看護師就職・転職の予備知識 理由や面接でおすすめの転職動機や伝え方。

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#2121 2023/03/07UP
看護師就職・転職の予備知識 理由や面接でおすすめの転職動機や伝え方。
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最近は、看護師さんも転職や転々と職場を変える傾向があります。そのため、就職に先立ち必ず転職の機会があることは知っておく必要があります。今回は、これから転職される方はもちろん、現在看護師就職しようとしている方も知っておくべき転職事情についてお伝えしていきます。

最近は、多くの看護師さんは長い看護師生活の中で、一度就職をしても必ず転職の機会に見舞われます。一度就職をして、同じ職場で働き続けようという方は稀で、ある一定の期間ごとで転職をされていきます。その理由としては、看護師さんの働き方が多様化したこともありますし、看護師さんの活躍の場もどんどん広がっていることがあります。フルタイムで正規で働いている方もいれば、パートタイムや派遣、契約など、いろいろな雇用形態で働けるようになったこともあります。そしてその理由もさまざまです。

看護師就職・転職の理由

最も多いのは、結婚・出産・育児です。これは看護師さんでなくとも就職や転職の理由としてはとても多いです。看護師さんは、とくに過酷な勤務なので、仕事を離職しなければなならいとか、フルタイムからパートタイムに変えたいなどということがおおいです。二番目に多いのが、時間外労働が多い、勤務が過酷で休みがとれないなどのようなどちらかというと負の理由です。看護師さんではこのような勤務先の業務内容の過酷さに不満を持っていることが多く、転職を希望しているけれどもなかなか勇気がないということもあったのですが、最近はすぐによいろことが見つかることまり、転職を決意される方も増えてきています。三番目としては、人間関係の問題となっています。こちらは看護師さんでなくともありえる話なのですが、職場で人間関係がうまくいかなかったとか、なんらかのストレスがあった場合にあることです。ひどければいじめやパワハラなど、そういった悪い状況に陥ってしまった方もいらっしゃいます。特に看護師さんの場合、看護師さん同士の仲間関係だけでなく、医師や患者さん、家族、または他の医療関係者などまで幅広い人間関係に巻き込まれやすいので、こういったトラブルで転職を決意される方も多くなっています。

看護師さんの本音の転職理由

このように実際的にはかなりいろいろな理由で転職をされているのですが、本音の部分ではかなり実際的な理由があります。例えば以下のようなことがあります。
結婚・出産など
・育児中は急に休みを取らなければいけなくなることがあります。今の職場の理解が乏しく子育て中のスタッフはとても休みが取りにくいです。妊娠を機に、もっと子育てに理解のある職場を探したいと思い転職しました。
・結婚後、夫が転勤になり、それが遠方でとても通勤が難しかったので転職することになりました。就職して4年働いたのですが、どうしても転職しなければいけませんでした。その時はある程度チームで責任のある仕事を任されるようになり、リーダー業務のQCサークルなどにも参加していていたのですが、残念でした。
・看護師としてのキャリアアップも視野にいれ様々な分野で経験を積んでやりがいを感じていましたが、結婚、出産のために、夜勤や時間外勤務がどうしてもできなくなりました。自分だけ断ることもできず、そうすることでチームワークも崩れるのでやむなく離職し、転職しました。

