看護師が選ぶ「働きたい職場」「いい病院」の条件5つ!

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#2030 2022/12/10UP
看護師が選ぶ「働きたい職場」「いい病院」の条件5つ!
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たくさんの病院があるなか、働きたい!と思ういい条件の病院は、なかなか出会えないものです。
一人一人「いい条件」は異なると思いますが、「いい病院」の選び方のコツを、お伝えしたいと思います。

※看護師にとって働きやすい職場とは?

看護師にとって働きやすい所が「いい条件」につながってきます。
それは、どんな条件なのかをチェックしてみましょう。

1.教育がきちんとなされている病院

マニュアルがしっかりとあり、統一性がとれているかを見ましょう。
看護師の動きが単一化で、スムーズに動けている事、ひとつの作業に対して動きが少ないなどがとても重要だと思います。
マニュアルがあっても統一されていないような病院は、一人一人が様々な行動をしているので、バタバタしているイメージがあります。
一つの作業を行うのに、あれを取に行ったり、これが足りなかった!などバタバタしてしまうような所は、整理整頓もなされていない場所だと思った方が良いです。
そのような雰囲気は、院内に入った時に感じることが出来ます。
教育がしっかりとしている病院は、患者様が質問しても、どの看護師からも同じ内容の答えが返ってくる、一つの検査についても流れが良くわかり説明も丁寧で患者に伝わりやすい工夫がしてあるといった小さな事がキチンと出来ている様な病院は、本当に素晴らしいと思います。
教育がなされていないと、一つの問いかけに2・3種の返答があり、どっちが本当の答えなのか分かりません。
例えば「あとどれくらい診察までまちますか?」と質問をされたとします。
この答えが“もう少し待って下さい”や“今日は多いですから”などの曖昧な回答であったりすると不安が残りますよね?また、ちょっと待って下さいと後回しにされるケースも良くない傾向にあります。
このように看護師にも余裕がなく統一化もされていないと、患者には不安しか残りません。
いい先生がいても周りのスタッフの対応がマニュアル化されていないと良くありませんよね。
この場合外来の待合室にいるとこの状況がハッキリの分かります。
転職をする前に待合室で全体の行動・言語を見聞きした方が良いでしょう。

2.人間関係が「いい」所です。

多くの人が人間関係を理由に転職する人が多いのではないでしょうか?これは本当に大事ですよね。
コミュニケーションが凄く大事になってきますが、和気あいあいとしているのと、チームワークがとれているのとでは大きな違いがあります。
「仕事」なので馴れ合い親しむ場ではありません。
患者には聞こえないように後ろを向いてコソコソ話しているとその2人は仲が良いのででしょうが「職場」で見せる行動ではないですよね。
雑談が多くなっている場所はやめましょう。
看護師にとっては、チームワークがとても大切です。
同じ病棟内でも、グループに分かれる所や、担当患者のパートナーであったりと、お互いの情報を交換し合わないといけません。
ここで、「ホウ・レン・ソウ」が大事になってきますが、何も相談出来ない、報告しようと思っても時間が無い、連絡を受けていなかったので、ミスにつながる、などのトラブルが発生してきます。
人間関係が良くない病院に行くと看護師の表情に余裕がないと、感じる所があります。
もちろん、病棟によっても異なると思いますが、転職後にどの病棟に所属されるかは入社してみないと解らないので、そこは良く見極めた方が良いでしょう。
そうならないように、転職をする前に事前訪問して全体の雰囲気を掴むのも、一つの手だと思います。

