マインドマップは看護師就職の自己分析に有効!やり方を丁寧に解説!

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#2400 2023/12/06UP
マインドマップは看護師就職の自己分析に有効!やり方を丁寧に解説!
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看護師就職の自己分析ではマインドマップが役に立ちます。名前は聞いたことがあってもやり方がわからなくて困っていた人もいるでしょう。この記事ではマインドマップの基本的なコンセプトと、具体的なやり方を丁寧に解説します。看護師の就職活動での使い方も紹介するので活用してください。

#マインドマップとは

マインドマップとは頭にイメージされたことをキーワードとして書き出していき、放射状に関連キーワードを紐づけて並べていくことで作り上げた思考の地図です。何となくイメージしていることがあっても具体的に説明できないことがよくあるでしょう。マインドマップで分析すると、イメージを言葉に落とし込み、その言葉からまたイメージされたことを言葉にしていきます。分析結果の全体像を見ると、今まで言葉では言い表せなかったイメージをわかりやすく説明できます。

・イマジネーションによるアイデア拡張のフレームワーク

マインドマップはもともとイマジネーションによってアイデアを拡張して具体化することを目的として用いられてきたフレームワークです。あるイメージから関連キーワードを考えていき、結び付けていくと新しいアイデアが生まれてきます。言葉にすると何となく頭で考えていたことがはっきりと認識され、まったく違うアイデアが突然飛び出してくることもあるでしょう。アイデア拡張によって新しいアイデアを生み出したいときに適している手法です。

・テーマに沿って深く掘り下げる分析にも強い手法

マインドマップが看護師就職の自己分析で使えるのは、テーマに沿って深く掘り下げる分析フレームワークとしても有効だからです。1つのテーマに対してさまざまな角度からイメージを膨らませていくのがマインドマップの特徴だからです。テーマを意識して分析を続けることにより、より具体的でわかりやすいキーワードを導き出すことができます。

・「自分」をテーマにすれば就職で自己分析に応用可能

看護師就職ではマインドマップは「自分」をテーマにして自己分析に応用しましょう。自己分析とは自分を客観的に深く知ることです。自分の看護観を知りたいと思ったときには「自分」の次に「看護観」というカテゴリーを置いて、その下でマインドマップを作り上げるのがおすすめです。「自分」をテーマにすると自己分析をしていることを忘れません。マインドマップは連想ゲームのようにして気軽にできます。うっかり脱線してしまうこともあるので、「自分」というキーワードを使って自制しましょう。

#マインドマップによる自己分析の基本的なやり方の流れ

マインドマップのやり方は基本形がありますが、自己分析で使うときにはコツがあります。就職で使うという目的を見失わないように分析を進めることです。また、分析結果を生かしてさらに自分を深堀りするのも重要なので、ここではおすすめのやり方を流れに沿って紹介します。

・紙の中央に「自分」と書く

マインドマップを始めるときにはまず大きな紙を用意して、中央に「自分」と書きます。自己分析をしているという意識を持つために必ず書きましょう。

・分析したいカテゴリーのキーワードを周辺に書いて線でつなぐ

「自分」の周りに分析したいカテゴリーのキーワードを書きます。「長所」、「短所」、「性格」、「特技」、「スキル」といった就職でよく使うキーワードを選ぶと簡単です。また、「頑張ったこと」、「目標」、「やりたいこと」、「やりたくないこと」といったキーワードで分析するのも良い方法です。カテゴリーの決め方は自由なので、気になることをたくさん列挙して「自分」を取り囲むように書き込みましょう。

・キーワードから派生してイメージされたキーワードを書いて線でつなぐ

マインドマップでは地図上に書かれているキーワードから派生してイメージされたことを言葉にして、そのキーワードの周辺に書いて線でつないでいきます。「長所」から「真面目」、「話し上手」、「パソコンが得意」といった派生先を書いていきます。そして、「真面目」から「時間を守る」、「約束を守る」、「人の嫌いなことはしない」といったキーワードを書いていき、だんだんと広がりを持つマップを作り上げます。

・イメージが湧かなくなったら別のキーワードに移って同じことを繰り返す

イメージがわからなくなったら次のキーワードで同じことを繰り返し、マップ上のキーワードの数を増やしていきます。派生したキーワードをできるだけ深く掘り下げて具体化する意識を持つと就職で使いやすい言葉が出てきやすくなります。

・キーワードが連想できなくなった時点で詳細分析に切り替える

キーワードから連想するのが難しくなってきたらマインドマップは終わりにしましょう。ストレスを抱えながら続けてもあまり良いキーワードが生まれてきません。だいたいマップができたら詳細分析に切り替えて、さらに自己分析に生かせるマップに仕上げます。

・同じカテゴリーの中で循環するキーワードを線でつなぐ

マインドマップを見てみると同じカテゴリーの中で深い関連がある場合があります。「このキーワードからも派生する」というイメージがあった場合には線でつないでいきましょう。例えば、「話し上手」から「社交的」、「長い付き合いの友達が多い」、「グループに誘われる」というキーワードがイメージできたとします。「真面目」から派生した「約束を守る」は「長い付き合いの友達が多い」にも直接つながると考えられます。ネットワークを網目状にすることで長所や短所などの特徴の関連性がわかるので重要なステップです。

・カテゴリー間での重複を確認する

カテゴリー間でも関連性の深いキーワードが見つかることがあります。ただ、カテゴリー間のキーワードはマップ上で距離が遠いので、線でつなぐとわかりにくくなります。マインドマップを作ったらカテゴリー間でのキーワードの重複を確認してみましょう。重複していたら同じ色のマーカーでハイライトするとわかりやすくなります。長所でも短所でもある面が見つかったり、長所とやりたいことと頑張ったことのつながりが見えたりすると就職対策をする際に活用できます。

#看護師がマインドマップを就職で使う方法

マインドマップで分析を終えたら看護師就職に積極的に使いましょう。マインドマップを就職で使うには、何を知りたいかを明確にしてマップを見るのが大切です。例えば、自分に合う職場を選びたいけれど選び方の基準がわからないという場合があります。マインドマップで働くモチベーションを知ろうという意識で見てみると、「やりたいこと」のカテゴリーで確認できます。アピールすべき長所を見つけることも、短所を見つけて面接で指摘されたときに説明するための情報を手に入れることも、ワークライフバランスのこだわりポイントを知ることも可能です。
もしマインドマップを見てもわからなかったなら、新しいカテゴリーを追加して分析しましょう。気になっていることをカテゴリーにしてマインドマップを作ればいろいろなキーワードが生まれてきます。他のカテゴリーとの関連性も見えるので、書類を書くときにも面接の対策にも有効です。マインドマップは紙で作っておくと面接前の待ち時間にチェックすることもできます。想定している質問ばかりということはあまりないので、面接前にマインドマップで自分を見つめ直しておくのはおすすめです。
マインドマップは看護師にとって将来のためにもなります。就職してから不満が溜まってきて転職したいと思うこともあるでしょう。マインドマップを見直してみるとどんな考え方で看護師になったのかを思い返せます。今との違いを照らし合わせてみると、これから転職するのにぴったりの施設を見つけ出せるようになります。

まとめ

マインドマップは看護師が就職のときに使いやすいフレームワークです。自分の長所や短所などの特徴、やりたいことや職場に希望することなどの気になる点を連想ゲーム的なやり方で導き出せます。自己分析のやり方がわからないと思っていた人は、マインドマップでイメージを具体化させるところから始めて就職対策を進めていきましょう。

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