 時間外勤務が多い、休みが取りづらい

・仕事自体は好きだったのですが、あまりにもサービス残業が多く、長期で続けていくのは難しいと感じました。勉強会や看護研究なども熱心な職場でとてもよい教育環境もあり自分自身のスキルを磨くにも良い職場でした。仲間同士切磋琢磨でき、プライベートでは飲み会なども多く、チームワークもよかったです。ですがあまりにも過酷な勤務で仕事とプライベートのオン・オフをつけられなかったことが一番の理由となります。休みの日も病院に行って仕事をしたり、持ち帰りの仕事も多かったので体調も少しくずしていました。そのため残業が少なく、夜勤のない施設に転職することに決めました。
・ワークライフバランスなどでは全く働きすぎと思いました。休みや夜勤明けでも、勉強会や職場の委員会などに必ず参加するように強制され、仕事と家庭の両立が難しいと感じていました。勤務開始1時間前には職場にいき、準備をしなければならないようは文化もあり、もちろん手当などもありません。ですので時間外の仕事も毎日1時間以上ある状態で、このような状況では長く続けていくのは難しいと感じましたので、転職しました。
・両親を介護しないと行けなくなりました。それで両親が遠方に住んでしたので、通うのが難しくて転職しました。忙しく残業が多い職場で休暇も少なかったので、介護と仕事はとても両立できませんでした。その状態が身体的にも精神的にも辛くなり転職が必要だと感じました。病気の両親のサポートも看護師としての仕事も頑張りたかったので、毎日忙しい職場だったので、余裕がある職場を探して施設への転職を決めました。

人間関係など

・転職を決めたのは人間関係でトラブルがあったためです。病棟内では、ひどいいじめがありました。私も経験したのですが、無視する、堂々と悪口を言う、必要な報告をしないなどが日常的にありました。看護師という密室で限られた社会なので、とても陰湿でした。体調も悪くなっていたので転職しました。
・就職してしばらくしてから、上長とうまくいきませんでした。上司だけでなく、管理者が全て男性で、その態度がとても冷たく、またいじめにも近い感じでした。自分が好きな女性看護師は研修などに行かせ、嫌いな看護師は退職に追い込むなど、パワハラとかセクハラに近いようなことも多かったです。
・師長から嫌味なことを毎日言われるのがとても嫌でした。人をバカにするような言い方で嫌がらせも多かったです。同僚や先輩方にも相談できず、結局一人で悩んで離職することにしました。

転職や就職理由の伝え方
結婚・出産・育児の場合の転職理由の伝え方
結婚や出産、育児を理由に転職を考える看護師は多いですが、良い伝え方としては、また辞めてしまう印象を与えないことです。急に休む可能性があるなども気をつけないといけません。家族に協力者がいて、看護師として働くことを賛成していることを伝えましょう。実家の両親が育児を手伝ってくれるとか、配偶者が家事や育児にも積極的で助けてくれることを伝えましょう。周囲に協力してもらえる環境が整っていることをアピールするのが大切です。またまた、長期的に活躍したいなどの意欲が伝えられるといいですね。

残業が多い・勤務時間が長い場合の伝え方

残業など勤務時間の長さや休みがとれないといった理由で転職する方は、残業の少ない職場や医療施設を転職先に選ぶ方が多いのではないでしょうか。「残業が多かった」「休日出勤も多く、仕事とプライベートの切り替えが難しかった」は前の職場の悪口のようにも聞こえるので気をつけましょう。できるだけそのような負の印象を与えないような言い方で伝えます。そして働きやすい環境が整っている点に魅力を感じたことも伝えつつ、新しい職場で患者様としっかり向き合えると思ったとか、しっかり腰を落ち着けて地域に貢献していきたいなど、環境が整っているからこそ活躍しやすいと感じたとアピールすると、転職意欲が伝わりやすくなりまし、好印象を持たれます。

人間関係が理由の場合の伝え方

人間関係が転職理由の場合、そのまま伝えるのは辞めておきましょう。人間関係が理由で転職する人は、「コミュニケーション能力が不足している」「協調性がない」と判断されてしまう可能性があるからです。また就職してもまた人間関係を理由に辞めてしまうのではないかと思われがちです。人間関係が良好であればどんな看護ができたかを考え、チームでなければできない看護や、連携を図ることで実現できる医療など、将来的にどう活躍し、貢献していきたいかを具体的に伝えるほうが、採用担当者には良い印象を持たれます。

人間関係について伝えたい場合は、人間関係が良好ではなかった事実と共に、関係改善のために取り組んだことにも触れることが大切です

まとめ

このように看護師さんが転職する場合はいろいろな情報をしっておくとよい転職活動ができます。採用担当者にも良い印象を与えることができるので、この記事でお伝えしたことを覚えておきましょう。また転職活動でもこのようなことを知っておくと面接でも良い印象をあたえることができます!

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