社会人から看護師になるには?3つのステップと知っておきたいことを解説

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#2095 2023/02/09UP
社会人から看護師になるには?3つのステップと知っておきたいことを解説
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一般企業の社会人から看護師を目指してみたいと考えている方は少なくないはず。
専門職であり、国家資格を保持すれば様々な場で活躍することができるので期待は膨らみます。
今回は社会人から看護師になるまでの道のりを説明していきたいと思います

社会人から看護師になるための方法には大きく分けて3つの方法があります。

・正看護師取得3年課程の専門学校への入学もしくは4年生大学への入学
(専門学校であれば看護師国家試験まで3年間)
・准看護師課程の専門学校へ入学し准看護師免許を取得したのち再度2年間の正看護師課程の専門学校への入学
(准看護師2年、正看護師2年で最短4年)
・准看護師免許を取得したのち通信制学校へ入学、働きながら正看護師免許取得
(准看護師での実務経験7年以上が通信制学校への受験資格となる)
と、このような方法が社会人が正看護師免許を取得するための方法として挙げられます。では一つ一つの方法を説明しメリット、デメリットを説明していきたいと思います。

専門学校への入学もしくは4年生大学への入学

1の正看護師課程のある専門学校への入学が現在の正看護師免許取得への道のりでは最短です。
入学から3年間で看護師としての技術、知識を学び看護師国家試験へ挑戦することになります。最短ではありますがその分3年間という凝縮した期間で学ぶわけですから授業は週5日で全日制となりハードな学生生活になります。
しかし専門学校といえど、大学との単位交換制度を取り入れている学校がほとんどです。

4年制大学を卒業して就職し、その後看護師を目指す方にはこの単位交換制度は非常に助かる制度です。どういうことかと言いますと、看護学校では、英語、心理学、社会学、文化学、文章表現など、疾患や解剖、生理学以外の授業も数多く盛り込まれています。
4年生大学を卒後していれば文系の科目はいくつか単位取得している可能性が高いです。ですので単位交換を申請すれば受講が免除されその空いた時間は自分の時間として使うことができます。先ほども述べましたが、3年間の正看護師課程の授業ボリュームは非常に大きくなります。こういった空き時間をどう利用するかで学生生活は大きく変わってくるのです。

メリット:3年間という最短ルートでの正看護師免許取得が可能
デメリット:授業がハード、授業料が高い場合もある
准看護師課程の専門学校から2年間の正看護師課程の専門学校へ

次に2の准看護師課程からの正看護師課程へステップアップしていく方法です。まずは准看護師を取得するまでに2年間。正看護師課程が2年コースであれば最短で4年間、准看護師課程が3年間のコースもあるため、その場合は合計5年間の学生生活となります。
初めの2年間は看護師としての免許はありませんが、2年間で准看護師の免許を取得すれば、准看護師として働きながら正看護師課程の専門学校で学ぶことができます。
これがこの方法を選択する最大のメリットです。

准看護師として病棟や外来で働くことで実際の患者さんと学校で学ぶ疾患や解剖生理学などを結び付けやすくなります。ただ机に座り教科書を見ているだけでは学べない現場の雰囲気や患者さんの声を聴くことでさらに学びが深まることは間違いありません。しかし、授業は日中に行われている学校がほとんどですので、必然的に働く時間は夜勤が多くなります。
仕事と授業のバランスはうまくとらなければなりません。夜勤で疲れて授業がまともに受けれない状況などになってしまえば本末転倒です。その調整は大切です。

メリット:准看護師取得後は実際の病院で働くことができる
デメリット:正看護師までの道のりが長い
准看護師から通信制の看護学校へ入学する方法
最後の准看護師から通信制の看護学校へ入学する方法ですが、これは社会人から正看護師を目指す方にとってはあまりお勧めはできません。
通信学校へ入学するまでに7年間准看護師としての実務経験が必要になるからです。

その後の入学から看護師国家試験までの期間は1年程度で一番速いのですが、実務経験がある為、実習期間が非常に短い期間で設けられているためです。金銭的にはこの方法は安く済む方法ではあります。
しかし准看護師は正社員として募集している総合病院は少なく、給与面に関しても正看護師と比較すると下がります。正社員でなければボーナスなどの支給は期待できません。2の方法のように短期間で働く場合には准看護師としてバイトで働ければ良いでしょうが、7年という期間は非常に長いです。
もともと准看護師で働いている方が通信制の専門学校を使って正看護師を目指すというのがこの方法の一般的な使われ方になります。

看護師になるための費用と金銭的な課題

しかし実際に専門学校へ入学し正看護師を目指すかたにとって非常に気になることは、学費、生活費などお金の問題もあります。ではどうやって金銭的問題をクリアしていくの考えていきたいと思います。

バイトする!
これは一番基本的な方法になります。
正看護師3年課程の専門学校であれば17:00ごろまでには授業は終了するします。その後18:00頃からバイトをすれば4~5時間働けば週5日程度で月に10万円の稼ぎにはなります。土日の休みをフルでバイトに充てれば更なる収入は見込めることになります。

通常の4年制大学のように自分自身で授業を組み立てるこができず、平日は毎日朝からの授業になりますのでバイトに体力を奪われることのないようにしなければなりません。社会人から正看護師を目指すということは家庭をお持ちの方もいらっしゃると思います。

ボリュームのある授業にバイト、そして家庭も。となると多忙を極めることは容易に想像できます。しかし3年間という期限付きで考えれば耐え忍ぶことは不可能ではありません。正看護師免許を取得してしまえばその後は剥奪されない限り保持することは可能なのです。
就職する
看護師になる最後のステップは「就職」です。
看護学生が就職先を探す方法としては、他学部生の行ういわゆる「就活」と大きな差はありません。
看護大学であれば3年生後半、専門学校であれば2年生後半から就職に向けた準備がスタートします。
就職先を探す方法としては、気になる就職先を求人情報サイトで検索したり、医療機関などが出展する合同企業説明会に参加したりするのが一般的です。

