子育てをしながら、看護師ママとして看護師を続けるコツ

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#2394 2023/11/30UP
子育てをしながら、看護師ママとして看護師を続けるコツ
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看護師として働きながら、子育てと両立することはなかなか大変ですよね。実際の体験談をもとに、子育てと両立しやすい看護師の職場を選ぶコツを紹介します。転職活動中の看護師ママの参考になれば嬉しいです。

看護師として働きながら、子育てと両立することはなかなか大変ですよね。子育てに、看護師として働きながら、子育てと両立するための方法は、「職場の選び方のコツ」にあります。自分に合った職場選びさえ出来れば、看護師と子育てを上手く両立することも可能です。看護師が働ける職場として病院がよく言われますが、実はクリニック、老人保健施設、保育園、訪問看護ステーション等、さまざまありますよね。私も、看護師ママとして勤務経験があります。看護師の仕事と子育てを上手く両立するためには、以下のポイントに注意して、職場選びをすることがおすすめです。

・残業はあるか
・夜勤があるか
・子育て中の看護師が在籍しているか
・急な休みは取りやすいか
・家族との休みを合わせやすいか(土日祝休みなど)
これらのポイントに注意して、自分に合った職場選びをすることで、看護師としても活躍しながら子育てとも上手く両立できます。
ここから、私の体験談も踏まえながら詳しく解説していきます。

1職場選びのコツ「残業があるか」

まず、「残業」についてです。残業があるかどうかで、働きやすさがかなり変わってきます。私の実体験からお話します。まず、病院勤務の場合、救急搬送での緊急入院を受け入れているような二次救急、三次救急といった病院は、緊急での入院患者さんにも対応する必要があります。私も二次救急の職場に勤めていた経験がありますが、勤務終了近く「やっと、仕事が終わる…!」といったタイミングで、救急車のサイレンが聞こえ、緊急入院が来るといったケースもよくありました。
それまでの業務を順調にこなしていても、最後に緊急入院の対応、更には緊急での手術などで、残業をしなければならない日も多くありました。緊急での処置があまり多くない病院としては、急性期病院より慢性期病院の方が比較的、状態が安定した患者さんが多く入院しているので突発的なイベントが少ないといえます。
残業があることのデメリットとしては、未就学児のお子さんがいる場合は、保育園のお迎えの時間を家族と調整する必要もありますし、料金を支払って延長保育を利用しなければならない場面も出てきます。
なので、職場選びの際は、初めから残業時間が少ない職場を選ぶことがおすすめです。

次に、「夜勤」があるかも職場選びの重要なポイントです。
入院設備を構える診療所や病院の場合、24時間体制での看護が必要になるので、多くの場合は、夜勤があります。
夜勤があることで、夜の間の子育てを家族に依頼できるか、無理であれば、24時間保育の保育園の利用などを考えなければいけません。
正社員として病棟勤務で働く場合は、「夜勤ができること」が条件になることが多いです。病院の外来勤務であれば、夜勤が無いと思われがちですが、救急車の受け入れを行う病院の場合は、月に1、2回程度の救急外来での夜勤に出なければいけないこともあります。
夜勤が無く、看護師ママに人気の職場としてはクリニックや訪問看護ステーションなどもよく挙げられます。
ただ、訪問看護ステーションの場合は、24時間対応の事業所の場合だと、オンコールの担当として勤務をしなければならないこともあり、緊急時は対応する必要も出てきます。
夜勤は、体力や精神的にも消耗が激しいので、子育てと両立しながらだとなかなかハードです。ただ、給与の面で見ると、看護師として働くには夜勤をしないよりは夜勤をした方が、夜勤手当がつくので給料が大きく違ってくるのは事実です。夜勤があっても家族の充分な協力が得られるかなど、自分の置かれている環境も考えながら、夜勤のある職場にするかよく検討することをおすすめします。

2職場選びのコツ「子育て中の看護師が在籍しているか」

次に、重要なポイントが「子育て中の看護師が在籍しているか」です。同じ看護師ママが多く在籍している職場のメリットとしては、自身も似たような経験をしているために、子育てとの両立の理解が得られやすいというメリットがあります。また、子育てに悩んだ時に気軽に相談できるというメリットもあります。看護師ママが多く在籍している職場ということは、その分、子育へのフォローも充実していて、家庭と両立しやすい職場であるということが、証明されていますよね。

3「急な休みは取りやすいか」

加えて、子育て中はどうしても、子どもの発熱や体調不良などで、急な休みをとらなければならないタイミングも多くあります。体調不良だけでなく、子どもの運動会や授業参観など、学校行事もありますよね。
親としては、なるべく仕事をお休みして、行事に参加したいところです。そこで、職場選びのコツとして「急な休みがとれるか」といった点も、重要なポイントです。
急な休みがとりやすい職場としては、まず、人数の確保がきちんとされている職場が挙げられます。実際に、クリニックで勤務をしていたこともありますが、常勤看護師が1、2人と、少人数で成り立っていることが多いです。そういった場合は、突然の休みは職場に大きな迷惑をかけてしまうため、なかなか急な休みが取りずらいといったデメリットがありました。
反対に、病院の病棟勤務の時は、看護師が突然、1人休んだとしても、残りのメンバーが多くいるので、協力しあって休んだ看護師の仕事をカバーできるメリットがありました。職場の看護師のスタッフ数についても、事前に把握しておくことをおすすめします。

また、先ほどもまとめましたが、「子育てをしている看護師が多くいる職場」についても、お互い様の精神があり、子どもの急な体調不良などの休みにも、柔軟に対応してもらることがあるので、急な休みもとりやすい職場といえます。

4職場選びのコツ「家族との休みが合わせられるか」

子育てと看護師の仕事を両立する上では、「家族との休みが合わせられるか」といったことも、職場選びの際には注意したいポイントです。
仕事ばかりになってしまうと、子どもとの時間がとりずらくなってしまいます。子どもとの時間が取れないと、家族との幸せのために働いているにも関わらず、仕事だけになってきてしまって、だんだんと「どうして自分はこんなに働いてたんだっけ…」といった気持ちになってしまうことも多々。
病棟勤務やクリニックの場合、シフト制のことも多いのでなかなか土日を確実にお休みできるということは少ないですが、デイサービスや保育園などは基本的には土日休みです。看護師として活躍できる職場は、病院以外にも数多くあるので視野を広げて、求人を探してみることがおすすめです。

最後に、看護師ママとして「子育てと両立する職場を探す方法」としておすすめなのが、看護師の求人サイトを積極的に利用することです。私自身、看護師の転職の際に求人サイトを利用せず、自ら病院に直接応募をした経験があります。ただ、面接から合否発表までのスケジュール調整や、給与の面など自ら職場に聞きにくい質問は、直接応募だと全て自分で行う必要があり、大変でした。転職の際に、求人サイトを利用していれば、もっとスマートに出来たのになと後悔したことがあります。
求人サイトを利用することで、子どもを預ける院内保育園があるかなど、詳しい情報も事前にチェックすることが出来ます。もっと知りたいことがあれば、エージェントに相談して職場に聞いてもらうことも可能です。
子育てに忙しい中、転職活動をすることは更に労力を必要とするので、依頼できることは依頼した方が良い職場に出会える確率も高くなるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、わたしの体験談を踏まえながら「看護師ママと子育てを両立するための職場選びのコツ」を詳しく紹介しました。看護師ママと子育てとの両立には、職場選びが重要なポイントといえます。今回、紹介したポイントに注意しながら、自分に合った職場を探す際の参考にしていただけたら嬉しいです。

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