看護師の就職先や転職先はどうやって見つける？求人サイトが良いの？・就職お役立ちコラム

#2103 2023/02/17UP

看護師の就職先や転職先はどうやって見つける？求人サイトが良いの？

看護師が就職や転職をするときには求人サイトを使って探すことがよくあります。求人サイトは便利なのは確かですが、本当にそれで十分なのでしょうか。この記事では看護師の就職先や纏足先を探す方法として求人サイトを使うのが良いかどうかを紹介します。

＃看護師の求人探しでは求人サイトが便利

看護師が就職をするときも転職をするときも、求人サイトを利用するのが便利です。効率的に探せるのは確かなので、求人サイトは使った方が良いでしょう。特に求人サイトが便利な点をここでは簡単に紹介します。

・ネットワーク環境があればいつでもどこでも検索できる
求人サイトはインターネットに接続できるネットワーク環境があればいつでもどこでも使えるのが便利な点です。自宅でゆっくりと落ち着いて求人を検索することもできますが、職場の休憩時間にちょっと調べてみることもできます。電車やバスなどで通勤している人なら、通勤中のスキマ時間を活用して転職先を探すことも可能です。求人サイトは24時間365日稼働しているので、夜や早朝にも気軽に求人を調べられます。仕事に追われていて忙しい看護師には、余裕があったときに気軽に検索できる求人サイトが役に立つでしょう。

・看護師専門の求人サイトがある

求人サイトには看護師専門で、看護師の募集に焦点を当てている求人しかないサイトがあるので便利です。職種によっては専門のサイトがないので、総合求人サイトから自分の希望する職種の求人を選び出す必要があります。キーワード検索をしても、必ずしも自分が希望している仕事を見つけられるとは限りません。しかし、看護師の場合には専門性の高い求人サイトがあります。看護師だけを募集している求人が集まっているのも魅力ですが、検索機能も充実していて「療養型病院」、「グループホーム」、「健診センター」などといった施設の種別でも検索できるサイトが多くなっています。自分が求めている求人をスムーズに絞り込んで探せるのが求人サイトの魅力です。

・スカウト機能もある求人サイトを活用できる

看護師の求人サイトの中にはスカウト機能があるのも便利な点でしょう。求人を探して応募するのが就職でも転職でも常套手段と思われがちですが、近年では施設が必要な看護師を探してスカウトすることも増えています。求人サイトに履歴書や職務経歴書を登録して、施設に公開してスカウトを募集する設定をしておくだけで良い簡単なサービスです。興味を持ってくれた病院や介護施設などからメッセージが届くので、「ここを就職先の候補にしたい」と思ったらメッセージに返事をすると選考にスムーズに進める仕組みになっています。スカウトでは施設側が期待の人材にオファーをかけるので、待遇が高い場合が多いのも魅力です。経験豊富で世の中で必要とされているスキルを持っている看護師なら、待っているだけでスカウトを受けられるでしょう。

＃求人サイトを使って就職・転職活動をするときのポイント

看護師が求人サイトを使って就職活動や転職活動をするときには押さえておきたいポイントが3つあります。求人サイトを使い始める時点から知っていると役に立つポイントなので覚えておきましょう。

・履歴書と職務経歴書を登録しておく

看護師の求人サイトでは無料会員登録をするとマイページを利用できるシステムになっているのが一般的です。マイページには履歴書と職務経歴書を登録できる仕組みになっている場合がほとんどです。登録をしたらできるだけ早めに履歴書と職務経歴書をアップロードしておきましょう。
履歴書も職務経歴書も理想的には応募先ごとに丁寧に書きます。ただ、求人サイト経由で応募した場合には、施設の採用担当者も個別に書いたものではないというのを承知した上で読んでくれます。一般的に通用するように当たり障りがないように書いて、まずはアップロードしておきましょう。
本命の求人が出てきたときには個別に書いて提出し、まずは話を聞いてみたいというくらいの求人が見つかったときにはアップロード済みの履歴書と職務経歴書で速やかに応募するのがおすすめです。

・新着求人を中心にして候補を探す

求人サイトで応募候補を探すときには新着求人を重視するのがポイントです。施設によってはとりあえず求人サイトで募集をかけ続けていることもよくあります。求人サイトに求人票を載せておくと知名度が上がるので、本当に人材が必要になったときに優秀な人材の獲得をしやすくなるからです。そのため、掲載中の求人に応募しても実は看護師を募集していないということがあります。応募すると条件に合わなかったという理由で書類選考が通らないという結果になります。しかし、新着求人の場合には、たった今、看護師を募集したいという施設からの求人です。求人サイトでは毎日あるいは週に1～2回程度の頻度で新着求人の更新をしています。検索でも新着求人に限定できるので検索機能も使いこなして求人を探しましょう。

・スカウト募集はいつも出しておく

スカウト募集機能がある求人サイトなら、だめでもともとという気持ちでスカウト募集は出しておくのがポイントです。スカウトされるかどうかは「ご縁」なので、確率的には高くありません。ただ、すぐに看護師が欲しいという施設から声がかかることはもちろんあります。スカウト募集をしていなかったらこのような巡り合わせはありません。履歴書と職務経歴書の登録が必要ですが、用意できた時点でスカウト募集をかけておきましょう。

＃看護師が求人サイトを使うときの注意点

看護師が求人サイトを利用するときには注意点もあります。求人サイトで就職先や転職先を探すのが本当に良いかどうかを見極めるために以下のポイントを確認しておきましょう。

・求人サイトに登録されていない求人も存在する

看護師専門の求人サイトにはすべての求人が登録されているわけではないので注意しましょう。あくまで施設が求人サイトに登録したものだけが掲載されています。サイトによってはハローワークの求人も掲載していることもありますが、施設が独自に採用サイトを設けて募集しているようなときには求人サイトにも載っていることはあまりありません。また、人材紹介会社に相談している施設については求人が非公開のことがよくあります。そのため、求人サイトだけにこだわるともっと魅力的な募集があるのに見逃してしまうリスクがあるので注意が必要です。

・施設情報が限られている

求人サイトでは看護師にとってわかりやすいように施設情報がまとめられています。ただ、施設情報として提供されているのはあくまで一面なので、施設の全体を把握できるわけではありません。基本的には施設の魅力をアピールする宣伝広告のようなページになっているので、施設のプラス面はわかってもマイナス面はわかりにくいでしょう。求人サイトの施設情報に目を奪われて応募したら、実はきつい職場だったというようなこともあり得るので気を付けましょう。

・公開求人なので競争率が高い場合が多い

看護師が求人サイトで施設に応募するときには競争率が高い点に注意が必要です。新着求人として公開されたときには大勢の看護師が注目します。当然、興味を持った看護師が応募するので、公開直後の競争率は求人の魅力が大きければ大きいほど厳しいものになります。もちろん、どの求人にも応募がたくさんあるというわけではありません。ただ、条件面が優れていて、多くの看護師が魅力に感じる仕事に携われるなら応募したい人は多いでしょう。公開求人は競争率が全体として高めなので、選考を受けるときには十分に対策することが必要になります。良い求人を見つけたときほど慎重に書類を整えて応募するようにしましょう。