看護師の就職活動において理解しておいたほうがよいこと

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#2010 2022/11/21UP
看護師の就職活動において理解しておいたほうがよいこと
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看護師の人が就職をしようとするのであればまずは自覚するべきことはいくつかあります。
求人数は多いですが、だからこそ見るべき要素、というのがいくつもありますからその点をよく理解しておきましょう。
そうすれば安心して就職することができるようになります。

・看護師は仕事が見つけやすい?

求人数がたくさんあるのが看護師の良いところ。
医療系の求人はまさに困ることがないレベルであります。ですから、転職そのものはそれほど大変ではないといわれているわけですが、だからといって転職を安易に考えることはよくないです。
確かに仕事が見つけやすい、求人を見つけることは容易ではありますが、採用されやすいのか、といえば人によって違う要素はたくさんあるのです。
そもそも選択肢が多いとそれだけ失敗しやすいとも言いやすいわけですから、きちんと転職をするためのポイントというのを理解しておきましょう。

・求人を見定めること

基本的に医療関係の仕事というのは人手不足ということもあって求人が多いというのはありがたいことではあるのですが、それはかなり過酷であり労働環境がそんな理想的とは言い難い所もたくさんあります。
ですから求人があることは良いのですが、言い方をちょっと不穏当なものにしますとよく人が辞めてしまうようなところではないのか、というのを確認しておきたいところです。
つまりは、求人を見定めることを意識して見るべきなのです。
その為のいくつかのポイントがあります。
1.ふんわりとした雰囲気しか書いていない
2.休日についての確認
3.離職率
などがあるといえるでしょう。
待遇に関して具体的に書いてあるというのはとても重要なことになるので例えば給料の具体的な例とかを出してくれているようなところが重要です。
それこそ、給料とか残業とかに関してもあるとふんわりと書いているところがあったりするのですがそういうところは色々な意味できちんとしていないことが多いので注意が必要です。
休日は「週休2日」と書いてあることがあったりするのですが、それは年間での休日数を見て確認するようにしましょう。 
週休2日といっても完全週休2日とはまた違うことになります。これは募集を出している側があんまり意識をしてないで完全週休2日であるのにも関わらずの週休2日と書いてあったりする場合もあるので逆のパターンもあり得るのですが、年間休日数から見て週に2日の休みが確実にあるのかどうかというのはチェックしておきましょう。
そして離職率です。これを聞くというのもなかなか怖いことかもしれませんがやはり重要な要素ではありますので年にどのくらいやめているのかとかも聞けるのであれば聞くべき要素ですし書いてあるところはわりときっちりと書いてます。

・ 転職理由を明確にする

看護師は求人数がとても多い仕事ではありますがその過酷さゆえにか、離職率もかなり高いです。
ですから、転職する際には結構な理由があったりするのですが自分自身の転職の理由というのを明確に自覚していくということが重要です。
転職理由を明確にすることによって得られるメリットとは、同じことを繰り返さないようにできる、ということでしょう。
転職の理由は人それぞれではあります。それは自分が原因であることもありますしかなり他人が原因であったりする場合もあります。
環境が悪いだけということがあるのであればその環境を変えるために転職をするということ自体は決して悪いことではないです。
しかし、そこが自分自身で明確にできていないと言うのであればまた同じようなところに申し込んでしまうということもあるしたりするでしょう。
それを避ける為に、自分自身の転職の理由というのは明確にして、自覚することです。
そこからはじまるのが、看護師の転職活動なのです。 

・自己分析をしよう

これは理由を明確にするということと言いたいようなことと言うかその延長線上にあるようなことではあるのですが自己分析をしっかりと行ってみましょう。
そもそも最初に就職するときなどに自己分析というのをやって将来設計とか自分自身はどのような性格でどういうところであれば働きやすいのかとかをやっているとは思うのですが、そこからさらに得られた経験とかキャリアというのが、発生したでしょうから、そういうところを自分なりに明確にしていき自分自身で何の看護師を目指したいのかどういう働き方をしていきたいのかということを自覚することで転職活動、就職活動をスムーズに進めていくことができるようになります。

・求人を探すときのコツ

看護師にとって、求人は選ぶ側にある、といってもよいわけです。このあたりはその人のスキルによってもだいぶ条件は色々と変わってくることにはなりますが基本的には自分の方が強いと言っても過言ではないわけです。
しかし、だからといってなんでもかんでも好きなようにできるというわけではありませんのでやはり選び抜くという必要性はありますし自分のスキルに見合っているのかどうかというものもチェックしなければならないです。
その時に考える要素が2つあります。それが絶対に譲れない条件と少なからず妥協できる条件というのに分けてみることです。
基本的には待遇面において色々と比較していき、求人を選別していくという形になるわけですがその際に絶対に譲れない条件と少なからず譲歩することができるような条件、というのに分けてみることです。
ものすごく分かりやすく言ってしまうと例えば勤務地などですごくいい条件の中心だったとしても遠すぎて無理、ということもあるわけです。
ですから例えばまずは勤務地から絞り込んでいくとかいくら以下の給料のところはもう最初から見ないとかそういう形でやっていくと非常に効率的に探していくということができるようになるでしょう。

・ 職場見学はしよう

看護師の転職とか就職取ったような活動の中で書類選考があったり面接なんかがあったりするわけですが当然ながら職場をちょっと見せてもらうというようなこともできたりします。所謂、施設見学ということになりますが、これは確実にやるようにしましょう。そして、その際にチェックすべきポイントというのがありますから、これを知っておくべきです。
まず一つとしてあるのが、雰囲気です。こればっかりは見た感じで判断するしかないのですが、極端にギスギスしていたりとかそういうことがないかどうかのチェックというのはした方が良いです。
職場見学という形になるわけですから当然ながら患者さんとのふれあいも見ることができるでしょうし、患者さんが入ることができないようなところも見ることができるわけでそういう部分を見させてもらって雰囲気が悪くないかどうかのチェックはしましょう。
なかなかその場で実際に働いている人と話すということは難しかったりしますがそれが可能であるならば実際に労働環境はどうなのかとか、福利厚生が言われている通り、正しいのか、ということは確認しておきたいところです。
仕事の導線とかも判断できるのであればチェックしたほうがよい部分でしょう。そして職場外のところ、つまりはその病院などの周りの環境なども見学のときにチェックしたほうがよいでしょう。
ナースステーションには少なからずホワイトボードなどで状況が書かれていたりするわけですがそれを見て、人数が足りているのかどうか、きちんとシステマティックに行動できるところかどうかの判断もした方が良いでしょう。
あまりに慌ただしくしていてそれこそ見学に来ているというのがわかっているのに挨拶をしてくれないとかそういうところは避けた方が良いでしょう。分かりやすい形でよくないところといえます。

まとめ

看護師は仕事は探しやすいですが、まずは自己分析をして就職、転職をしようとする理由を自分なりに把握しておきましょう。
職場見学なども大事です。その時に見るべきところがいくつもありますから、そこで少なからず自分に合うのかどうかの判断をするようにしましょう。

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