認定看護師になるメリットは?なるために必要なことと合わせて紹介!

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#2380 2023/11/16UP
認定看護師になるメリットは?なるために必要なことと合わせて紹介!
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認定看護師になろうとする人が増えてきている中、メリットは何か、なるにはどうしたら四いかが気になっている人もいるでしょう。この記事では認定看護師になる方法と、認定看護師になるのに必要なことや心構えを紹介します。

#認定看護師になるメリット

認定看護師になろうとする人が増加しているのは魅力がたくさんあるからです。認定看護師になるメリットを詳しく見ていきましょう。

・専門の認定分野で優秀な看護師として認められる

認定看護師になると専門の認定分野で最新の看護スキルを持ち、今後も活躍を続けていく看護師として認められます。新生児集中ケアや心不全看護などの診療分野を決めて資格を取得するのが認定看護師の特徴です。認定分野に特化した看護の最前線の知識と技術を習得した人だけが認定を受けられます。認定看護師になるには再び学校に通って勉強したり、実技を含む研修を受けたりすることが必要です。実践力もある優秀な看護師として周囲からも一目置かれるようになります。

・資格手当などを通して高い待遇を受けられる

認定看護師になると給料などの待遇が良くなるのはメリットでしょう。認定看護師になると毎月、数千円~1万円程度の資格手当が支給される病院がたくさんあります。実力や成果を評価されることも多くなり、基本給も上がりやすくなります。看護師の給与制度は施設によって違うので一概に給料が上がるとは言い切れません。ただ、大きい病院では認定看護師になったことで看護主任や副看護部長などに昇格して、給料が上がるチャンスもあります。長い目で見るとキャリアアップをしていきやすくなるのは間違いありません。

・専門性の高い看護師として成長を続けられる

認定看護師になると特定の診療分野について専門性の高い看護師として継続的に成長できるのがメリットです。認定看護師になる時点で最新の看護スキルを学んだとしても、数年後には医療が進歩していて別の看護方法が望ましいというガイドラインができる可能性があります。認定看護師は更新を求められる資格なので、継続的に学び続けることが求められます。5年ごとに看護師として現場で働いてきた実績と自己研鑽の内容を加味して評価を受け、審査で合格すると資格が更新されます。学会に参加したり、臨床研究をしたりする自己研鑽は自発的に取り組む必要があります。資格を生かして活躍したいというモチベーションを生かすと自然に学ぶ姿勢を手に入れられるでしょう。

・自分自身に自信を持てるようになる

認定看護師になるメリットは何よりも自分自身に自信を持てるようになることです。看護師として自分は優秀ではない、看護するときに不安があるという人も多いでしょう。認定看護師になると専門性の高い看護師としてしっかりとした教育研修を受けて、実力を認められたという実感を得られます。知識や看護スキルの質も数ヶ月で飛躍的に高まったことが現場に戻ってみるとよくわかります。専門の分野では自信を持って看護を進められるようになるのは認定看護師になるメリットです。

#認定看護師になる方法

認定看護師になるには長い道のりがあります。認定看護師制度は当初からだんだんと変化してきました。今後も認定看護師になるために必要な条件や、認定看護師になる方法が変わっていく可能性があります。詳細は認定看護師を目指すと決断した時点で、日本看護協会の公式サイトから最新情報を確認してください。ここでは全体像がわかるように解説します。

・認定看護師教育機関に入学する

まずは認定看護師教育機関として認められている大学や専門学校などに入学します。認定看護師教育機関に入学するには入学試験を受けて合格しなければなりません。認定看護師になる中で最も難しいのが、希望の学校に入学することだとも言われています。認定看護師になりたいと思ったらしっかり勉強して受験しましょう。

・カリキュラムで定められている単位を取得する

無事に認定看護師教育機関に入学できたら、教育基準カリキュラムに従って講義を受講したり、実務研修を受けたりして単位を取得していきます。2020年度以降は特定行為研修が組み込まれているため、どの認定分野を選んだ場合にも特定行為について実践的に学ぶ機会を得られます。選んだ学校や認定分野によって就学期間には違いがありますが、およそ1年弱のカリキュラムになっているのが一般的です。800時間程度の受講が必要になるので、毎日学校に通って学ぶ必要があります。eラーニングも取り入れられていますが、ほとんどの授業が集合教育でおこなわれている傾向があります。

・認定審査を受けて合格する

すべての教育カリキュラムをこなしたら認定審査を受けましょう。認定看護師になるには最後に試験があります。マークシート方式の問題で、分野ごとに出題されます。筆記試験は年に一度しか実施されていないので、審査書類の提出を忘れないようにしましょう。審査の申し込みはオンラインシステム上でおこないます。「資格認知制度 審査・申請システム」に登録して審査期間中に慌てないようにしておくのがおすすめです。認定審査の合否の通知もシステム上で発表されます。合格していたら登録手続きをすれば認定看護師として活躍できます。

#認定看護師になるときの心構え

認定看護師を目指すときには心構えが必要です。認定看護師になるには苦労があることはここまでの説明でイメージできたでしょう。認定看護師になったらその後についてもよく考える必要があります。どのような心構えを持つ必要があるのかを解説するので、納得してから認定看護師を目指しましょう。

・専門を決めて取り組む決意をする

認定看護師になるなら専門を決めて、その分野なら誰にも負けないというくらいの気持ちを持ちましょう。認定看護師の教育機関の数は限られているので、毎年、各分野で認定を受けられる看護師はわずかです。認定を受けたら専門分野では他にはいないくらいに優秀な人材として見られます。その専門分野に最大限に力を注いでいくことを決意しましょう。もちろん他の専門分野について学び、知識やスキルの幅を広げるのはプラスになります。しかし、看護師として認定分野をけん引する医療スタッフになるという志を持つのが大切です。

・更新のために取り組む

認定看護師になったら更新のための取り組みを欠かさないようにしましょう。認定看護師は5年に1度、更新のための審査を受けなければなりません。試験に合格すれば良いというわけではなく、継続的に努力をしなければならない仕組みになっています。認定分野の看護師として働いた期間と、自己研鑽のために取り組んだ内容によって更新の可否が判断されます。ただ働いているだけでは不十分で、情報収集のためにセミナーに参加したり、看護の研究をして学会発表をしたりするといった取り組みもする必要があります。認定看護師になった後は自分なりの道筋を立てて、主体的に学んで分野の最前線に立つという心構えをしましょう。

・登録後のキャリアプランを考えておく

認定看護師として登録したらその後のキャリアをどうするかも考えておきましょう。キャリア支援制度を利用した場合には、通常は同じ病院でしばらく働かなければなりません。ただ、その期間が終わった後は、同じ病院で働き続けても、他の病院に転職しても構いません。自費で認定看護師になった場合もどこで働いても問題ありません。総合病院や専門病院で働くのが認定看護師として活躍する道です。病院によって果たせる役割が違うので、これから先、認定看護師としてどのような働き方をしたいかを考えて転職先を検討しましょう。

まとめ

認定看護師になると、今後、看護師として働いていく上でモチベーションが上がっていきます。自信を持って働けるようになるので、できるだけ早いうちから認定看護師を目指しましょう。認定看護師になるには心構えも必要です。認定看護師を目指すときにはデメリットとメリットと天秤にかけて納得した上で資格を取得しましょう。

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