また、実習先や看護大学・専門学校に地域から寄せられた情報から求人情報を手に入れることもあります。
なお、看護師の活躍する就職先は病院だけではありません。
地域に出向いて看護を行う訪問看護ステーションや、高齢者の介護を行う介護保険施設なども看護師の活躍の場としてメジャーと言えます。

また、多職種との連携を通して地域を支える保健所や、市区町村などの行政機関で働く看護師も一定数存在しています。
幅広い就職先があるため、納得できる就職のためには入念な準備が欠かせません。
自分自身が看護師としてどう働きたいのか、看護をとおして何をやりたいのかをじっくり考えましょう。
自分が選ぶべき進路は、自己分析をしっかり行ったら見えてくるものと言えます。
自分のスタイルで看護師としてキャリアを積むためにも、「就職する」ステップにはじっくり時間をかけることがおすすめです。

社会人から看護師になる人の割合

実際のところ、社会人から看護師になる人の割合はどの程度なのでしょうか?
厚生労働省公開の最新データで確認していきましょう。
以下は看護大学・専門学校入学者を年齢別に整理したものです。

◆令和3年度 看護大学・専門学校入学者の年齢
20歳未満20~29歳30~39歳40歳以上
看護大学25,661名385名52名12名
専門学校1,059名37名12名2名
入学時点での年齢を確認すると、やはり高校卒業時の年齢が含まれる「20歳未満」が最も多いです。
とは言え「20?29歳」の入学者数は看護大学・専門学校を合わせて400名以上となっています。

また、「30?39歳」「40歳以上」の入学者も数十名単位で存在していることが分かりますね。
20歳以上の入学者を合算すると全体の約1.8%、およそ55名に1名が20歳以上と言えます。
ある程度の定員を持つ看護大学・専門学校には、学年に1?2名ほど20歳以上の看護学生がいると考えられますね。
この割合は例年同様の傾向がみられるため、看護師を目指して進学する人は決して少なくないと結論付けられます。
年齢にかかわらず看護師を目指す人がいる理由としては、看護師国家試験に年齢制限が設けられていないことが挙げられます。
つまり、看護大学・専門学校を卒業する見込みが立てば、誰であってもチャレンジできるのが看護師国家試験です。
それまでの学歴・職歴にかかわらず、新しい目標として追いかけられるのが看護師という職業と言えるでしょう。

出典:看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査
社会人から看護師を目指す際に知っておきたいこと
最後に、社会人から看護師を目指すうえで知っておきたいことを紹介します。
本格的に看護師を目指すために押さえておきたいポイントとなるので、しっかりチェックしてくださいね。

必要資金のシミュレーションをしておく

そのため、計画的な資金計画をイメージすることが入学準備の第一歩と言えます。
前述したように、看護師を目指すうえで看護大学・専門学校への進学は必須のステップです。
学費は少なく見積もって約250万円と、決して少額ではありません。
また、学費以外にも通学費や教材費、下宿をする場合は家賃や水道光熱費も必要になるでしょう。

高学年になるにつれハードスケジュールになる

4年制の看護大学を例に挙げてみましょう。
1年生から2年生のカリキュラムは、講義や簡単な実験などが中心となっています。
しかし3年生になると、実際の臨床現場での実習がカリキュラムの中心に据えられるのが一般的です。
数週間単位の実習が複数あり、いずれも必須科目として設定されています。
当然ながら実習後にはレポート課題が求められるため、平日だけでなく土日も多忙な生活になるでしょう。
4年生になると、3年生に比べて実習の割合は落ち着きますが、就職活動や卒業論文に時間を割く必要が生まれます。

3年制の専門学校においても同様の傾向があり、学年が上がるにつれて実習が増え、就職活動・卒業論文との同時進行が求められるようになります。
慣れない環境で次から次へとやるべきことが増えることを覚悟して、身辺整理をして看護学生生活を過ごすことがおすすめです。

奨学金制度を利用する

学費のために奨学金を借りるのも一つの方法です。
奨学金と言っても数種類あります。
日本学生支援機構などが運営する貸与型の奨学金。これは最もポピュラーな奨学金です。卒業後に返済していく形になります。次に地方自治体(県など)が貸し出ししている奨学金。これは学校の総務課などから案内があるはずです。この奨学金の特徴としては指定した医療機関で卒業後業務に就けば返済が免除されるという奨学金になります。自治体により貸し出し金額や返済も全く違うので確認が必要です。

そして病院側が貸し出している奨学金もあります。奨学金を貸し出す代わりに卒業後はお礼奉公のような形で就職して働けば、奨学金の返済は免除されるというものです。各病院により月々の貸し出し金額や返済方法も変わってきますので直接病院に問い合わせる必要があります。
バイトや奨学金をうまく活用すれば金銭的な問題は3年間に限定すれば決して不可能ではありません。大切なことは看護師に絶対になるという強い気持ちを持ち続けることです。看護学校で出会った素晴らしい仲間と素敵な看護師を目指して頑張ってください.

まとめ

社会人から看護師になるまでの方法をいくつか紹介して説明してきましたがいかがだったでしょうか。
看護学校への入学が大前提でありますが、看護師のニーズと活躍の場は今後の社会においても更なる拡大が予測されています。
今まで社会人として働いてきた経験は必ず看護師になったあとにも役立ちます。
社会人からの学生生活となると人それぞれ不安はついてくるとは思いますが、看護学校で出会った仲間と一緒に充実した学生生活を送っていただければと思います。
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