社会人になってから看護師になるには?難しいと思われている理由と解決策を紹介!

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#1982 2022/10/24UP
社会人になってから看護師になるには?難しいと思われている理由と解決策を紹介!
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社会人になってしまうともう看護師にはなれないと思っていませんか。確かに社会人から看護師になるにはどうしたら良いかがわからず、難しいと思われていることもよくありますが、看護師になる道はあるのであきらめないようにしましょう。

社会人が看護師になるのは難しいと思われているのはなぜなのでしょうか。実際には社会人になってから看護師を目指して就職に成功している人もいます。この記事では社会人が看護師になるには何が必要なのか、なぜ難しいと言われているのかについて解説します。そして、看護師になるための解決策を紹介するのでぜひ参考にしてください。

#社会人が看護師になるには?

社会人が看護師になるには何をする必要があるのでしょうか。まずは看護師になるためにやらなければならないことを一通りチェックしておきましょう。

##看護師免許の取得が大前提

看護師になるには免許の取得が大前提になります。看護師の仕事は国家資格がなければできません。看護師国家試験を受けて合格すると免許を手に入れられます。社会人でも看護師国家試験は受けられますが、受験資格を取得しなければなりません。誰でもすぐに試験を受けられるわけではないので注意しましょう。

##看護系の大学・短大・専門学校の卒業が必要

看護師国家試験の受験資格を手に入れるには厚生労働省によって定められている要件を満たす必要があります。看護師になるために必要最低限の技術を身につけているかどうかを判断する基準として定められているのが受験資格です。看護系の大学、短大、専門学校で課程を修了するのが一般的に求められている条件です。看護師養成校として認められていればどの学校を選んでも構いません。大学は4年制ですが、短大や専門学校は3年制が一般的なので短い期間で受験資格を得られます。

##准看護師から看護師になる選択肢

看護師になるには准看護師になってから国家試験を受ける道もあります。社会人が看護師になろうとしたときによく選ばれている方法です。准看護師になって実務経験を7年間積むと、2年間の通信制看護師養成所のカリキュラムをこなすだけで国家試験を受けられます。准看護師になった時点で仕事を始められるので、社会人になってから看護の仕事をしたいという人から人気がある方法です。

#社会人になってから看護師になるのが難しいと思われている理由

社会人になっても看護師になることはできますが、なぜ難しいと思われているのでしょうか。看護師になるには何が必要だったかを思い返しながら、社会人にとって厳しい理由を見ていきましょう。

##学校に通う時間を確保するのが難しいから

社会人になって仕事をしていると、学校に通う時間を確保するのは難しいでしょう。平日の昼間は働いているとしたら、全日制の学校に通うのは現実的に不可能です。フルタイムではなくパートタイムで働いていたとしても厳しい場合が多いでしょう。
平日は学校に行って週末はパートで働くというやり方は不可能ではありません。また、学校が終わってから夜に仕事をする方法もあります。逆に定時制の専門学校を選んで、昼間は働いて夕方から学校に通うことも可能です。ただ、3年以上も学校に通いながら働くのは体力的にも精神的にもつらくなる可能性があります。

##実習に行く時間を避けないから

仕事をしている社会人にとって授業よりも切実なのが実習の参加です。看護師養成所では必ず病院やクリニック、介護施設などでの実習があります。平日の昼間に連日施設に行かなければならないので、働いている人には困難です。実習は必修で、出席が単位認定の前提になります。施設による受け入れの都合もあるため、自分の都合で日程を調整することはできません。実習スケジュールが完全に決まっているか、いくつかの候補から選択できるのが一般的です。社会人になってから看護師になるには、実習のために有給休暇を使う必要があるでしょう。

##長い期間がかかるので躊躇してしまうから

社会人が看護師になるには長い期間がかかることを覚悟しなければなりません。すぐに看護師になれないとわかって躊躇してしまうことがよくあります。専門学校に通うことができたとしても、3年間のカリキュラムを履修しなければなりません。准看護師なら全日制の養成所に通えれば期間が短くなりますが、それでも2年間が必要です。社会人になってからあらためて2~3年も時間をかけて学校に通うのはためらってしまうのはもっともなことでしょう。

##卒業できても就職活動で苦労する不安があるから

2~3年の教育を受けて卒業できたとしても、就職活動が難しいという不安が生じがちです。既に社会人として働いている状況で、さらに数年後に就職活動をするとなると年齢的に厳しいと考えるのはもっともなことです。28歳で看護師になろうと思ったら、就職活動をするときには30歳か31歳になっています。30代になって未経験のままでは就職は難しいと考えるのが一般的です。
ただ、看護師の場合には30代でも40代でも未経験で就職しているケースがあります。新卒の人や経験者に比べると不利な面はありますが、就職の道は開けているので心配はありません。

#社会人が看護師になるための解決策

社会人が看護師になるには課題が多いのは確かですが、解決することはできます。社会人が看護師になるための解決策を紹介するので、できるものはすべて生かしていきましょう。

##退職して家族に支えてもらう

社会人として働きながら看護師を目指すのは大変です。可能であれば退職して学業に3年間、専念できる環境を作った方が良いでしょう。家族に相談して支えてもらうのがおすすめです。配偶者がいるなら配偶者に家計を支えてもらいましょう。独身の場合には親に相談して衣食住の不安がないように同居するか、仕送りをしてもらうのが良い方法です。専門学校では奨学金を獲得できることも多いので、自分で資金を得ることも考えましょう。

##家事代行サービスを利用する

社会人が働きながら看護師になるには定時制の看護学校で仕事の時間外に学業に励むことになります。どうしても家事が手薄になってしまうので、家事代行サービスを利用するのがおすすめです。掃除や洗濯だけでなく、料理や育児なども任せられます。家事の切り盛りをしながら仕事も学業も完璧におこなうのは難しいので、利用できるサービスを最大限に生かして負担を減らしましょう。

##准看護師になるのを目指す

看護師になるステップとして、まずは准看護師になるのもおすすめです。准看護師であれば全日制で2年、半日制で3年のカリキュラムで資格を取得できます。准看護師になれば看護師とほぼ同じ仕事ができるようになるので、看護の仕事をしたい人にとって近道です。また、7年間の実務経験を積むと2年間の通信制のカリキュラムを利用して看護師になれます。看護師になるには最低でも11年が必要になりますが、看護の仕事を始めやすい方法です。

##看護師の就職/転職サポートを利用する

社会人が資格を取得してから就職活動をするときには、自分ですべて解決しようとせずにサポートを利用しましょう。看護師の就職や転職をサポートしているサービスはたくさんあります。看護協会は看護師の就職支援をよくおこなっています。公的サービスではハローワークは地域の施設からの募集を広く紹介してもらえるので魅力的です。民間サービスでは転職エージェントや求人サイトがあります。転職エージェントに相談すると書類の書き方や面接の受け方なども教えてもらえるため、年齢や経験の悩みを乗り越えて就職課有働を進められるでしょう。

まとめ

社会人が看護師になるには難しい面もありますが、実現できる可能性が十分にあると理解できたでしょうか。社会人の場合には仕事をどうするか、どのようなスケジュール感で看護の仕事を始めたいかを考えるのが大切です。資格さえ取得すれば年齢を問わずに就職できるチャンスがあるので、計画を立てて看護師を目指しましょう。

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