転職や看護師を目指すみなさんは、これから夜勤を経験することでしょう。きっと、これまでの生活のスタイルとは違うことに不安に感じませんか?ちょっと楽になる、そんなポイントをお伝えします。
「最初に」
看護師を目指す方々はどのような点に重点を置きますか?
今回はいかにストレスの少ない職場への転職方法のポイントをします。
1つ目は、夜勤のストレスの解消法です。
夜勤は、就職したてのヒヨッコちゃんがぶつかる最初の大きな壁です。夜勤後、疲れた後で家に目を擦りながら運転して、帰ってお風呂に入って、食事とって・・・ということを次の日勤までの4時間で済ませなければならないことが当たり前の生活スタイルです。これでは自分が患者さんになってしまいますね。
「なるべく、なるべく近くに住んでみよう!」
そこで、一番の解決策が、なるべく転職した病院から近い部屋をを借りるか、寮に入ってしまうことです。
部屋自体の賃料が高くても、なるべく近いトコロに住むことが重要です。
そうすれば、退勤後に家に帰る際の車や歩きでの事故が防げます。居眠り運転でついウッカリ・・・と看護師免許をこんなことで失くしたくありませんしね。
また、部屋と病院の距離がなるべく近くだと、夜勤から日勤までの短い帰宅時間が、移動時間分減ります。その分、時間を有効活用できるので、その分、睡眠に費やすことができます。睡眠を取らないと、頭が働かなくなってしまいます。それではミスを呼んでいるようなものなので、看護師の仕事中のヒヤリハットも防ぐことができなくなってしまいます。患者さんの命を預かる仕事なので、準備万全で職務を全うしたいですよね。
そのためには何よりも良質な睡眠を取れる環境が欲しいですね。なので、睡眠の環境も整える必要があります。気温や湿度などに気を配る必要があります。建物の環境が悪ければ、良質な睡眠どころか、自らの健康をも脅かす原因にもなってしまいます。寝具等もこだわることで、効率よく疲れを癒すことができるのです。
また、注意点としては、入居したその建物に先輩や後輩などの近しい人がいるか、いないかです。これは、意外と大事です。入居前でも情報を得て、注意することで地雷を避けられます。もしも、先輩や後輩がいれば、考えてみましょう。チョット窮屈な思いをするかもしれません。無意識に気を使ってしまうので、仕事での疲れがなかなか取れないかもしれません。気にしないようにしても、ドアを開けるときなど、チョット脳裏をよぎるものです。なので、内見の時にでも、どういった方が住んでいるのかを知ることが大事です。寮であれば尚更で、「ここの寮は何年目まで住めるのか」など、現住人のリサーチで休息時間に対するストレスをなるべく減らすことができます。
「車を持つことの大切さ」
地方の病院に転職したとき、必要になるのは車だと痛感しました。
軽自動車でも、普通車でもいいので一台手元に置いておかなければ、生活がとても不便です。仕事が終わって部屋に帰ってから、チョット買い物に・・・と思っても距離がだいぶ離れていたり、夜道を歩かなくてはいけないときなど、気が滅入ってしまいます。怖いことは「冷蔵庫に食材がないけど、歩けないし、体力の限界だ・・・」となれば、食事を抜いてしまうことでしょう。それが慣例化してしまうことが問題です。だんだん体力が落ちていってしまいます。心もよどんでいきます。また、「これでいいや。」と、食事を摂らずにスナック菓子で済ませてしまう方は多いのではないでしょうか。本人が食べた気になっても、得られるのは、脂肪と糖質と塩分くらいです。それでは疲れは取れないどころか、積みあがっていくばかりでしょう。栄養もありません。なので看護師の仕事に支障がでてくることでしょう。その生活を続けていれば、どこかで看護師としての転換期を迎えるか、人生の見直しもせざるを得ないときが来るでしょう。それを防ぐには、お弁当屋さんやコンビニなどや、外食産業を利用できる環境が必要です。
また、スーパーマーケットで長期保存できるものや、電子レンジでチンすればすぐに食べられるインスタント食品やチルド食品に頼れる環境が必要です。
そのためには、車が手元に置いておく必要があります。「維持費が・・・。」と思うかもしれません。ですが、維持費以上の働きを車はもたらしてくれます。必要経費として割り切ってしまいましょう。それに、看護師の給料から考えても、そんなにも贅沢なものではないので、自分自身の健康を維持するためにも、手元に置いておくことをおススメしたいです。
「冷凍庫と冷蔵庫」
仕事がない休日にお惣菜を作って冷凍庫に保存しておきましょう。食べ物の備蓄はストレスを緩和させます。休みの日に料理を作るだけで少し気分転換になります。別のことに没頭する時間もたまには必要です。仕事にいつも追われていても、ゆとりを持ちたいですね。
お惣菜を準備しておけば、疲れた体で家に帰ると、電子レンジでチンするだけで温かい食事がしっかりととれます。温かい食事は、心も体も温めてくれるので、ホッとします。実家で暮らしていたときにお母さんが作ってくれた温かい料理は、前より減ってしまうのです。チンして食べるくらいくらいのことでも、ゆとりを持たせてくれます。
「疲れて帰った時に冷蔵庫に何もない・・・。」という経験はありませんか。仕事頑張ったのに・・・とか、関係ないさまざまなことが、疲れた時には、思考がグルグルしてグチャグチャになってしまいます。なんだか、ドス黒い気持ちでゴチャゴチャになり、プツリッと糸が切れて強いますますよね。そのために、冷凍庫と冷蔵庫が必要です。自分の精神と肉体を守る砦です。とりあえず、何か家に帰れば、食事にありつけることが大事です。嫌なことも食べ物と一緒に飲み込んでしまえば、軽くなることもあります。
まとめ
休息をいかに効率的にとれるかが看護師として重要です。いくら高い志をもっていても、体と心に支障が出てくれば、看護師の道を諦めざる必要にせまられることががあります。そのためには、少し出費してでも効率を重視して、割り切る大切さを知って頂きたいです。体が資本であることを再認識していただきたいです。
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