄が求められます。 余裕を持って自分のらしさを出すためにも、前もって内容を考慮し本番さながらのイメージトレーニングが大切です。

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