3.休みがとり易いか、有休がしっかり取れるのか

病院によっては、休みが取りにくい!交代の人がいない!など、人員不足によるものや、同世代ばかりが働いていて、子供の行事が重なり日曜・祝日の休みがとりにくいと言ったケースを良く耳にします。
小さい子供さんがいたり、子供の行事が重なるのは仕方がない事ですが、該当しない人がフォロー出来ない病院は、本当にきついです。
また、有休をとりたくても取れない!といったケースも良く耳にします。
“小さな医院に勤めていて「祝日の休み=有給休暇」で処理されていた!”
事がありました。
そんな事あるの?と思いますがあるのです。
有給休暇は、労働義務のない日に休む事になるので、その医院の規定の休みが労働義務のある日でしたらそのように雇用側が決める事があります。
有給休暇は、残日数を確認しておくべきですね。
働く条件が良くても、働きだして分かる内容があるので、転職する際には求人表を確認したり、知人に聴いたり、何らかの情報を仕入れる方が良いでしょう。

4.離職率が低い病院を選ぶ

転職をする際に、必ず求人案内を見ると思いますが「ここの病院いつも募集がかかっている」というケースがあります。
実際に離職率が高い物件は、給与と、仕事内容に理不尽があったり、人間関係がスムーズでなかったり、ブラック残業が多かったりと、何らかの原因があるにも関わらず、いつまでも改善されていないケースがあるようです。
こういう病院で、新人が意見を言っても通りません。
新人の時にこんな質問をされたりします。
「以前の病院と、違うところない?やりにくい事とかがあったら言って欲しい」と言われたことありませんか?殆どの所が、3か月・半年に個人面談などがあり質問されるのですが、聞くだけで終わって、それを取り入れる姿勢が見られなかったから、ほとんどの人が退職してしまうのだと思います。
もちろん、古いしきたりが悪いという事ではないのですが、医療はその都度順応していくべき職場だと思いますし、改善する点は、新人の意見でもすぐに取り入れ、見直す事が大事だと思います。
改善されていない=働きにくいに繋がり離職率が多いのです。
離職率の多い病院は、辞めておきましょう。

5.給料+手当+福利厚生が充実しているかチェックしましよう

皆さん、働きたくて働くわけでは無いと思います。
生活があり、家族があり支えるものがあるからこそ「働いている」と思います。
働いていくなかで、ずっと同じ給料だったら面白くありません。
働くからには、実績を積んでいるのですから、お給料もアップして欲しいですよね?
昇給であったり、ボーナスであったりの項目は転職する際に求人表でチェックすると思います。
しかし、これだけではなく「手当」も見ていきましょう。
・通勤手当
・家族手当(配偶者・第1子・第2子・以降)
・調整手当
・精勤手当
・夜勤手当
・免許手当
・役職手当
・育児手当
などが、見られるなかこの手当制度がついていない職場は沢山あります。
また、これ以外の手当てが充実している職場もあります。
手当は、給料+になる部分なので重要視していた方が良いですね。
そして、福利厚生が十分でないと転職の際にも、定年退職の際にも不安がないようにここも確認しておくべきポイントですね。
・雇用保険
・労災保険
・健康保険
・厚生年金保険
・退職金
・退職金共済
などの法定福利厚生があります。
最近では「退職金制度」が含まれていない医院などもあります。
退職金が貰えないのと、貰えるのでは大きな違いもありますので、ご注意ください。

このように、沢山の手当て・福利厚生が充実している、充実していないでは、同じ業務に就いていても「働くためのモチベーション」を保つ大事な鍵に繋がっていきます。
ずっと働くためにもこのような制度が重視しておくべきでしょう。
このように、転職する時には事前に確認しておくことが大切な事なのではないでしょうか?
働きながら、クタクタになりながらのあちこち回るのは大変ですが、良い職場を探すための自分の為の準備はしていた方が良いでしょう。

まとめ

まとめとしまして、いい職場を探すのは本当に大変です。
同市内でも、たくさんの看護師がいて、たくさんの転職したい!という声を聞きます。
しかし、いい病院を見つけるにあたり、今いる病院を良くしていこうとする人材が少なくなったような気がします。
今、いる病院を少しでも良くして、転職の際に「選んで貰える病院」にすることも視野に入れこの記事を読んで頂けると嬉しいです。

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