オペ看護師になるには何が必要?手術の専門になる方法とは!

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#2229 2023/06/23UP
オペ看護師になるには何が必要?手術の専門になる方法とは!
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オペ看護師に憧れを持っていませんか?オペ看護師は手術室の専門スタッフとしてさまざまな医療に貢献しています。この記事ではオペ看護師になる方法をまとめました。オペ看護師になるには具体的に何が必要なのかを詳しく理解して、これから目指していきましょう。

#オペ看護師になるには病院勤務が必須

オペ看護師になるには大前提として病院勤務の看護師になることが必須です。手術室が設けられているのは病院だけだからです。クリニックでも簡易的な手術をするところはありますが、手術室に専属の看護師を置いていることはありません。消化器内科や眼科、美容外科などのクリニックではオペ看護師の経験がある人がよく求められています。しかし、手術のサポートをするのは業務の一部であって、手術専門になることはできないのが一般的です。オペ看護師になるには病院で働くのが第一歩なので、クリニックで働いている人は病院に転職することをまずは目指しましょう。

#オペ看護師になるのに必要なこと・不要なこと

オペ看護師になるにはどのようなスキルや経験があれば良いかが気になるのではないでしょうか。これからオペ看護師になるためにスキルアップをしたい、必要な経験があるなら積んでおきたいという人もいるでしょう。ここではオペ看護師になるのに必要なことと、必要そうで不要なことをまとめたので、どのような準備をしたら良いかを理解しておきましょう。

・手術についての広い知識が必要

オペ看護師には手術についての全般的な知識は欠かせません。手術の種類や使用される器材について知識はオペ看護師になるには不可欠です。病院によってどのような手術がおこなわれているかは異なるため、すべての手術に対応できるほどの知識はなくても問題はありません。医師のサポートをするための基本的な医療知識と、器材について理解があれば広い範囲の業務に対応できます。具体的な業務は現場で教えてもらえる場合が多いので、すぐに理解できる程度の知識を幅広く持っておくのが良い方法です。

・特別な資格は不要

オペ看護師になるには資格は必要がありません。一般内科や一般外科などの診療科で働くときと同様に看護師の資格があればオペ看護師になれます。手術を専門にしていくには高度な知識や技術が求められると思うのがもっともなことで、資格がなければならないと思い込みがちです。キャリアアップを目指したいときには手術看護の認定看護師になる道があります。しかし、手術看護の認定看護師にならなければオペ看護師になれないわけではありません。特別な資格は不要なので、看護師なら誰でも手術専門のスタッフになることができます。

・患者の不安を取り除くスキルが重要

オペ看護師には手術に対して不安を抱いている患者のケアをするスキルが必要です。オペ看護師は手術室の中で医師のサポートをすることだけが仕事ではありません。手術患者の看護をする外回りの仕事もあります。外回りの仕事で重要なのが、これから手術を受ける患者の前処置をしたり、不安を取り除いたりして手術を受けられる状態にすることです。患者の中には手術直前になって極度な不安を抱えてしまう人もいます。会話を通して手術の不安感をなくすように働きかけたり、医師に伝えて抗不安剤の使用を検討してもらったりすることが必要です。患者の心のケアをすることはオペ看護師にとって重要な役割の一つです。

・特定の診療科の経験はなくてもOK

オペ看護師は特定の診療科の経験は基本的に必要ありません。専門病院の場合には特化している診療科目について経験があるオペ看護師が好まれます。しかし、総合病院のように複数の診療科がある場合には、オペ看護師はどの診療科の手術のサポートも担当します。特定の診療科に強いことよりも、どの診療科の手術でも柔軟に対応できることの方が重要です。オペ看護師は手術の内容についてミーティングに参加して理解し、必要な器材を出したり、生検サンプルなどを適切に取り扱ったりする準備ができることが大切です。また、外回りでは手術の前処置で必要なことが多い注射の基本スキルがあれば、ほとんどの手術に対応できます。特定の診療科での経験は不要な病院がほとんどで、新卒の看護師もオペ看護師になっていることがよくあります。

・スピード感と臨機応変さは大切

オペ看護師にはスピード感と臨機応変さが必要です。手術は一刻を争うことも多く、急患が入ったときには特に緊迫した状況になります。医師や他の医療スタッフと連携を取って手早く対応をするのがオペ看護師にとって重要です。また、手術の進行状況によって患者の容態が変わったり、検査でわかっていたのとは病巣の様子が違ったりすることもあります。その場で医師が判断して突然器材が新たに必要になる場合もあるので、指示に従って臨機応変に対応できるのが大切です。

・患者と長く付き合うのが苦手でもOK

オペ看護師は基本的に個々の患者とは長い付き合いをすることがありません。療養型病院で働く場合やターミナルケアをする場合のように、数ヶ月や数年という単位で同じ患者を付き合うことはないのが特徴です。そのため、患者と長く付き合うスキルはなくても大きな支障になりません。長い付き合いをするのが苦手な看護師もオペ看護師として活躍できるチャンスがあります。

・コミュニケーション能力は不可欠

長い付き合いをするスキルはなくても問題ありませんが、オペ看護師になるにはコミュニケーション能力は欠かせません。外回りでは患者とのコミュニケーションを通して不安をなくし、手術に万全の状態に向かわせることが必要だからです。また、手術が長引いていて不安になっている家族を労わることも重要な役割です。手術室内では医師と連携を取り、手術をスムーズに進められるようにすることが求められます。コミュニケーション能力は看護師がどの職種で働くときにも必要です。オペ看護師も例外ではないので注意しましょう。

#オペ看護師になる方法は2つ

オペ看護師になる方法には2つあります。同じ勤務先の中でオペ看護師になる方法と、他の施設でオペ看護師になる方法です。どちらも今からオペ看護師を目指したい人が選べる方法なので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。

・転属や異動でオペ看護師になる方法

病院で働いている看護師は転属や異動でオペ看護師になることが可能です。転属や異動を希望できる制度があるなら、手術室勤務の希望を出しましょう。オペ看護師が不足している状況であれば、年度が変わるタイミングなどの節目で転属できる可能性があります。退職者が出て人材獲得が喫緊の課題になっているときなら、すぐにオペ看護師になれる場合もあります。複数の病院がある医療法人で働いている場合には転勤を希望するのも効果的です。オペ看護師が不足している転勤先があるかを人事に問い合わせてみましょう。人事に希望を伝えておけば枠ができたときに連絡してもらえることもあります。

・転職してオペ看護師になる方法

オペ看護師になるには転職するのが最も一般的な方法です。オペ看護師の求人を探して応募するのが最も確実性があります。希望の求人が見つからないときには、入職後に配属先が決まる求人に応募して手術室勤務を希望していることを書類や面接で伝えると良いでしょう。配属先の候補として手術室が想定されているなら採用してもらえる可能性があります。転職ではオペ看護師としての経験を求められることが多いですが、入職後に配属を決める仕組みの場合には他の診療科での経験を認めてもらえれば採用してもらえるチャンスがあります。未経験でも転職してオペ看護師になれる可能性はあるので、積極的に応募してチャンスを切り開きましょう。

まとめ

オペ看護師になるには病院で転属や異動の希望を出す方法と、転職して手術室勤務を目指す方法があります。オペ看護師は特別な資格がなくてもなれる職種で、オペ看護師として活躍するのに必要なことを今の職場で学んでおくと安心して目指せるようになります。興味を持っている人は今から準備を始めてオペ看護師になりましょう。

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