看護師は結婚するとキャリアアップで不利になる?

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#2416 2023/12/22UP
看護師は結婚するとキャリアアップで不利になる?
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看護師は結婚するとキャリアアップが難しくなってしまい、将来性が失われると思っている人もいるでしょう。この記事では看護師のキャリアと結婚の関係についてまとめました。キャリアアップと結婚で悩んでいる看護師もどうしたら良いかがきっとわかるので、最後まで読んでみてください。

#【結論】看護師が結婚によってキャリアアップで不利になるとは限らない

看護師は結婚するとキャリアアップを諦めなければならないということはありません。独身で生活しているときに比べると、結婚後はプライベートの自由が減るのは確かです。働き方もよく考えて、うまく家族とのコミュニケーションを取れるようにしていきたいと思うでしょう。看護師にとってはプライベートの時間を融通して、仕事の時間をうまく確保できるようにすることが重要なのも事実です。キャリアアップをしたい看護師にとって、結婚によって家族との生活を優先して時間を割かなければならないのは不安になるかもしれません。ただ、看護師長になっている人も結婚していることが多く、結婚したらキャリアアップ画できないということはないので心配ありません。
ただ、結婚はキャリアアップの障害になることはあります。結婚したために働くのが難しくなって長期間にわたって離職してしまうと、結婚せずに働き続けていた人に比べるとキャリア形成で不利になるからです。ただ、実際には結婚してもキャリアアップに成功している看護師はたくさんいます。前向きにキャリアアップを考えて取り組んでいきましょう。

#看護師が結婚してからキャリアアップをするコツ

看護師が結婚後もキャリアアップをしていくにはコツがあります。独身の看護師に比べると配偶者や家族との関係を考えなければならないので、多かれ少なかれ負担が生じるのは確かです。ここでは結婚してからキャリアアップをする方法として重要な5つのポイントを解説します。

・結婚しても看護師として働き続ける

看護師として働き続ける意識を持つことが最も重要なポイントです。結婚したときに夫婦のどちらかが仕事を辞めることは多いですが、共働きをしている世帯も増えてきました。結婚したときには子育てのことも考えて、どちらかが専業主婦・主夫になるケースもまだ目立ちます。ただ、共働きをしてキャリア形成を続けることは看護師にとって欠かせません。結婚しても働き続けたいと配偶者に伝えて、お互いに納得で働いていけるようにすることが大切です。

・出産のときにも離職期間は最小限にする

女性看護師の場合には妊娠して出産するときにキャリアアップの悩みが生じがちです。出産は女性の方が負担が大きいのは明らかで、一時的には離職せざるを得ません。ただ、出産前と出産後の働けない期間は、母体保護のための期間を含めても数週間程度です。余裕を見ても数ヶ月程度なので、キャリアに大きな影響を与えるほどのことではありません。離職期間を最小限にしようという意識を持っていれば、速やかに復職して働き始められるでしょう。復職せずに子育てをしたいという気持ちに駆られたときにはどちらが自分にとってベストかをよく考える必要があります。ただ、一年間育児休業を取得したとしても、キャリアアップができないわけではありません。子どもが成長して独立するまで専業主婦・主夫になってしまうとキャリア的には厳しくなる可能性が高いですが、保育施設を活用して早期に復職すれば十分にキャリアアップを目指せます。

・結婚前までにスキルを身に付ける

結婚する前の方が仕事を中心にして働きやすいのは確かです。スキルアップをしてキャリア形成につなげたいと思ったなら、結婚前までの期間を最大限に活用しましょう。さまざまな業務にチャレンジさせてもらったり、経験年数を積んだ後には認定看護師を目指したりすると将来のキャリアに大きなプラスになります。結婚するとスキルアップができなくなるわけではありません。ただ、配偶者との関係によっては自由に働きづらくなったり、認定看護師になるのが難しくなったりすることもあります。配偶者次第なので結婚後もスキルアップできるチャンスはありますが、早めに徹底してスキルを磨いておくのがおすすめです。

・キャリアプランを立てる

看護師としてどのように働いていくのかを長期的な視野で考えておくこともキャリアアップに成功するコツです。結婚前までにどんな経験を積むのか、結婚したらどのようなキャリア形成をしていくのか、子どもが生まれたらどんな働き方をするのかといったことを具体的に考えましょう。結婚するときには相手にも自分のキャリアプランを伝えて納得してもらうことが大切です。相手もキャリアプランを考えていて、擦り合わせが必要になる場合もあります。ただ、キャリアプランは変更してはならないわけではありません。お互いに納得できるプランに落とし込んで、キャリアアップを続けられるようにすれば問題ありません。

・転職してベストな職場を選ぶ

キャリアアップに成功するには転職も検討しましょう。結婚してもキャリアアップを目指しやすい職場を選ぶことは重要です。例えば、院内保育施設がある病院を選べば、速やかに復職してキャリア形成を再開できます。時短勤務制度が導入されていて利用しやすい状況がある職場を選べば、子育てにも力を注ぎたいと思っている人も仕事とプライベートを両立させやすくなります。結婚してからどのような働き方をしていきたいかを考えて、支援になる福利厚生が整備されている職場に転職するのはおすすめです。配偶者の意向も考慮して、働きやすくて結婚生活もしやすい職場を選んで転職しましょう。

#看護師が結婚後にキャリアアップするために必要なこと

看護師が結婚後も本気でキャリアアップをしていくためには配偶者と相談することが欠かせません。キャリアアップを目指す看護師が配偶者と相談しておくべきポイントを押さえておきましょう。

・看護師の働き方を理解してもらう

医療や福祉の業界で働いている人でないと看護師の働き方を理解してもらえなくて苦労することがあります。結婚前に看護師として働き続けたいことを伝えるだけでなく、働き方の特徴も説明して理解を得るようにしましょう。大手企業で働いているサラリーマンや公務員の場合には平日の朝9時から働き始めて、17時~18時くらいまで仕事をするのが当然と思っていることがあります。残業があることは理解できたとしても、夕方から働き始めて夜勤をしたり、土日にも仕事をしたり、勤務日が毎週違ったりするのが納得できない場合があります。それでも納得して結婚してくれる理解者を配偶者にすることがキャリアアップを目指す上では必要です。お互いのキャリアビジョンも話し合っておくと、結婚後に協力して共働きをしていけるようになります。

・家事の割り振りや子育ての役割分担をする

結婚後は家事や子育てについてどのような割り振りをして分担していくかを話し合いましょう。キャリアアップできるくらいに仕事に力を注げるようにするには、家庭のタスクをうまく分かち合うことが必要です。掃除や洗濯などの家事を分担しましょう。子育てでも子どもの年齢や人数に応じて、うまく役割を決めてすくすくと育てられるようにすることが大切です。お互いの認識がずれてしまっていると、結婚後に口論になってしまうリスクもあります。できれば結婚を決めた時点でよく話し合いをして、お互いの考えを理解し合いましょう。そして、具体的に家事や子育ての役割を決めて、それぞれが仕事もプライベートも充実させられるようにするのが理想的です。互いに支え合って生きていくことを大切にして、希望を擦り合わせるようにしましょう。

まとめ

看護師は結婚してもキャリアアップできることがわかりましたか?結婚すると家事や子育ても考えなければならず、キャリア形成に時間を取れなくなると思いがちです。ただ、配偶者と相談して納得の関係を築いていくことはできます。転職してキャリア形成を続けやすい職場を選ぶことも看護師にとって重要なので前向きに検討しましょう。

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